就寝中に「ピンポーン」と玄関のチャイムが鳴った。時計の針は午前3時を回っている。こんな時間に誰が来たのか。「どなたですか?」。インターホンで呼び掛けても返事はない。緊張しながら玄関先などを見回すが人影はなかった。拙宅での出来事だ。最初は「いたずらか」と思ったが、つい先日、隣の家が旅行中に泥棒の被書に遭遇したばかり。「ひょっとしたら」と思い、警察庁のホームページ「住まいる防犯110番」で泥棒の手口を調べてみた。すると、泥棒が侵入先の留守を見抜く方法で最も多かったのが、「インターホンで呼んでみる」(45・7%)。応答がなければ「留守」と判断し侵入するらしい。わが家はその日、玄関灯をつけ忘れ、就寝時には室内灯もすべて消していた、外から見れば真っ暗な一軒家。だから泥棒も目星をつけ、インターホンを押して反応をみたのだろうか。さて、ゴールデンウイーク期闇中の行楽地への人出予想は、6130万人に上る。昨年に比べ1000万人以上も増えるわけで、泥棒にとって今年は絶好の稼ぎ時でもある。出かける時は戸締まり用心、火の用心。数日を空ける時は①新聞が溜まった郵便受けは不在の目印になるので新聞を止める②泥棒は誰かに顔を見られたら犯行をあきらめる。両隣には留守を告げるなど防御策をお忘れなく。
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