パリの街を歩いていると、手回しオルガンの演奏に出会うことがあります。よくやっているのは、以前ご紹介したサクレクール寺院のそば、似顔絵描きの多いテルトル広場脇ですが、それ以外でも、街中で時々出会うことがあります。
手回しオルガンは、その大きさにより3タイプに分けられるそうです。上の写真でおじさんが演奏しているのは中型のもの。ストリート・オルガンといわれ、手押し車などに載せて持ち運び、ハンドルをまわして演奏するものです。
そして、大型は、フェア・グランド・オルガン、あるいはダンス・オルガンといわれています。
この大型手回しオルガンに出会ったのは、2区にあるla rue de Choiseul(ショワズール通り)。先週、この300mほどの短い通りで屋外の物産展が行なわれていました。
アルザス地方やコルシカ島など、フランス国内各地の名産品、
そして、イタリアやカナダのケベック州など国外の特産品が、通りの両側に設けられたテントで展示即売されていました。
もちろん、どこの特産品かわからない、下の写真のような品々も混じっていましたが・・・
で、やはり、集客の目玉は手回しオルガン。1750年頃からの歴史をもつ楽器で、大型のフェア・グランド・オルガンは穴をあけたボール紙(ペーパーロール)によって曲を演奏します。シロフォン(木琴)やヴァイオリン、フルート、ドラム、トロンボーンなど多くの楽器の音色を出すことができるとか。いろいろな装飾を施したつくりやパイプの前に取り付けられた人形なども人気の秘密だそうで、この日も子どもたちがまわりに集まっていました。
こうした外見からも分かるように、遊園地やサーカスの雰囲気があり、巡回ショーが多く行なわれた20世紀初頭がその人気のピークだったそうです。フランスのリモネール社、カビオリ社が有名なメーカーだそうで、この日使われていたのもリモネール社製のもの。オルガンの前には“l'orgue limonaire”(リモネール・オルガン)と表示されていました。リモネール社は1840年パリで創業された老舗。今では、リモネール・オルガンというように、大型手回しオルガンの普通名詞になっているようです。
アコーデオンに負けじと、手回しオルガンが街角でフランスらしい音色を響かせ、旅人をパリへと誘っています。
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手回しオルガンは、その大きさにより3タイプに分けられるそうです。上の写真でおじさんが演奏しているのは中型のもの。ストリート・オルガンといわれ、手押し車などに載せて持ち運び、ハンドルをまわして演奏するものです。
そして、大型は、フェア・グランド・オルガン、あるいはダンス・オルガンといわれています。
この大型手回しオルガンに出会ったのは、2区にあるla rue de Choiseul(ショワズール通り)。先週、この300mほどの短い通りで屋外の物産展が行なわれていました。
アルザス地方やコルシカ島など、フランス国内各地の名産品、
そして、イタリアやカナダのケベック州など国外の特産品が、通りの両側に設けられたテントで展示即売されていました。
もちろん、どこの特産品かわからない、下の写真のような品々も混じっていましたが・・・
で、やはり、集客の目玉は手回しオルガン。1750年頃からの歴史をもつ楽器で、大型のフェア・グランド・オルガンは穴をあけたボール紙(ペーパーロール)によって曲を演奏します。シロフォン(木琴)やヴァイオリン、フルート、ドラム、トロンボーンなど多くの楽器の音色を出すことができるとか。いろいろな装飾を施したつくりやパイプの前に取り付けられた人形なども人気の秘密だそうで、この日も子どもたちがまわりに集まっていました。
こうした外見からも分かるように、遊園地やサーカスの雰囲気があり、巡回ショーが多く行なわれた20世紀初頭がその人気のピークだったそうです。フランスのリモネール社、カビオリ社が有名なメーカーだそうで、この日使われていたのもリモネール社製のもの。オルガンの前には“l'orgue limonaire”(リモネール・オルガン)と表示されていました。リモネール社は1840年パリで創業された老舗。今では、リモネール・オルガンというように、大型手回しオルガンの普通名詞になっているようです。
アコーデオンに負けじと、手回しオルガンが街角でフランスらしい音色を響かせ、旅人をパリへと誘っています。
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pinkyさんから教えていただきワクワクとページを拝見いたしました イメージの中だけのフランスとは違ったフランスや イメージと同じフランス・・・をとっても楽しませていただきました
まだ全てのページは網羅できておりませんが 日々のおたのしみ・・・にさせていただきます
ご縁の日のタイトルが“手回しオルガン”で良かったなぁ(難しいタイトルならコメントできませんので)・・・と深く安堵した次第です
こちらは本日より入梅です 我が家の紫陽花もそろそろ満開になりそうです
コメントありがとうございます。
pinkyさんのご紹介で広がる「友達の輪」・・・本当に感謝です。ぜひ楽しい輪が広がってもらえればと思います。
こちらでも紫陽花が咲いています。今日もサン・マルタン運河沿いを歩いたら、紫陽花がきれいに咲いていました。
これからも、ご訪問・コメント、よろしくお願いします。
紫陽花と言えば、素敵な本を見つけましたフランスでの紫陽花の人気がわかる写真いっぱいの本です。。
落合邦子著「花でめぐるフランス」です。ノルマンディーに世界一多くの種類が咲く紫陽花園があるのですね。日本生まれの紫陽花がフランスの人々に愛されている事を嬉しく思いました。是非いつの日か訪ねてみたいところがまたひとつ増えてしまいました。
花でめぐるフランス・・・いいテーマですね。味のフランス、美術のフランス、人のフランス。いろいろなテーマがありますね。
時には、素人なりの花のご紹介もしたいと思っています。