今週はお盆休み、という方も多いのではないでしょうか。夏休み中にもかかわらずご訪問いただき、ありがとうございます。
もう、みんな、夏休み。もちろん、フランスの政治家たちも。ただ、「改革」の名の下に、慣例・前例をことごとく覆しているサルコジ大統領は、ヴァカンスの場所選びでも個性を発揮しています。今までフランスの首脳は、フランス国内あるいはヨーロッパ内で夏休みを過ごすのが一般的だったようですが、サルコジ大統領は、アメリカへ。マイクロソフト社の役員が所有するというニューハンプシャー州の湖畔の別荘に滞在。この別荘、敷地はなんと約1万3,200平方メートル。寝室8つにプライベートビーチ。因みに、賃貸料は1週間で3万ドル(約350万円)とか!
しかも、この別荘、ブッシュ大統領の父・ブッシュ元大統領がメーン州に持つ別荘に近いということで、休み中にもかかわらず、11日、ブッシュ家の別荘で昼食を共にしながらの非公式会談。この別荘に招かれる賓客は、盟友・親友と言うことだそうですので、親米路線を取るサルコジ大統領、早速、親友の仲間入りです。
シラク政権下では特にイラク派兵をめぐって関係が悪化していたアメリカとフランス。メディアはサルコジ大統領の親米路線をどう見ているのでしょうか。
12・13日付のル・モンド紙の風刺漫画です。英語が下手で申し訳ないというサルコジ大統領に、イエスだけを言えばいいのだからと迎えるブッシュ大統領・・・対米関係が改善するのは良いとしても、軍門に下るようなカタチでは困りものということでしょうか。
同じページには、“Sarkonapoleon”(サルコナポレオン)流の積極スタイルがアメリカを魅了、という見出しも出ています。積極的で、活動的なのは良いが、一歩間違うとナポレオン1世に。そんな危惧もあるのかもしれません。そういえば、サルコジ大統領が息子のルイ君を“Dauphin Louis”(ルイ王太子)と呼ばせているという噂も一部にあったりするようです。しかし、さすがのサルコジ大統領でも御せないものがある。そう、セシリア夫人です。今回のブッシュ家での昼食会も体調不良を理由に欠席したそうです。
こうした、大統領自ら率先しての「アメリカへ」という空気を反映してか、こんな広告が最近目を引きます。
「アメリカ永住権抽選プログラム」の広告です。まだやっていたんですね。移民受け入れ先を多様にしたいと、抽選でグリーン・カードを認めるアメリカの移民政策。毎年55,000人に永住権が。アメリカに住む・働く・学ぶ・・・選挙権以外は普通のアメリカ人と同じ権利が与えられるそうです。多様化ということで、すでに移民の多い中南米などは対象からはずされています。フランスからの移民は少ないのでしょうね、このプログラムの対象国になっているようです。もちろん、日本もその対象国。
さて、サルコジ政権下のフランスでは、アメリカへ、アメリカへと、草木もなびくことになるのでしょうか。
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もう、みんな、夏休み。もちろん、フランスの政治家たちも。ただ、「改革」の名の下に、慣例・前例をことごとく覆しているサルコジ大統領は、ヴァカンスの場所選びでも個性を発揮しています。今までフランスの首脳は、フランス国内あるいはヨーロッパ内で夏休みを過ごすのが一般的だったようですが、サルコジ大統領は、アメリカへ。マイクロソフト社の役員が所有するというニューハンプシャー州の湖畔の別荘に滞在。この別荘、敷地はなんと約1万3,200平方メートル。寝室8つにプライベートビーチ。因みに、賃貸料は1週間で3万ドル(約350万円)とか!
しかも、この別荘、ブッシュ大統領の父・ブッシュ元大統領がメーン州に持つ別荘に近いということで、休み中にもかかわらず、11日、ブッシュ家の別荘で昼食を共にしながらの非公式会談。この別荘に招かれる賓客は、盟友・親友と言うことだそうですので、親米路線を取るサルコジ大統領、早速、親友の仲間入りです。
シラク政権下では特にイラク派兵をめぐって関係が悪化していたアメリカとフランス。メディアはサルコジ大統領の親米路線をどう見ているのでしょうか。
12・13日付のル・モンド紙の風刺漫画です。英語が下手で申し訳ないというサルコジ大統領に、イエスだけを言えばいいのだからと迎えるブッシュ大統領・・・対米関係が改善するのは良いとしても、軍門に下るようなカタチでは困りものということでしょうか。
同じページには、“Sarkonapoleon”(サルコナポレオン)流の積極スタイルがアメリカを魅了、という見出しも出ています。積極的で、活動的なのは良いが、一歩間違うとナポレオン1世に。そんな危惧もあるのかもしれません。そういえば、サルコジ大統領が息子のルイ君を“Dauphin Louis”(ルイ王太子)と呼ばせているという噂も一部にあったりするようです。しかし、さすがのサルコジ大統領でも御せないものがある。そう、セシリア夫人です。今回のブッシュ家での昼食会も体調不良を理由に欠席したそうです。
こうした、大統領自ら率先しての「アメリカへ」という空気を反映してか、こんな広告が最近目を引きます。
「アメリカ永住権抽選プログラム」の広告です。まだやっていたんですね。移民受け入れ先を多様にしたいと、抽選でグリーン・カードを認めるアメリカの移民政策。毎年55,000人に永住権が。アメリカに住む・働く・学ぶ・・・選挙権以外は普通のアメリカ人と同じ権利が与えられるそうです。多様化ということで、すでに移民の多い中南米などは対象からはずされています。フランスからの移民は少ないのでしょうね、このプログラムの対象国になっているようです。もちろん、日本もその対象国。
さて、サルコジ政権下のフランスでは、アメリカへ、アメリカへと、草木もなびくことになるのでしょうか。
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毎日一つずつ おりこうさんになっていく気がします
しかし・・・
今日私が一番気になった事はといえば・・・
『アメリカ永住権抽選プログラム』の広告の↓にあるカエルみたいなグリーンの椅子
なぜ?そんなに椅子と椅子の間隔が広いの?
きっちりつまった椅子は日本だけなの?・・・・と思ったしだいで
どないですか?
面白いところに気付きますね。椅子の間隔・・・今でもきっちり隣り合わせになっているところも多いのですが、こうして間を離したところも、結構あります。どうしてか・・・住まいのない人が椅子に横になっていることも多く、その対策、という人もいますが・・・調べてみましょう。
今年、私の親友はアメリカで実力で、グリーンカードを取得しました。私は抽選を今後も狙います!
そうですか、9年連続でチャレンジ! 今回こそは、当たると良いですね。抽選だけに、運を天に任せるしかないですが、ぜひ、当選され、永住権を得られますように!