『公安二課』『革マル』『反天連』『公務執行妨害』

🌸公安２課VS革マル

⛳押収された警察無線傍受機
　☆公安二課、組織も活動規模も小さい過激派の「諸派」の監視

　＊労使紛争から発展する事件の捜査も担っている

　＊同課の最大の任務は過激派の革マルを対象とした監視、捜査

　☆公安２課の活動

　＊札幌市閑静な住宅街のマンションを取り囲む男たち

　＊制服警察官がマンション内への出入りを制限して
　＊機動隊のバスが待機する物々しい雰囲気の中

　＊室内に、窃盗容疑で公安二課が指名手配の自田（仮名）がいた
　＊革マルの非公然部門トップである

　☆踏み込んだ捜査員らはその後、驚愕の事実を知る

　＊押収物に、暗号化された警察無線の信号を解読する機能を持つ　　

　＊ＲＯＭが７４枚が含まれていた
　＊革マルが警察無線を日常的に傍受し続けていた

⛳革マルの浦安アジト・ショック
　☆公安二課は建造物侵入の容疑で浦安市のマンションを家宅捜索
　＊市販のものを改造した無線機１２台と録音機２０台

　＊警察無線のデジタル信号を解読する装置を発見した

　☆「浦安アジト」

　＊警察無線の「傍受・盗聴」の基地だった

⛳警察最大の敵に革マル
　☆革マルの行動

　＊偽造した警察手帳で警察官に成り済ます

　＊無線を傍受し警察活動を丸裸にする
　＊自分たちを捜査対象とする警察官たちを逆に監視している

　＊前代未聞の活動内容に、警察組織は大きな衝撃を受けた

　☆革マルは、過激派のなかで警察最大の敵

　＊東京サミットを狙い迎賓館に追撃弾を飛ばした

　＊中核派から革マルヘとシフトした

　☆警察は、過激派の内ゲバも下火となっていたことから

　＊革マル対策を軽視していたが、それが一変した

　＊革マルの企業での代表的拠点がＪＲ東日本

　＊大学では早稲田大学

　☆早大側もこうした状況を良しとしていたわけではない

　＊早大は、学園祭「早稲田祭」のパンフレツトの売上金

　＊革マルの資金源となっている可能性があった
　＊早大は、５年連続で早稲田祭を中止した

　＊革マル系の学生らの拠点学生会館を壊した

　＊新学生会館を建設し革マルの排除に成功

　☆過激派が拠点とする大学は東京でも減ってきている

⛳公安二課と反天皇制団体
　☆天皇制反対と靖国神社反対する「反天皇制運動連絡会」（反天連）

　☆公安二課、反天連などの「諸派」の活動家に
　＊反天皇制の活動の違法性をチェックする任務が与えられている

　☆天皇制の活動の違法性をチェックするという側面に加え

　＊右翼との衝突を避ける狙いもある

⛳公務執行妨害の使い方
　☆ＪＲ渋谷駅の近くで警視庁の私服警察官が大声で叫ぶ

　＊「公妨（公務執行妨害）だぞ、公妨」「抑えろ、抑えろ」

　＊デモの参加者と警察官が入り乱れ、羽交い締めにされる中年男性

　＊４～５人の制服警察官に抑えつけられ連行されていく若者

　☆デモは「フリーター全般労組」など

　＊「麻生首相のお宅拝見」と銘打って行ったイベント

　＊麻生太郎首相(当時)の私邸に向かい、約４０人が行進していた

　☆公安２課は参加者の男性１人

　＊無許可でデモや集会を主導したとして

　＊東京都公安条例違反容疑で現行犯逮捕した

　＊これに抗議した２人を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）

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⛳出典、『公安はだれをマークしているのか』

『公安二課』『革マル』『反天連』『公務執行妨害』

（『公安はだれをマークしているのか』記事、ネットより画像引用）