知って得する!トリビアの泉
■コレがあったら、生活が、楽しくなる商品を、紹介しています。
■身近な出来事や、最近のニュースを面白く書いています。 ■ブログを探すには、人気blogランキングへ をクリックして下さい。
 



 明治3年(1870年)のこの日、人力車の発明グループの3人(鈴木徳次郎、高山幸助、和泉要助)に、東京府より人力車の製造と営業の許可がおり、日本橋のたもとから営業を始めた。人力車の営業活動を行っている「くるま屋日本橋」が制定した日。人力車は各地の観光地やイベントなどで人気が高く、また環境を考える乗り物として評価する声もある。

 私は京都に住んでいるが、嵯峨野などの観光名所では、人力車が活躍している。恋人同士が二人連れ添って、乗っている姿を見るのは、ほほ笑ましい。私も若いころに戻って妻と乗りたいものである。

 ガソリン自動車が主流の現代は、それが吐き出すガスによって、地球温暖化を招いてしまった。ハイブリッドカーや水素自動車が開発されているが、人力車の時代に戻るのも、風情があっていいかもしれない。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




小さな幸せ 埼玉県・佐野多喜恵(会社員・31歳)
 先日、生まれて初めて手術を体験した。病名は「けいれん性発声障害」。話す声が震えたり詰まったりする、珍しい声の病気。術後3カ月は声が出せないため、今はもっぱら筆談生活を送っている。「声を出す」「話す」。そんな当たり前のことができなくなった。

 今まで健康だけが取りえで病気とは全く縁のなかった私。一時は「なんで私が……」と落ち込んだが、手術を終えた今、それは私にたくさんのことを気づかせてくれたと思う。

 声を出せないからこそ、今まで以上に「見る」「聞く」に集中するようになった。会話ができないからこそ、いろんなことを「感じる」ようになった。風に乗ってかすかに漂う花の香りに春を感じたり、母校の校庭で昔の私と同じように部活動に励む学生に懐かしさを覚えたり、地平線に沈む真っ赤な太陽に感動したり、青空に浮かぶ花嫁のベールのような雲を見たり……。

 病気になる前は仕事漬けの毎日で、いつも時間に追われる日々。季節の移り変わりに目を向けることなんて全然なかった。小さなことだけど、心がほほ笑むような幸せを感じさせてくれた。

 声が出るようになるまであと3カ月。今だからこそ見えることが、きっとまだまだたくさんあるはず。焦らずゆっくり治していこう。そしていつまでも、そんな小さな幸せを素直に感じられる自分でいたいと思う。

 私は神経難病で、運動器官が正常にはたらかず、声も正常にでない。しかも進行性の難病なので、後数年もすれば声は全く出なくなるだろう。でも私は、今自分に出来る事をやろうと思って頑張っている。このブログも始めてから四年になるだろうか。目が正常に見えるまで、手が正常に動くまで、書き続けたいと思う。

新鮮で安い
一度お試し下さい。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




 栄養ドリンク 神奈川県茅ケ崎市・佐藤雪(無職・38歳)
 私が長男を妊娠中に、父にがんが見つかった。既に手遅れで、余命1年だった。病院は東京、私が住むのは神奈川で、頑張れば何度でも会いに行けたのに、私は数回しか会いにいかなかった。弱った父を見たくないとか、育児が大変とか、言い訳はいろいろあるけれど、一番の理由は意地だった。

 幼いころから貧しくて、両親はけんかばかりしていた。寂しかった子供時代の、恨みを晴らすような気持ちがどこかにあったのだ。長男が4カ月の時に父は亡くなった。意地を張ることに疲れていた私は、正直ほっとした。

 葬儀の時に実家に行くと、部屋の隅でたくさんの栄養ドリンクを見つけた。古ぼけた家に似合わない高価な品だった。私はその時初めて父の苦しみを知った気がした。肉体労働者で体力には自信のあった父が、弱っていく自分を奮い立たせるように、祈るような気持ちで飲んだのだろう。父が好きだった私の手料理を運んであげていれば、栄養ドリンクなんて必要なかったかもしれない。何本も残っているのは、父がもっと生きたかったという証しだ。

 ごめん! ごめんね! 初孫にあたる長男と、入れ替わるように逝った父。お父さん、「かわいい、かわいい」と言って抱いてくれた長男は、もうすぐ6歳になるよ。お父さんと同じで本が大好きな男の子に育っています。

 私は上記の文を読んで、女性の優しさを感じた。私だったらドリンク剤のビンが転がっていても、何も感じなかったのではないかと思う。

新鮮で安い一度お試し下さい。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )




一番嫌い 埼玉県川口市・紺野真奈美(主婦・43歳)
 かわいかった息子に「お前が一番嫌い。お父さんしか好きではない」と言われたあの日から、私はつらかった。

 部活のことでいつも最後はすさまじいののしり合いになってしまう。

 なんでお父さんなの? 仕事で忙しい父の分もと、私は愛情を注いできたつもり。私がつい感情的になるのが息子には耐えられないらしい。

 父親はいつも冷静で、息子を諭すのがうまい。私にはそれができなくて、息子との距離が広がっていく、寂しさとくやしさが募っていった。

 そんな日々の中で、山本ふみこさんのエッセー「山本さんちの台所」(くらしナビ毎週火曜日「食べる」に連載)を読んだ。いつも食を大切にしている山本さんのエッセーが、私は大好き。そして、私はひらめいてしまった。私にも料理があるではないか!

 山本さんは食を通してお子さんたちとのコミュニケーションをいい感じに取っている。私も息子の好物を頑張って作っていこう。食事の支度が最近手抜きだったなあと反省した。

 感情的になるのも抑えよう(難しいけど)、そして「一番嫌い」は、反抗期特有のもので本心ではないと信じよう。

 わが家には暴れん坊の次男もひかえている……。そのころには私も少しは成長していて「一番嫌い」なんて言われても、どんと構えていたいものだ。

この記事を読んで私は思った。私は息子に対して感情的になっているなと。反省、反省。
子どもに言った言葉は必ず親に返ってくる―思春期の子が素直になる話し方
ハイム・G. ギノット
草思社

このアイテムの詳細を見る


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




 アブラボウズは深海に住み、ギンダラ科の魚である。クエはハタ科の魚である。クエは、ほぼ1年を通して漁獲されるが、旬は冬で、刺身や鍋料理(和歌山で「クエ鍋」、福岡で「アラ鍋」)などの高級食材として扱われる。相撲界ではちゃんこ鍋の具材として馴染み深い。皮を引くと厚い皮下脂肪があるが、味は淡白で、「大きくて見かけが悪いのに美味な魚」の例としてよく挙げられる。また「釣り名人」や「解体名人」を称する人物も各地に存在する。
 アブラボウズは1000円/kgの低価格魚、クエは10000円/kgもする高級魚である。関西の業者が、アブラボウズをクエと偽って販売していたことが発覚した。クエを始めて口にする消費者は、アブラボウズが入っていても気がつかない。そこのところを狙った悪質な手口である。でも、この悪質を見破ったのは、ほんまもんのクエの味を知っている人であろう。と言う私もクエを食べたことがない。アブラボウズにだまされる口かもしれない。でも最近は食品偽装が多い。北海道のミートホープに始まり、中国ギョーザの問題にいたるまで、何を信じて食品を選択すればいいのかわからなくなってきた。私の選択として、中国製のうなぎだけは、食べないようにしている。一口食べたときの食感が、日本製うなぎと全然違うのである。身がゆるゆるで、引き締まっておらず、弾力性もない。これは中国製のうなぎだと、すぐにわかるのである。
釣り人のための遊遊さかな大図鑑-釣魚写真大全
小西 英人
エンターブレイン

このアイテムの詳細を見る


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »