日焼けサロンと癌。

日本でもおなじみの日焼けサロン。パリにも、もちろんあります。その日焼けサロンをめぐる話題をひとつ。


先日のmetro(メトロ紙)ですが、見出しは“日焼けは健康を重大に損なう”というもので、UVが皮膚がんなどを誘発する危険性を訴えています。

フランス人を対象に実施されたある調査で、最も心配な病気を三つ挙げてもらったところ、実に92.3％の人が癌に言及したそうです。この数字はエイズや心臓血管の病気よりも多いもので、いかに癌がフランス人の間で恐れられているかを物語っています。しかし、皮膚がんの原因になると言われているにもかかわらず、日焼けサロンに通う利用者は増えています。専門家は、少なくとも若者が日焼けサロンに行くことは禁止すべきだといっているそうです。因みに日焼けサロンを最も利用しているのは、やはり日照時間の少ない北欧諸国。女性の70％、男性の50％が利用しているそうです。


上の写真は、パリで最もよく目にする、日焼けサロンのチェーン店です(point soleil：point chaud＝「ホットな話題」のchaud(暑い)をsoleil(太陽)に置き換えたネーミングではないかと思われます)。料金は、1回5ユーロから。プリペイドカードは45ユーロだそうです。パリ土産に、一度体験してみてはいかがですか？　私ですか？　もちろん、遠慮しておきます。

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