4億年前のデボン紀に生息していた古代魚を調べた。
その結果、5㌧の力で、噛み付いていることがわかった。
人が、物を噛む時の力は35㌔、ライオンは425㌔だそうだ。
肉食恐竜は1.3㌧と推定されているが、この怪魚のアゴは、その4倍も強力だった。
この古代魚は、現代のサメと共通の祖先をもっているという。
シカゴ大学の研究者は、全長10㍍、体重は4㌧はあったと見ている。
獲物に噛み付くときのスピードは、50分の1秒であったという。
あっという間に、噛み砕かれてしまう。
恐竜が登場するまで、怪魚は海の王者であったに違いない。
それなのに、なぜサメが生き残り、怪魚は滅んだのか?
研究者たちは、噛み付くスピードは早かったが、体が大きかったために、自由な動きが出来なかったためと見ている。
海底で、獲物が来るのを待ち構えるような、アンコウのような生活をしていたに違いない。
かたや、体のやわらかいサメの祖先は、敵から、機敏に逃げた。
いくら歯が立たない、強い武器を持とうが、逃げるが勝には及ばない。
国民が、飢えて弱っていても、核兵器さえ持てば安心と思う北朝鮮は、現代の怪魚のようではないか。
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