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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

キュウリを初めて収穫したが

2021-06-30 21:21:53 | 農作業・野菜

 キュウリの2回目の整枝や誘引をする。さっそく天敵のウリハ虫もやってきている。無農薬なので毎年、ウドンコ病の猛攻も受けてきた。葉の様子を見ながらツルの誘引を続ける。すると、20本はある苗のうち2本だけだったが初めてのかわいいキュウリがなっていた。

             

 しかし、葉をよく見ると、黄色い斑点が出てきているのがわかった。「べと病」だ。梅雨が長引くと発生する。雨や散水で土中のカビ菌が葉の裏につき気孔から侵入する。ほおっておくと葉が褐色になりどんどん落葉し収穫にも影響していく。そこで、少しでも斑点があれば容赦なく葉を伐っていくしかない。

                

 ウドンコ病のときも容赦なく葉を落していった結果、収穫はそこそこ順調だった。初めて収穫したキュウリは生のままソーメンに入れ込む。もちろん柔らかくて新鮮だった。「今年もこの調子でお願いします」とお祈りして胃に収めたのだった。体調がいまいちの和宮様も「塩麹で漬けこむからどんとこいですわ」と胸を叩く。来週後半からの収穫が待ち遠しい。

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梅の収穫に枝豆の植え付けに

2021-06-07 22:54:05 | 農作業・野菜

 毎年のようにお世話になっている尾上邸の梅林に朝から娘と直行する。「青梅」を収穫せよという和宮様の勅命が出されたからだ。青梅で作った梅肉エキスは毎朝のジュースには欠かせない健康食材でもあるからだ。ダンボール3箱分をたっぷり収穫させてもらった。小さい梅は梅ジュースにする。

                      

 娘も久しぶりの木登りに意欲満々。いつも以上に表皮がきれいな梅に「これは市場に出しても通用する梅だね」と満足しあう。快く梅林を提供していただいた尾上さんに頭が下がる。しかし、ここ数年そのオープンガーデンにある山野草を盗掘する輩が後を絶たないとがっかりしている。なんとかせねば。

                 

 午前中に梅を収穫した後、午後は枝豆の植え付けをまた二人で行う。大豆づくりならもう少し後半でいいが、いまからだとカメムシの洗礼を受けてしまう。そのため、しっかり防虫網を張っていく。

               

 一人だと一日がかりの作業だがあっという間に枝豆の畑が出来上がる。農業はやはり豊富な労働力が必要であることを痛感させられる。時間がまだあったので、役割を終えた「野良坊」の一斉抜根や桑の実の収穫、水撒きをやっていく。気がついたときは19時になろうとしていた。さすがに疲れたので風呂で汗を流す。スローライフは忙しい。とはいえ、心はいのちを共有する喜びがある。        

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今年初めての桑の実

2021-05-21 22:56:45 | 農作業・野菜

 きょうは一日中大雨だった。土砂崩れがあってもおかしくない大雨だ。そのためか数時間だったが停電ともなった。昨日、雨が止んでいたのをチャンスに桑の樹の周りを草刈りして桑の実を今年初めて収穫する。

      

 久しぶりの桑の実だった。桑の実が完熟かどうかを見分けるのは意外に難しい。実の全体を見ないと赤い実も採ってしまう。しかし、ちょっと見では黒く見える。しかも、完熟を示すように触るとポロッと採れてしまう。これでも、朝の野菜ジュースに入れれば甘い味は確保できる。

    

 樹の周りには赤い実がかなり落ちていた。完熟度は昨年より一週間ほど早いようだ。甘みも6月早々には期待できそうだ。桑の実には、アントシアニンほか鉄分・Ca・K・Mgなど豊富な栄養が含まれている。6月には前々から構想していた「桑の実パーティー」も実現できそうだ。

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コンニャクを植え付けたが

2021-05-15 22:19:23 | 農作業・野菜

 最近、毎日のようにブルーベリーの樹の根元をことごとくほじくる害獣がいる。その。様子からして、アナグマの仕業だろうと当局は断定している。それがエスカレートして、コンニャクを植えようとしていた畝の黒マルチを破る跡もあった。ミミズが狙われているようだ。

               

 それで、あわてて放置状態だったコンニャク芋を植えることにする。芋の一部が腐りかけたものもあったので、その部分を除去して乾燥させたうえで植える。芋は「2年生」くらいの大きさが数の上では多いようだ。これらはセニョールさんからいただいた種を増やしてきたものだが、イノシシの狼藉で畑が壊滅状態になってしまって急遽掘り出した芋だった。

     

 種を植え付けてから周りを抜根した茶の木で防御してみる。これ自体の効果は期待できないがしかし、ここ数日は被害はなくなった。ブルーベリーの樹の周りにも同じように茶の木で防御したらこちらも被害がぴたりとなくなった。これで少しは学習成果が出てくればいいが。   

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草刈機の始動

2021-05-14 23:38:01 | 農作業・野菜

 しばらくぶりの草刈機の登場だ。といっても、背負い式でナイロンコードの草刈機なのだ。もちろん、チップソーの草刈機は早春に使用したが、金属刃だと石ころのある場所には向かない。そのためどうしても、ナイロンコードのほうがきれいできめ細やかな草刈りができる。

 明日は雨が予想されるので夕方あわてて作業に入る。草が濡れると靴も濡れてしまい、それ以上に、「ヤマビル」が出てくる恐れがある。梅雨に入る前に草刈りを終わらせたい。草刈機のメーカーは、「ラニー」という会社だが、今はなくなってしまった。したがって、修理の部品も供給できなくなったということでもある。

            

 10年前くらいに買った草刈機だが、すぐ調子が悪くなったこともあり、部品供給の心配が常にある。さいわい今はなんとかごまかしながらも作動している。メーカーの吸収合併によって部品の確保が難しい。メーカーの系列に関係なく修理してくれる場所が欲しいものだ。

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トマトは半分だけよ!?

2021-05-10 22:23:54 | 農作業・野菜

 苗を確保していたのでトマトハウスを作ることになった。今年は諸般の事情から少なめの苗にしたが、小さいハウスを作ろうと骨組みを作る。毎年この時期、突風でハウスが飛ばされることが絶えないので、最近は単管を埋め込んでいる丈夫なフェンスに寄せて建設している。しかし、昨年の屋根のビニールが破れ放題になっていて修復不能と判断し、新たなビニールにしたが、幅が半分しかないのがわかった。

  

 そのとき、強風が吹き始めてやめようかと思ったが、風が止んだときだけ作業をしながらなんとかその半分のビニールを取り付ける。午後になって続きを始めたが強風はますますひどくなってきたので中断を決定。遠州の風は侮れない。ハウスごと飛ばされないよう支柱を埋め込み結束して補強をしておく。ビニールのパタパタの音が強烈で破れそうなので、パッキングで所々を止め、後日再建に挑むしかない。トマトの植え付けはお預け状態。やれやれ。

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インゲンを植え付ける

2021-05-06 21:31:50 | 農作業・野菜

 和宮様お気に入りのインゲンをやっと植え付ける。種をポットに撒いて育ててきたインゲンがなんとか葉を伸ばしてくれていた。葉はハート形であるのは好感度ばっちりだが、一部に縮れた葉の苗があったのでそれは破棄させてもらった。

     

 ツルありインゲンなので、細身の竹を用意する。裏山で調達したがそれでも足りなくて近所の竹林から補填する。30本以上はあったと思う。手ごろな竹を準備するのもけっこう大変だが、これを市販の支柱でやると経費は馬鹿にできない。竹林の管理を兼ねて利用することにこだわりたい。農業をすることが周りの自然環境にもプラスになるようにするのが「里山」の思想でもあるからだ。今様の言い方をすれば、「SDGs」の実践につながることだが、「SDGs」そのものの発想は新しいもんではないけど。

 

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しょうがないから収穫する!?

2021-04-09 22:39:26 | 農作業・野菜

 畝を作ろうとしていたら、野生化している「キクイモ」が出てきた。いつもそうなのだが、ちょっと掘り出すとまるで露天掘りのように次々収穫できる。あっという間に篭いっぱいとなる。畝づくりの障害になるのでキクイモは除去しなければならない。しょうがないが粛々と収穫する。

    

 野生化するくらいの野菜は栄養価も高い。キクイモは「畑のインシュリン」と言われるくらい糖尿病対策にはうってつけの食材でもある。キンピラのように炒めるとシャキシャキして旨いし、油で素揚げすればおやつとなる。屋外で七輪やコンロの上でアルミホイルに包んで焼けばホクホクの甘い焼き芋となる。オイラは毎年のように味噌漬けをやってきた。それぞれ旨いのではあるけれど、難関はそこまでに至る手間だ。

 泥を落とすのにけっこう時間を取られる。いつも半日はその作業に追われる。2月だとブルブル震えながら寒さと闘う。4月に入ってからのんびりやってもいいじゃないかとわかる。ただしそれ以上になると芽が伸びてしまう。

   

 最近はキクイモの効能が知られてきて、直売所でも見かけるようになってきた。しかし、手間がかかるので儲からないのは間違いない。商品化への道は険しい。ちゃんと栽培すれば形の良いものが取れそうだが、野生化すると形がまちまちでカッテングにも時間がかかる。

 さりながら、稼ぐことを考えずにしぶしぶと収穫しながらも食べていけば毎年平和共存ができる。糖尿病予備軍のオイラにとってもキクイモはその対策のアイテムとなるというものだ。というわけで、野生化も良し、ということになる。わが家の縄文経済は、採集生活が重要な生きる糧なのである。

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こんな「防風・防霜・防獣」法はいかが

2021-03-17 21:13:26 | 農作業・野菜

 畑にソラマメ・エンドウの苗を植え付ける。しかし、風が強いのでエンドウはすぐにも茎が折れそうな気配だ。そこで、隣に山のように積んである抜根した茶木を使うことをひらめく。枯木は長い目で見れば、肥料になるし、ガーデンシュレッダーで粉砕すれば、さらに利用法は広がり効率も良い。

                 

 こうすれば、防風はもちろん、防霜にもいいし、シカやイノシシの侵入もなんとか防御できそうだ。このままでしばらく様子をみていたが、日参していたシカの気配がなくなった。あきらめたのか向うも様子見しているのかわからないが、被害は今のところない。県から出た霜情報に対しても効果はあるようだ。この枯れ茶木利用法はむかしからあったのだろうか。ないとすれば画期的な方法となる。一般的には山のどこかに捨てているようだが、わが裏山にはそんな場所もないし…。

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茶に埋もれたジャガイモ?

2021-03-09 22:44:59 | 農作業・野菜

 昨年収穫しておいたジャガイモを植え付ける。種になりそうな元気なものはなさそうだがそれでも今年は種を買わないで育てることとする。種として保存していないので、昨年の例から、半分収穫できたらラッキーということにする。最近、シカの徘徊が頻繁なのでその防御と防寒・防風を兼ねて、抜根した茶樹を周りに敷き詰める。

    

 なにしろ最近のシカはジャガイモの葉っぱも食べてしまうから始末が悪い。茶木を運搬するのもけっこう重労働だった。しかしそれも、「健康のためのリハビリなんだ」と思い直して往復の単純労働に精を出す。抜根した山からめぼしいものを引き抜くのにも力がいる。腰を落としてゆるりと引っこ抜くと久しぶりに汗が流れる。キツツキの地鳴きが聞こえてくる。

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