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《父子》アジア賞受賞

2006-10-30 13:35:50 | 東京国際映画祭
アーロン・クォック(郭富城)主演の《父子》はローマ、釜山の映画祭で
高い評価を得ながらも、賞獲得までは至っていなかった。
今回、東京国際映画祭にはアーロンがプロモーションに訪れることができ
なかったが、昨日の授賞式で最優秀アジア賞と芸術貢献賞を獲得、
チャーリー・ヤン(楊采妮)とパトリック・タム(譚家明)監督は壇上で
喜びを語った。

《父子》は非コンペ部門「アジアの風」で上映されたが、(コンペ、非コン
ペを問わずアジアの映画を対象とする)「最優秀アジア賞」を昨日獲得した。
この受賞により同時にコンペ部門の受賞資格を獲得、そこで本選の「最優秀
芸術貢献賞」も受賞した。

チャーリーは壇上で涙を浮かべながら「私はスタッフ、俳優の代表として映
画祭に感謝します。受賞してとてもうれしい。映画に出演して10数年、
タム監督との仕事は、新しい授業をうけたようでした」。また日本のファン
にはウォン・カーウァイ(王家衛)の師匠として認識されているパトリック・
タム監督は「17年ぶりのこの作品が賞をいただき、私は本当に大変うれしい」
と喜びを語った。

現在敦煌で映画を撮影中のアーロンは昨日受賞の知らせを受け、映画会社を
通じ「授賞式に出席できず、とても残念だ。けれど今回の受賞は金馬奨に向
けての自信となった。しかしすべては監督の功労です」とコメントしている。
                      (蘋果日報 2006/10/30)



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