あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

プラチナ

2018-04-21 00:09:51 | 日記
日本ホビーショー での 新作、やっと完成です・・特別講習 の作品 「 シンデレラ の 靴 」 の・・・ 進化系と言ったところでしょうか・・
今回は、飾りをつけ、更に、飾りの一部には、 プラチナの糸を使ってあります・・とっても作りにくいだけじゃなくて・・とっても お高いんで、今回は少しだけにしておきました・・・デモ、とっても綺麗です

鏨 の 華 ( たがね の はな )

2018-04-14 05:59:46 | 日記
昨日は、三島教室でしたので、終わった後に、佐野美術館で 開催中の 「 鏨 の 華  ー 光村コレクション 」 を観に行って来ました・・・刀剣の装備されている いわゆる飾りのコレクションですけど・・数センチの 部分に 信じられないほどの細かい細工がされていて、本当に、日本人の手仕事の素晴らしさ、技には 驚かされます。 鎌倉時代の物が、こうして現代でも、観ることが出来るなんて言うのは、感動します・・・金属美の世界ではありますが、私にとっては、とても参考になります・・ 鎌倉時代に、なぜ、この文様が、刀剣に施されていたのか・・つまりは、例えば、一つの刀を飾っている、細かい部分の装飾に、この花の組み合わせは、何故?・・・もちろん、それには、その組み合わせである事の、意味があるわけで、何でもいいというわけではないんですよね・・・ 鎌倉時代ですから、中国の影響も受けてはいますけど、英国や、ヨーロッパでは 昔から、〇〇〇 の 題材が良く用いられているのに、日本では、全く違う考え方から、違う題材が用いられている・・・国や宗教。歴史の違いがあるから、当然ですけど・・日本人の心には、こうした題材に意味がある事が、今、世界の方達が 日本の美 に注目している一端があるんですよね・・きっと・・・ 先日 海外の超有名ブランドが 日本の古典的文様を ベースに 新しいデザインを発表され、次々と素晴らしい作品を発表していますが、日本にいる私達日本人には、身の回りにありすぎて、特別な物ではない、デザインが、本当に素晴らしいものである事に 気が付かないというのは、なんと寂しい事でしょうか・・・金属と 糸とでは、全く異質の物ですけど、糸を扱う私にとっては、こうした 素晴らしい日本の美が 少しでも 作品に表現できればいいなと・・そんな風に 刀剣を観てるのは・・やっぱり、イケメンだからでしょうか・・ ん?・・・

展示会

2018-04-07 21:23:13 | 日記
昨日から 東京の 新日展会館で 展示会・・明日まで開催してますけど、用事があるので、今日はいったん静岡に戻りましたけど・・なぜか ド疲れで、なんとか持ち直した感じ・・明日は また早朝から 東京に向かいます・・いつも東京に行くは 週末ですが、昨日は 平日でしたので、通勤の方達の。いわゆる ラッシュに巻き込まれて、その疲れでしょうか・・・それはともかく、展示スペースは 画像のような感じに、今回は和風にまとめてみました・・・ 別の階にも 展示スペースがあるので、ここはこれでいい感じ・・ さてさて 明日は最終日ですので、早く休むとしましょうか・・

新作 タテイングレースの兜 「 関ヶ原の戦い 」

2018-04-04 18:43:19 | 日記
今週末、4月6日から8日 の間、 東京の 日展新会館で開催される 展示会で 初公開となる 新作兜 「 関ヶ原の戦い 」 です。 しっかりと形が出来ていますが、当然の事、ボンドなど一切使用してはいません。 糸の処理も、針を使って きちんと仕上げてありますので、工作のように見えるかもしれませんけど、これは 手芸作品です。 基本の形は、日本ホビーショ―での 特別講習会の教材の一つ、「 武者兜 」 ですが、組み立て方を少し変えて、飾りも少し、変えるだけで、別物みたいになりますねえ~ ・・大きさ的には、およそ 7cm x 8cm ですから、18cm四方の 折り紙で折った、折り紙兜 と ほぼ同じくらいの大きさですから、小さいと思うかもしれません・・。  結び方もパターンとしては、1800年代 のタテイングレースの文献に 掲載されている パターンの一部を基本として、和風な色の組み合わせをするために、一部、これもまた アンティークな技法を使っており、一昨年 日本ホビーショーでの 特別講習会教材のひとつ 「 折鶴 」 にも 使用している技法を使っています。 また 飾り紐 ( 画像で言うと、緑色の紐ですが ) これは、市販の紐ではなく、 タテイングレースの技法を 少し、私風に アレンジして、 日本の 組み紐のような雰囲気意を出してあり、結ぶ方は、 以前、「 松竹梅 」でも使用した、あわじ結び をしてありますので、これまでの 私の 作品を作って下さった方・・もしろん 直接 ご指導させて頂いている方でしたら、経験の有る技法です・・・ですから、全体的に見れば、 見た目以上に・・簡単・・じゃありません・・・フゥ・・ と言い切ってしまうのは、 誤解を招きますが・・糸の引き加減、部長製の仕方、結んだあとの 「 仕上げの仕方 」がとっても大切・・・ 教室で 受講して下さっている 生徒さん達には、くどいくらいに、お教えさせて頂いている、裏技とも 言うべき、「 綺麗に作るための 仕上げの仕方 」 こうした作品には、とっても大切・・・・ でもまあ、自分で言うと 自画自賛になりますけど、予想以上に 良い作品に 仕上がりました・・・・