高木歯科の『す』

「巣」のなかには「素」が見える。高木歯科の「素」公開中!

菊鹿合同学術講演会

2009-09-07 00:38:22 | Weblog
アップが遅れてしまいましたが8月22日(土)に菊池郡市歯科医師会館で毎年恒例の菊鹿合同学術講演会が開催されました。
これは菊池と鹿本の歯科医師会が交替で主催しているもので、過去私が出席したものを辿ると口腔ケア、口腔外科、睡眠時無呼吸症候群、などのテーマで大学の先生を招聘して講演を行っていましたが、「もっと身近な生の臨床を出し合い、お互いを研鑽しよう」と今回は会員発表の形式で行いました。
この形式で行うのは今度が2回目なのですが、ともすると歯科医は開業してしまうと他院の診療を目にする機会はあまりなく「井の中蛙」になってしまがちです。そういった意味で、身近な先生方の発表はすごく刺激になります。
今回の発表はこんな内容でした。
Ⅰ.渡邉祐康先生(大津): 欠損歯列の評価法
Ⅱ.高橋裕輔先生(泗水): ある症例に学ぶ
Ⅲ.河原正明先生(山鹿):非外科によるペリオ~長期症例」
Ⅳ.清水幹広先生(鹿本):修復治療における一つのポイント
Ⅴ.高木公康:当院で行っている口腔ケアの実際
歯科では訪問診療、口腔ケアの必要性は叫ばれているものの、まだルーティンに行われているとは言えません。私は何らかの理由で来院できなくなった患者様を訪問して診る、ということは決して特別なことではなく、かかりつけ医として当然だと思います。そのことを会員の皆さんに伝えたくて発表しました。

うれしかったのは、発表の前、症例として出す方のご家族にお願いをした際「訪問診療の普及のためなら喜んで」と言っていただいたことです。
私たちの行っている訪問診療がご家族に受け入れていただいているからだとおもいます。
手前味噌ですが、講演会はむし歯から歯周病、噛みあわせ、そして訪問診療とバラエティに富み、またバランスのとれた充実した内容でした。
講演会が盛況だと懇親会も盛り上がります。
菊池市内で行われた懇親会では、私もメンバーになっているNPO法人「千年の風」にお世話いただき投扇興のアトラクションで鹿本の先生方と懇親を深めつつ、文字通りの暑い夏の夜は更けてゆきました.....

担当の園木先生ご苦労さまでした~

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