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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

里芋をダッチオーブンで

2021-12-20 22:57:02 | 農作業・野菜

   今まで里芋をダッチオーブンで焼いたことがなかったので、急遽焚き火でやることにする。
 さいわい、強風もなかったし、燃やす残骸もたまっていたので、ドラムカンかまどを使う。
 いちばん下には竹の枝を敷く。その上に、いくつかの木の枝を積んでおく。というのは、竹の葉を燃やすとその火の粉が舞い上がり、延焼の危険もあるからだ。



 おかげで、里芋も焦げることなくほどよく焼くこともできた。ついでに、その消し炭で烏賊を七輪で焼くことも忘れない。
 焚き火という風物詩もなくなってしまいそうな昨今、その暮らしのなかの文化がいとおしい。珍しく3時間という短時間でささやかな儀式を終わらせる。
 遅い昼食にほくほくの里芋と海老芋、烏賊が献上されたのはいうまでもない。

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前掛けにこもる創業者精神

2021-12-17 22:12:26 | 農作業・野菜

 先日、山猿さんから立派な前掛けをいただく。これは〈帆前掛け〉といって帆船の丈夫な帆布で作られたことに由来するらしい。醸造業に多く使用され、木箱運搬の引っ掛かりにも耐えられる丈夫さや汚れ解消に重宝だった。そういえば、オイラの少年時代、前掛けを肩に掛けて木箱の酒を運んでいたのを想いだした。

 1662年に酒造業を長野で創業したという宮坂醸造は360年くらいも続く老舗だ。味噌は1916年に開始し、〈宮坂醸造kk〉を名乗る。終戦直後のビタミン不足をふまえてビタミン入り味噌を発売し、業界初の袋詰め味噌を流通させる。
 したがって、この前掛けはその頃の怒涛のような心意気がこもっている。その後、社名を〈神洲一味噌kk〉したのが、2017年。現在はフリーズドライ食品や海外進出をはたしている。〈神洲一〉とは信州一とか日本一とかの野望がこもっているのだろう。
 山猿さんの親父さんは魚屋だったというから、そのルートから店にあったのにちがいない。
 この前掛けを腰にしゃきっと結んで創業者精神に想いを馳せていけたらと思うばかりだ。

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搾油機を入手したが❗

2021-12-15 21:07:10 | 農作業・野菜


エゴマの種を収穫したものの油にすることができないでいた。そこで、オランダ製のピテバという手動の搾油機をネットから入手した。貧しい農家向けに開発したものだという。なるほどおいらにぴったりだ。日本製のものがない。電動ならあるが5万以上もする。
 とりあえずオランダ産のものを組立たてる。がしかし、部品があまってしまう。それはつまりこの機械を使うには頑丈な枠を作れというわけらしい。説明がない。日本の〈取説〉がいかに親切かを思い知る。
 仕方なく、廃材を駆使して枠をやっと造る。まもなくエゴマを乾燥させて油搾りに到達する。やっとゴールに近づいた。

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坂上忍を護れないものか!

2021-12-13 21:32:31 | 農作業・野菜

 フジテレビ〈バイキング〉で活躍中だった坂上忍が降板するという。日大の闇をえぐった報道は溜飲を下げる発言が見事だった。彼が降板するとなるとますますメディアの劣化に拍車がかかる。
 前々から彼の突っ込みはフジ路線からはみだすもので、いずれ当局との衝突は避けられないとみていた。当たり障りのないキャスターが徘徊するメディアの行き先は愚民化を産むしかない。これで同調圧力が磨きがかかる。

 いまも接続は遮断状態なのでスマホからだ。来週に新しいモデムが来る。ネット社会のこの遅さに愕然とする。巨大企業の硬直化が致命的だ。だから、世界から遅れるのた。

 

 

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まぁーだだよ❗

2021-12-10 21:07:27 | 農作業・野菜
いまだ接続できず指を咥えています。今までだったら一日たてば自然に治るのに今回は手強い。いましばらくお待ち下さい。トラブルのノウハウが適切に解消できないネット社会はじつは発展途上中ではないか、と思えてならない。
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またもや接続不能

2021-12-08 22:54:33 | 農作業・野菜
光通信がまだ開通していなくて、ADSLがまだ現役だ。たびたびネットが止まってしまう。今まで電源を再起動すればなんとかなっていたがきょうはまったくらちが明かない。過疎地は見捨てられたのだろうか?スマホからメールでブログに繋ぐしかない。
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トマトハウスを死守したけれど!?

2021-11-27 22:29:54 | 農作業・野菜

  一昨日は風が強い一日だった。トマトハウスが狙いうちされた。頑丈に作ったつもりだったが、解体を始める途中だったのでビニールがうるさく風で舞うばかりだった。ハウスが飛ばされそうになったのでまずは体を重しにする。パイプの支柱が一部折れていた。風が収まったころにいそいそと解体を始める。もっと早くやればいいんだけどね。

            

 トマト栽培に雨除けは必要ない、つまり効果は期待できないという人もいるようだ。基本的には雨による病気の感染対策と言われている。近所からもそのように言われてきた。トマトハウスづくりは風で飛ばされないようにするには一日がかりで作らなければならない。風のある日にはビニールを張るのが一苦労だ。

            

 来年はハウスなしでやってもいいかなという気がしてきた。要するに、病気に弱いのは大玉トマトだ。屋根をしていても突然枯れてしまうこともしばしばだった。ミニトマトは屋根がなくても育つというのがが実感だ。トマト栽培一つとっても思うような成果はなかなか出ない。

 農業の深さを痛感する。その意味で、プロの農家の実力はいつも感心させられる。野菜で銭をいただく厳しさから学ばなければならないが、家庭菜園には緩やかな抜け道があるのがいいが。農業は生きる糧にはしても稼ぐ仕事にしてしまうとやっぱり失うものがある気がしてならない。

 

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本日は閉店

2021-11-26 21:07:57 | 農作業・野菜

本日は終日接続が悪く閉店とします。突風がひどい一日だったのでそのせいかなー?光ケーブルも来年にならないと通じないとのことだし。

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日本だけが食用栽培しているゴボウ

2021-11-25 22:14:24 | 農作業・野菜

 そろそろ、霜の心配も出てきたので先日あわててゴボウを収穫する。夏にはミニゴボウとして収穫したのに、しばらく放任していたら7~8cmくらいもある樹の根っこにもなってしまったようで、発掘に苦労する。ツルハシやスコップを動員したが、もちろん先端まで掘り出せなかった。さいわい、畑の土壌が悪かったせいか、多くの根は真っ直ぐに伸びていなかった。(画像は太い根っ子が一番下にあってよく見えない)

      

 さっそく、和宮様はじきじきに圧力鍋を駆使してゴボウを柔らかく調理をなさっていた。定番のキンピラごぼうは食べ出すと止まらなくなる。さらに、イノシシの肉に畑で採れた冬瓜・大根・ニンジンにゴボウを投入して煮物にする。何とかご相伴にあずかりホクホクで柔らかいゴボウを味わう。あの太い根っ子のようなゴボウがかくなる柔らかさとゴボウらしい旨みと匂いを発揮しているのが驚き桃の木山椒の木だ。

 ユーラシア原産の薬用だったゴボウを日本独自の工夫と技術で栽培に成功。世界でも日本だけが多様な食用栽培をしている。キンピラは関東以北、たたきごぼうは近畿圏という食文化の領域もあるようだ。風邪や皮膚炎にきく漢方薬としても効能がある。ありがたーい野菜だ。 

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遅植えの白菜を防寒する

2021-11-16 20:57:19 | 農作業・野菜

 白菜の種蒔きをしたものの、陽当たりが悪くなかなか芽が出なかった。先月末、なんとか芽が出たのであわてて畝に定植する。今月に入って山間部らしく霜が降りそうな寒さが続く。そのため、またもやあわてて刈り取ったススキを周りに漉き込む。また、いただいたわらも併用する。

               

さらに、幅の広い傍観用の不織布がなかったので、手持ちの薄い布を掛けてべた掛けもどきとする。プラポールのトンネル支柱を縦横に配置してみる。来年には結球するのだろうか、まったく自信がない。まずはこの冬を乗り越えることだ。

               

 そして、畝の周りに抜根した茶樹を配置して重しにし防風と防寒を兼ねる。結球した時の白菜の紐縛りや収穫のときはこの茶樹は邪魔にはなるが、踏みつぶしてそのまま肥料にもしようという魂胆だ。うまくいけば白菜漬けできる量がほしいと今から皮算用する。

 白菜は日清・日露戦争の頃から苦労しながら栽培されたらしい。つまり歴史としては新参者だった。白菜は日本の伝統野菜のように日本人の暮しにすっかり浸透していると思い、意外だった。先人たちの栽培の奮闘を心して舌で確認したいものだ。これでなんとか冬越ししてくれ、頼むぞ白菜!?

 

 

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