あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

ニュースペーパー シャツ 完成です!

2010-03-21 20:22:50 | 日記
先週だったでしょうか、 「 何となくシャツ 」 と言うタイトルで、制作中のシャツをご紹介しましたけど、・・・ なんか変だなあ~ って思ったんじゃないでしょうか・・・

そうなんですよね、あの時、縫いあげて気が付いたんですけど、袖を右と左を逆に付けちゃったんですよね・・・・ めんどくさくなって、そのままにしちゃおうかとも思いましたけど、出来が悪くても 中途半端なので、もう一度、両袖を縫った部分を、全部解いて、付け直して、何とか完成しました。

新聞紙パッチワーク柄なので、 「 ニュースペーパー シャツ 」 としておきましょうか・・・

画像の作品がそうなんですけど、画像だと、白系に見えますけど、実物は、セピアカラーなんですけどね・・・ 写真ではどうも色が良く出ませんね・・・・ 

今回も、モデルは、我家の マネキン 小栗 旬 君に着用してもらいました・・・ 画像のように観ると、スッキリした印象なんですけど、私のマッチョ系ボデイにピッタリサイズに作ったので、私が着ると、胸が画像より張っていて、首部分が もう少し、自然と開く感じで、ちょっぴり、セクシー系のシャツ風なんですよね・・・いろいろ作ってある ネックレスとか付けた時に、見えるような感じで・・ 一応、立ち衿にしてみたので、・・この立ち衿って、・・首がスッキリと長く見えるんですよね・・・

気が付かれた方も居るかもしれませんが、このシャツの 第一ボタンの位置、じつは、胸元なんです・・・首の所にも一応、付けてありませけど、これは、飾りボタンで、胸元から首にかけて広がるように仕立ててあるんです・・・・

形は違いますけど、この胸元に第一ボタンを置く シャツスタイル、今年の某ブランドの新作シャツ の特徴で、すごくオシャレなシャツだったんですよね・・・高級な素材でしたし、お値段も、と~っても いいお値段で・・・ どっちみち、市販のシャツは、私のボデイサイズに 合わないんで・・・ せっかくお試しに作るなら、・・・っと言う訳です・・・


がっちりした胸に、太い首だと、いかにも野郎系になっちゃうんで、がっちりした胸から、スッキリと首部分を 細く長く見せるような錯覚になる形なんですよね・・・

どういうデザインが 自分の体型に合っているのかを知っておく事は、女性も男性も同じ事で、何でも着れば良いってもんじゃないんですよね・・・

オシャレとか、そういう大それた事じゃ無くて、相手に不快感を与えないファッション を考えておく必要があるんじゃないでしょうかね・・・・

ズボンを下げ過ぎて歩いてる、ペンギンちゃんルックの男の子 とか・・・ どう見ても、70過ぎのご年配のご婦人が、ショッキングピンクのフリフリレースのいっぱい付いた、お姫様ルックで歩かれても・・・ 服装にも、TPO があるって、ご理解頂いてるんでしょうかね・・・公共の場ですからねえ・・・

と言っても、この画像の作品・・・ ご意見はいろいろあるのかもしれませんね・・・ 新聞紙で作ったシャツみたいですからね~・・・

自分では、気に入ってるんですけどね・・・ あんまり こういうタイプのシャツって、見かけませんし・・  オリジナルですからねえ・・・・

公共の場には・・・ ん・・・・ ま、いいや! ・・・・ 作った後で、あれこれ考えない事が、次へのステップに繋がりますから・・・・


華麗なるギャツビー

2010-03-21 08:30:16 | 日記
私の大好きな映画に、 「 華麗なるギャツビー 」 があります。 これは、アメリカの代表作家 F・スコット・フィッジエラルド の同名小説の映画化で、原作を忠実に映画化したと言われています。

原作自体も大好きで、何度も繰り返し呼んだ小説ですが、この映画は、豪華絢爛な事でも有名で、映画に登場する ギャツビー邸も、ルイ王朝時代、マリー・アントワネットが恋人達との密会の場にしたと言われる、ベルサイユ宮殿の小宮殿もモデルにして、大富豪のハーマン・オーリックがニューポートに建てたローズクリフという邸で、実際は、3軒ある建物のいろいろな部分を撮影したと言われています。

更に、アメリカに点在する 豪華な富豪の別荘や、建物の一部を、まるで一つの建物の部屋のように撮影していますので、建物はもとより、調度品なども、重厚感溢れる見事な物ばかり・・・


登場する車も、アメリカ国内に残されているクラッシック・カーはこの映画の為にすべて使用し、更に、ギャツビーの黄色いロールスロイスは、ヨーロッパから取り寄せたという・・・

衣装も、全部で、およそ1,900着が用意され、主役の ギャツビー役の ロバート・レッドフォード が、20着、 ディジー 役の ミア・ファロー が、30着着たそうで、ミア・ファローの衣装は、ほとんどが 白、・・・・ ギャツビー の衣装は、ラルフ・ローレン が手掛けただけあって、エレガントで素晴らしい衣装ばかりでした。

シャツの襟の形から、裾の折り返し、後ろのバックポケットの形・・・ 衿ピンの使い方から、ネクタイのくぼみの付け方まで、まるで、教科書というより、聖書に近い感覚すらありましたね・・・

パーティーに登場するエキストラも、本物のアメリカの富豪の方達ばかりで、・・と言う事は、エキストラの、身に付けている宝石類も、本物の豪華な宝石・・・


本当に、こんな豪華絢爛な、だからと言って、それをひけらかすような事のない、上品な映画は初めてでした。


豪華さばかりでなく、この原作が描く、 物語も実にすばらしく、内容のある作品です。

いつぞやは、テレビで、この映画を上映した事もありましたが、当然の事ながら、時間の関係で、かなりカットされ、しかもしょっちゅう CMが入る為に、気分がねェ~ ・・・

また、大スクリーンの映画館で、ゆっくりと観たいものです・・・


画像は、映画のパンフレットですけど、いつもの様な表紙ではなく、あえて、見開きのページをアップしてみました・・・・

上品なスーツに身を包み、穏やかに立つ、一人の男 「 ギャツビー 」・・・・


貧しい青年が、金持ちの娘 ディジー への 悲しくもせつない 華麗なる愛と、ひとりの女性を 愛されずとも愛し、命を捧げる、 男の悲しいほど純粋で、複雑な心を描いた 素晴らしい映画の 始まりにふさわしい、ワンシーンです・・・