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一番嫌い 埼玉県川口市・紺野真奈美(主婦・43歳)
 かわいかった息子に「お前が一番嫌い。お父さんしか好きではない」と言われたあの日から、私はつらかった。

 部活のことでいつも最後はすさまじいののしり合いになってしまう。

 なんでお父さんなの? 仕事で忙しい父の分もと、私は愛情を注いできたつもり。私がつい感情的になるのが息子には耐えられないらしい。

 父親はいつも冷静で、息子を諭すのがうまい。私にはそれができなくて、息子との距離が広がっていく、寂しさとくやしさが募っていった。

 そんな日々の中で、山本ふみこさんのエッセー「山本さんちの台所」(くらしナビ毎週火曜日「食べる」に連載)を読んだ。いつも食を大切にしている山本さんのエッセーが、私は大好き。そして、私はひらめいてしまった。私にも料理があるではないか!

 山本さんは食を通してお子さんたちとのコミュニケーションをいい感じに取っている。私も息子の好物を頑張って作っていこう。食事の支度が最近手抜きだったなあと反省した。

 感情的になるのも抑えよう(難しいけど)、そして「一番嫌い」は、反抗期特有のもので本心ではないと信じよう。

 わが家には暴れん坊の次男もひかえている……。そのころには私も少しは成長していて「一番嫌い」なんて言われても、どんと構えていたいものだ。

この記事を読んで私は思った。私は息子に対して感情的になっているなと。反省、反省。
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