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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

日本に20台しかないケーターハム車発見!?

2018-07-19 21:35:18 | 自動車・エンブレム

 乗用車のフロントロゴの面白さを知ったのはここ数年のことだ。しかし、かっこいい車の全体の魅力も外せない。ここに没入してしまうときりがないが、春に見つけた「ケターハム(CATERHAM)」のスポーツカーの「セブンスプリント」は、世界で60台の限定発売で、日本には20台しかないという。

 

         

 そのうちの1台を天竜で発見。見るからにレトロな車だがスポーツカータイプだ。車体の後方にエーモンのタイヤを積んでいる。ケーターハム社は、1973年イギリスで設立された従業員も少ない職人気質あふれる小規模自動車メーカー。

 

          

 正面にはシンプルで控え目なエンブレムがボタンのようにつけてある。しかし、ロゴには生産はグレイトブリテンと大英帝国の名前を冠しているところに職人の気負いがある。緑深いこの中山間地の国道を疾駆する姿は都会より格好がいいのは確かだ。

 

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軽自動車はドイツ車だった

2018-07-12 22:19:11 | 自動車・エンブレム

 中山間地の自動車で外車を見る機会はなかなかない。その多くは、スズキ・ホンダ・ダイハツなどの軽自動車が圧倒的だ。そんなかで、見かけないロゴの軽自動車を発見。調べてみたら、ドイツの「smart」社の軽自動車だった。日本の軽自動車とみかけは変わらない。ロゴの「C」は、タイヤとステアリングホイールのサークル及びコンパクトの「C」を表し、隣の矢印は先進性を表現。ダイハツの「ムーヴキャンパス」の円形だけのロゴに似ている。

 ちなみに、「smart」車の「S」は、創業どきの時計会社swatchの「S」と、メルセデスベンツの「M」、それに芸術の「art」との合成。さらに、英語のsmartも考慮したもの。しばらく赤字続きだった経営だったが、消費者の近年の環境重視志向から小型車人気が出てきて黒字に転化。車のロゴを追っていくとそんな世界も見えてくるのが面白い。

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BかVかシンプルデザイン

2018-07-04 22:04:29 | 自動車・エンブレム

 最初に見たトヨタの「ブレイド」のロゴは、英文字なのかどうかわからなかった。というのも、Bならわかりやすいが小文字の「b」だと想定を越える。英語のBLADEでは「刃」を表し、「人を魅了する鋭さをもった車」として個性的な仕様をかけて2006年に発売されたが、売れ行きが伸びず、2012年に生産終了。「マーケットを切り拓きたい」というロゴにこめられた願いもかなわず撤退だ。モデルチェンジもされない一代限りの貴重な車種ともなった。どうりでなかなか見かけないわけだ。

 

        

 これもトヨタにしてはシンプルな「ヴィッツ」の「V」ロゴだ。1999年の発売当初さっそく「日本カーオブザイヤー」を受賞。欧州でも人気がある世界的な車種。ロゴの意味は、英語でいう鮮やかの「vivid」と、ドイツ語でいう機知の「witz」との造語だという。造語が好きなトヨタだ。

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「シボレー・コルベット」だった

2018-06-26 22:22:03 | 自動車・エンブレム

 先日、高速道路を車で走っていたところ、初めて見るかっこいい流麗なスポーツカーを発見。サービスエリアにも駐車していたのでデジカメを向けたがバッテリー切れで撮影できず。あとで調べたら、GM社の「シボレー・コルベット」だったのがわかった。1954年に第1号を販売してから、アメリカの代表的なスポーツカーとなる。7回ほどモデルチェンジするたびにロゴを変えているようだ。「コルベット」とは、小回りが利き操舵性能が良いと言われる小さな戦艦。

 

          (画像はネットから)

 ロゴの左側は、自動車レースのゴールでよく見られる「チェッカーフラッグ」。日本では市松模様。右側は、シボレーのロゴとフランス王室の紋章。創始者の「ルイ・シボレー」がフランス系アメリカ(スイス生まれ、フランス育ち)人という。二つのフラッグが交差したクロスフラッグがV字になっているが、最新のロゴはV字が今までより急峻だ。モダンとテクノロジーを表現しているというがどの部分をさしているのかはわからない。

     

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シンプルな頭文字ロゴ

2018-04-29 20:32:56 | 自動車・エンブレム

 トヨタ車のフロントエンブレムには凝ったものが多いが、車名の頭文字をほぼそのままロゴにしているものもある。ときどき見かける「ノア」は、「ノアの方舟」とは関係がないという。英語で優しい語感の人名を表すというが、日本人にはピンとこない。「ノアなら叶う、夢がある」という初期のキャッチフレーズはいいね。

 

                   

 トヨタの「シエンタ」は、7人乗りの「7」のスペイン語Sieteと英語の「楽しませる」のentertainとの造語だという。左右に配置されている点が「7」個であるのもこだわりが伝わってくる。車が駐車したときの背景がそのまま写ってしまった。

 

      

 トヨタの「ラウム」は、英語のRoom(部屋)に相当するドイツ語Raum(空間)から由来している。1987年に生産・販売、2011年生産終了というから、これからは絶滅危惧種のロゴとなる。道理でなかなか見ないわけだ。大型連休は車のエンブレムに出会うチャンスだって?

  

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紅茶じゃなくてイタリア高級車だよ

2018-04-14 22:19:30 | 自動車・エンブレム

 ついにあのイタリアの超高級車「マセラティ」を目撃。まるで紅茶のブランド名みたいだが、創業者三兄弟の名前だ。1914年イタリアのボローニャで設立したスポーツカーメーカー。ちなみに、「マサラティー」はインドの紅茶でとっても美味なのだ。

 

                   

 ボローニャのシンボルは、お笑いのネプチューンではなくローマ神話・海の神ネプチューンだ。彼が持っていたのが三叉の銛(サンサノモリ)。これは創業三兄弟の結束も表すという。

 

                 

 「マセラティ」は、1993年以降はフィアット社の傘下に入るが、名前は変らない。インドの「シヴァ」神も同じような三叉槍を持つが、日本の仏像や石仏も同じものを持っているのがまた神話と現代をつなぐ東西文化の融合を感じる。

 気になっていたエンブレム・イタリアのマセラティにやっと出会えたが、こうして偶然に出会えるのが路上観察の醍醐味だ。駐車場は文化の集積点なのだとつくづく感心する。 

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ニッサンのグロリア・セドリックだった

2018-03-01 21:27:00 | 自動車・エンブレム

 娘が「珍しいマークがあるよ」と教えてくれた高級な車のエンブレムの画像を撮ってみた.。しかし、どこのメーカーのものかしばらくわからなかった。アメリカの老舗「リンカーン」に似ていたがどうも違う。

                

 しかも立体のエンブレムも着いている。そのうちにそれは日産の「グロリア」であるのが偶然わかった。宮内庁に納入していた「富士精密工業」(のちのプリンス)が現天皇・皇后の成婚を記念してラテン語の「栄光」を意味する「グロリア」だったのだ。したがって、エンブレムは十字ではなくツルをイメージしているという。

      

  

 そうして日産がプリンスと合併してそれは「セドリック」として受け継がれ、シニア層の人気高級車となっていったようだ。セドリックとは、バーネットの『小公子』の主人公の名前だ。

 

          

 最近よく目にするセドリックのロゴは、日産の「N」を左右対称に切ったものとか、切ったものを分解してLとLとを組み合わせたものなどがあるようだ。ニッサンのエンブレムのほとんどが「NISSAN」の表示が多く車種別のロゴは珍しいが、トヨタのセンスには及ばない気がしてならない。

 

            

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絶滅危惧「車」=「オペル」

2018-02-22 22:07:53 | 自動車・エンブレム

 地味なフロントエンブレムの「オペル」を発見。ドイツのオペルさんが創業したものだが、現在はフランス系のプジョーシトロエンに買収されてしまった。ロゴは、「稲妻」を表し、結束とか強さ・テクノロジー・ダイナミックとかを表現しているそうだが、日本では新車の販売はなくなった。つまり、在庫だけの絶滅危惧「車」というわけだ。どおりでなかなか会えなかったわけだ。

 

                

 最近、軽自動車でもかわいい「葉っぱ」のデザインに出会う。これはトヨタの子会社「ダイハツ」の、社運を賭けて低燃費と安い価格で実現した「ミラ・イース」だ。「イース」とは、エコロジーとエコノミーの「E」と、スマートの「S」をかけた造語だ。これらの表現と葉っぱとがどうかみ合うかはよくわからないが、これを運転している女性が多いので、女性には人気がありそうだ。エンブレムの中央のマリンブルーのような緑色が際立つ。       

 

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ガンダムのジオン公国のトヨタ車?

2018-02-17 17:26:47 | 自動車・エンブレム

 近くの駐車場で珍しいフロントエンブレムを発見。このロゴは、機動戦士ガンダムに出てくる「ジオン公国」の紋章だった。トヨタがガンダムのジオニック社と提携してWeb上で設立した仮想会社を設立。宇宙の公国ということだが、おじさんにはついていけない世界だ。ロゴの意味もよくわからない。タイヤが手彫りの文字が彫られていたらしいが気がつかなかった。若者をターゲットにしたトヨタの柔軟性に感心する。

 

                 

 会いたいと思っていたフランスの「シトロエン」にここひと月の間にバタバタと会えた。デザインにある山型歯車で財をなしたアンドレ・シトロエンが自動車業界に参入。奇抜なメカ・デザイン・広告で注目を浴び、大統領専用車を提供するなど成功をおさめたが、経営不振に陥り、現在は「プジョー」の傘下。ほんとうに、自動車業界の競争は厳しいものがある。

 午前中にバイオトイレの糞尿を肥料にしたが、午後から小雪がちらつきはじめ強風とつるんで吹雪状態となる。おかげで、オリンピックのフィギュアをしっかり見ることができた。羽生結弦選手の奇蹟的な復活、宇野昌磨選手のかわいいセクシーさが輝いて見えた。

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ポルシェとジャガーを発見

2018-02-09 20:00:56 | 自動車・エンブレム

 ひときわ目立つ「ポルシェ」を発見。車のエンブレムには、中央の「跳ね馬」はドイツのシュトウットガルト市の紋章で、日本語では「馬の園」の意味。とげとげのデザインは本社がある州の紋章の「鹿の角」。黒と赤のカラーは知性を表し、地の金色は大地の豊穣を表現するという。

 

              

 ポルシェは、第二次世界大戦で戦車などの軍用車生産に関与したことで、戦後、戦犯として逮捕収監されたが、その後再建。一時、フォルクスワーゲンを買収したこともあるが、現在は逆転しワーゲンの傘下に下っている。スポーツカーの勇者は傷だらけの波乱万丈の歴史だった。だから、かっこいいのかもしれない。

 

                      

 イギリスの「ジャガー」も負けてはいない。ボンネットにはジャガーの正面の顔、後ろには有名な跳びかかったジャガーの勇姿を配置。オートバイのサイドカー製造から創業した同社は、王室御用達の公用車を製造するまでに成長。ルマン24時間レースでもたびたび優勝するなど、機能・美しさ・速さと燦然と高級車として君臨。

 

                          

 ジャガーの立体的なエンブレムが「歩行者への衝突安全性」が懸念されてから、その立体マスコットがなかなか見られなくなってしまう。さらには、なんども経営危機に陥り、ついにはフォードに買収され、今はインドのタタモーターズの傘下に入るという自動車業界の過酷な競争原理にさらされている。

  

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