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モンマルトル徘徊①

2006-06-21 03:15:12 | パリ
サクレクール寺院を中心に、モンマルトルの丘を歩いてみました。

写真が多いので、2回に分けてご紹介します(毎日更新のため?!)。

今回は、人物編。いろいろな人がいました。もちろん観光客の中にも、そして観光客を迎える側の人の中にも。

まずは、パントマイムというか、一見石膏か何かの像のようですが、実は生きた人間。時々近寄ってきた人の記念写真のお願いに応じて手や顔を動かしたりしていました。身体に塗ったドウランが汗で落ちないよう差していたのでしょう、紺色の日傘が全身の白ととてもマッチしていました。

夏のモンマルトルにスキーの格好の青年が現れました。5~6人の仲間はお揃いのTシャツ。スピーカーで音楽を流しながら、スキーの板と木製のそりを持って練り歩いていましたが、サクレクールの前の斜面をやおらそりで滑り始めました。この青年、結婚の記念に目立つことをしようと、仲間と一緒にこんなことをやったそうです。滑った後は、拍手喝采でした。

次は車椅子のおじさん。胸にマイクを固定させて、しゃべりながら、銅線と布地で器用に人形を作っていました。目や口までつけて、まるでセサミストリートに登場する人形にそっくり。モンマルトルとは特に何も関係ないのでしょうが、記念に買っていく人も結構いました。

大きなオルゴールを回しながらシャンソンを歌っている女性です。暑いせいか、歌うよりも観客とのおしゃべりのほうが長かったですね。面白いおばさんです。

パリといえば、アコーデオン。しかし、枯葉の舞う季節にはぴったりですが、この夏空の下では、ちょっと・・・。パラソルの下で歌っていましたが、元気がなかったですね。

坂道を歩いていると、突然、救急車のサイレンが。すぐ近くの公園で止まったので、見に行ってみました。どうも、暑さの中急な階段を上っていて心臓の調子がちょっと悪くなった観光客がいたようです。パリの救急隊員、てきぱきとした対応で、安心できそうです。

夏の太陽があるところどこでも、すぐ日光浴。サクレクール前の斜面も、ご覧の通りです。

観光シーズン、真っ盛り。観光客も迎える側も、なかなか個性的です。
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