1958年(昭和33年)の今日、神宮外苑に建設中だった国立霞ヶ丘陸上競技場が完成、落成式を行ったことに由来する。総工事費13億円以上の巨費をつぎ込んだ競技場は、第3回アジア競技大会のメイン会場となり、その後に東京オリンピックの開閉会式場ともなった。
昭和31年生まれの私には、国立競技場と言えば、東京オリンピックを思い出す。フルマラソンでまさかの3位に入賞した円谷選手の勇姿や、重量挙げ優勝の三宅選手の姿は、私の目にこびりついている。女子体操で優勝したチェコスロバキアのベラ・チャスラスフカの名前も忘れられない。私にとって東京オリンピックは、永遠のシンボルなのであろう。今年も後、百数十日で北京オリンピックが始まる。東京オリンピックを成功させるために、首都高速道路や周辺の道路は、徹夜で整備された。お陰さまで東京の交通関係は、オリンピック以後、非常によくなった。北京の町も、オリンピック以後、すみよくなれば幸いである。ところがチベット問題で、中国が国際社会からたたかれている。私としては、今回のオリンピックは何としても成功させて、次のステップに進んでもらいたいものである。
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