帽子くらぶ

兜　も、頭に被る物ですけど、昨日と今日、我家の奥様、テレビの前で、座りっぱなして、韓国ドラマに夢中になってる、と思っていたら、ドラマを観ながら　(　聴きながらかな・・　)　手をシャカシャカ動かして、画像にアップした帽子を作ってました。

たまに私が、横に座って、韓国ドラマ観ながら、ちょっと声かけると、・・　「　あ～ん！　間違えちゃったじゃないの！・・　声かけないでよ！・・　」　って、せっかく編んだところを少しほどいて、目数数えながら編みなおしてるんです・・・　「　ん！　」・・・　と思いつつも・・・　(　韓国ドラマの俳優より、私の方が、心を動かすいい声してるんだ・・・)　て、すっごく良い方向に理解して、話しかけるのをやめる私でいましたけど・・・

作ってる帽子は、　「　帽子クラブ　」　でボランティアの方に編んで頂くための　見本用みたいです・・・

帽子クラブ　っていうのは、だいぶ前にも、記事書き込みましたけど、　ガンで闘病されてる女性の為に、作った帽子を差し上げたり、作り方教えて一緒につくったりするボランティアグループなんです・・・

ガンの治療薬の副作用で、髪の毛や、眉毛など、抜けてしまう事で、女性が悩み、治療にも影響がでてしまうような　心の痛みを負ってしまうので、こうした帽子を通じて、心のケアにつなげるという、まさに　「　心を編む、あみもの　」　かもしれません・・

家内とも話していたんですけど、この帽子、形がすごくシンプルですよね・・・　簡単に編めるようにって事もあるんでしょうけど、編む事が出来ない患者さんでも、この帽子に、自分の好みで、コサージュ付けたり、リボン付けたりして楽しむ事が、出来るように、余計な飾りを付けないんじゃないかな・・って　個人的に思っています。


こうした帽子を手にした、闘病されている女性の方が、ご自分で、この帽子にリボン付けたり、コサージュを付けるような、生きる事への前向きな気持ちになって下さったら、家内に声をかけて　怒られちゃう旦那も、嬉しいです。

女性にしか出来ない、こうした活動、頑張って頂きたいものです・・・

ガンで容姿が変化してしまい悩んでいる闘病中の女性にとっては、ある意味で、男性の存在は、遠避けたいと思いますし、同性にしか理解できない気持ちっていうのは、あるんでしょうし、・・　そういう事には、踏み込むべきでないって事も、ありますからね・・・

非常に　きめ細かい心づかいが必要な　デリケートな問題ですよね・・・・

今年は ゼッタイ ・・・・

「　今年は絶対有る筈だけど・・・　」　って思って、広い店内を探していたら、ありましたよ・・・・　「　直江公兜　」　・・・・　今年は、この兜見ると、安心しますよね・・・

初めて、　「　愛　」　を掲げた兜観た時は、ビックリしましましたけど、見慣れちゃうと、これはこれで　なかなか良いもんですよね・・・・　妻夫木　聡　ファンなら、買っちゃいそう・・・

流行だからって、いい加減に作ってあるんじゃなくて、本来の技術が息づいていて、細工も細かくて、素晴らしいですよね・・・・兜の紐のつなぎ方、他のと違ってるって、気が付きましたか？・・・


今年は、　「　歴女　(　れきじょ　)　」　・・・　歴史がお好きな女性が多いという事で、例年に比べて、兜の種類が、非常に多い印象を受けました。

今まで、こんなに多くの種類の武将の兜が　展示されてるなんて、光景、あんまり見ませんでしたもんね・・・

数年前の　黒が人気だった頃は、兜のほとんどが、黒　で、店内に入ると、ちょっと、迫力の雰囲気でしたけど・・・今年は、いろいろな武将の　凝った兜が、たくさん観れるので、観てるだけの私には、と～ても面白いです・・・　色的に種類が多い、って言うのと違って、形その物が、いろいろありますし、雛具商品　というより、展覧会会場にいるような気分になっちゃいました・・・

お店の方も、私が、買える人間じゃない事はご承知なんで、自由に見て回ってても、　「　ゆっくり観てって下さいね・・　」　って、私の側にいる訳じゃないんで、じ～っくり観ちゃいます・・・・


こうした雛具の　細工って、自分で何か制作されてる方には、いろいろと刺激になる部分ってあると思うんですよね・・・

ただ　「　まあ、綺麗ねえ～　」　って目で観てる訳じゃないんで・・・　「　この　武田信玄の赤い陣羽織、どうやって作ってあるんだろ・・・　ここの型紙、どうなってんだろ・・　」　とか、「　この鎧は、くさりをこんな風に使ってあるのかあ・・　」　とか、見方が、普通の人とは違ってる私ですから・・・・

兜 セット

画像にアップした、雛具・・すごい立派だと思いませんか・・・私の家じゃ　置くところが無い位大きくて、いわゆる段飾りのセットですよね・・・　兜　・　屏風　・　刀　・　弓矢　・　兜収納箱　・　飾台　・・・・　大きさ的にはもう、家具の大きさで、子供が実際に被れるくらい・・・・　細工も、丁寧な作りで、とっても素晴らしい出来なんですよね・・・


気が付いたのは、この　兜　セット一式　のお値段・・・・　リアドロ　兜　より　若干お安い位・・・　　「　エッ！　」　って思っちゃいました。


比較する事が良いとか　悪いとか、そういう事ではありませんけど、・・・　なんて言うんでしょうか・・・　この兜もすごいんですけど、・・・　車と一緒で、　国産と、外国製品の違いなんでしょうか・・・　希少価値の問題なんでしょうか・・・

良く解りませんけど、ちょっと　ビックリ・・・

リアドロ 兜 左側

リアドロ　兜を　兜の左側、写してみました。　　細かい模様みえますかね・・・・　この重量感って、見てると不思議な気がします・・・

陶器とかはもちろん、壺なども焼き物は、あんまり良く解らないんですけど・・・以前、焼き物を作ろう、って機会があって、仲間と、ぐい飲みを作った事はありますけど、ぐい飲みのおちょこを作るのに、ご飯を食べるお茶碗位の大きさに作って、焼くと・・(　もちろん、専門家の方に焼いてもらいましたけど・・　)　粘土がちじまって、ちっちゃくなっちゃうんですよね・・・しかも、色がどんな色になるのか全然　解らないですけど、・・・

そう考えると、磁器で、偶然では無く、出そうと思った色が綺麗に出るなんて・・・考えてみると、すごい事ですよね・・・

この大きさにする為には、焼く前は、かなり大きなものだったでしょうし・・・そう考えると、大きな時に細かい模様を付ければ、小さくなったとき、超細かい細工にはなるんでしょうけど、そんな口で言うほど、単純なもんじゃないんだろうなあ～って思います・・・

芸術品・・・ですよね・・・

他の展示してある物を観ていて、ふと気が付いた事があるんですけど・・・・　次に、その展示してあったのをアップしてみましょうかね・・・

リアドロ 兜

そろそろ　節句の準備の季節ですから、雛人形店にも、兜とか展示してあるんだろうな～　って思って、お馴染の　三和人形さんに行ってみましたら、すでに、すごい沢山展示してあって、「　リアドロ　兜　」　もちゃんと、飾ってありました。

画像にアップしたのが、そうなんですけど・・・　磁器に見えますかな・・・実際に実物見ても、磁器だなんて信じられない位ですから、私の写真技術では、見えよう筈ないんですけどね・・・

磁器と言うより、鉄製みたいに思えるほど、重厚感があって、どっしりとした感じで、見てると、それが不思議なんですよね・・・・　どうやったらこうした重量感がでるんでしょうかね・・・・


兜の下のふくさにも、ちゃんとリアドロのマークが入っていました。

２０１０年　リアドロ新作、世界生産　３，０００個でしたかね・・・・お値段は、１９９，８００円・・・・でも、それだけの価値はあるんでしょうね・・・

後で　アップして写した写真、載せてみましょうかね・・・