高木歯科の『す』

「巣」のなかには「素」が見える。高木歯科の「素」公開中!

セミナー     M・T

2011-04-20 13:33:41 | Weblog
大分前になりますが、2月20日(日)に、題『よみがえれ歯科医院!!』ということで、熊本県歯科医師会館にて行われた講習会に参加してきました。東京都杉並区開業、井萩歯科医院院長の高橋英登先生を講師に招き、接着剤や、歯の固定法、知覚過敏の対処法、これからの歯科は治療から予防の時代に変化しつつあり、ムシ歯は減少したものの、その代わりに歯周病の方が多くなり、高齢者では歯のすり減り<これをTeeth wearといいますが>、これは今後確実に増えてくる分野であることなど、本当に幅広く貴重なお話がたくさんありました


その中の一つにあった、補綴物(いわゆるかぶせ物や詰め物のこと)について、患者さんにとってもいいお話だと思ったので紹介したいと思います。
一つ目ははオールセラミックというものです。これは全て陶器でできているので審美的にも自分の歯牙と同じ色調に合わせることができます。二つ目はハイブリッドセラミックス(エステニア)というものです。これは、陶器(92,3%)+高分子の複合材で作られており、審美的にはオールセラミックに劣るものの、硬すぎないハイブリッドセラミックスは、軟らかさが天然歯に似ていて噛み合わせに適しています
あと、費用もハイブリッドセラミックスのほうが安価です。
これらは、金属を全く使わず冠が作れるので、金属アレルギーの方などには大変オススメです。
自費にはなりますが、歯にとってとてもいい材料です。食べるために「歯」は一生使っていくものなので良いものを被せて美味しく食事をしていただきたいと思います




先ほどもお話しましたが、これからの歯科は治療から予防の時代です。
残念ながら、削ったり、被せたりの治療をしてしまった方も、再度、悪くさせないために、治療が終わった後の予防(メインテナンスや定期健診)をしっかりされることをオススメいたします。
興味のある方はぜひ一度高木歯科へ