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飛蚊症(ひぶんしょう)

2019年02月11日 | 医療
飛蚊症(ひぶんしょう)概略(京都新聞森井理事長執筆の記事を一部改変して転載)

 ☆目の前で「黒い物が飛ぶ」ことを眼科では飛蚊症と呼ぶ
 *蚊、ハエ、水玉、ゴミ、糸くずなど見える場合もある
 ☆原因の主なものは、眼球の硝子体の濁り
 *硝子体は水晶体の後ろにある
 *眼球で一番大きな体積を占めどろっとした物質
 *この物質に、何らかの原因で濁りができる
 *濁りが網膜に写り目の前に見えてくる
 *濁りの原因には、後天性の場合加齢によるも
 ☆突然この飛蚊症を発症した場合注意が必要です
 ☆「後部硝子体剥離」
 *硝子体が前方に収縮する際、網膜を引っ張ることがある
 *強く引っ張られ、網膜に穴があいてしまうと、網膜裂孔
 *外来でレーザー網膜光凝固し「網膜剥離」に進展するのを防ぐ
 ☆「網膜剥離」でも、手術をすれば100%に近い確率で治癒する
 ☆飛蚊症から硝子体出血、網膜の出血など眼底疾患の発見につながることがある

飛蚊症
 ☆多くの場合は、加齢などの生理的変化によるもので心配いりません
 ☆たまに網膜剥離など重篤な疾患の前触れであることがあるので注意が必要
飛蚊症の原因
 ☆生理的飛蚊症
 *眼球内には卵の白身に似た透明なゼリー状のものがつまっている
 *硝子体は、99%以上が水分で、わずかに線維を含んでいる
 *年齢が進むと、線維と水分が分離して中に空洞を形成する
 *進行すると眼球の内壁から硝子体が離れる
 *線維の塊が眼球内をふわふわと浮いた状態になります
 *線維の塊は、本人には影として認識され、これが飛蚊症の本態
 *線維の塊はゼリー状硝子体の中を漂うので、影はゆらゆらと揺れます
 *硝子体剥離自体は病気ではありません
 *網膜裂孔や網膜剥離という病気を引き起こすことがあるので注意が必要です
 *飛蚊症自体は完全に消えることはない
 *慣れてくると、普段はその存在に気付かなくなる
 ☆病的飛蚊症
 *網膜裂孔(網膜に穴が開いてしまう)
 *網膜剥離(網膜が剥がれてしまった状態)
 *硝子体出血(糖尿病、高血圧、外傷などが原因で硝子体の中に出血する)
 (出血が軽度の場合は飛蚊症として自覚されることがある)
 ☆ぶどう膜炎(一部のぶどう膜炎では硝子体に濁りを生じるため、飛蚊症を引き起こす)
おわりに
 ☆飛蚊症は、多くの場合は加齢に伴う生理的なもの心配する必要はない
 ☆一部は、治療を必要とする重篤な病気の前触れであることもある
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『森井眼科HP』『日本眼科学会HP』








飛蚊症(ひぶんしょう)
(『日本眼科学会HP』ネットより画像引用)


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