慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

死は別れのとき(ある宗教学者の死生観)

2023年01月17日 | 宗教
🌸 死は別れのとき1

ガン告知
 ☆「ガン」は日本人の死因の第1位
 *以前は「ガン」にかかった場合、本人に言わないのが普通
 *現代は、ガン患者本人に、病名を「告知」するのが当たり前
 ☆ガン告知のあり方は時代とともに大きく変化をしてきた
 ☆50年前、日本ではガンの告知が一般的ではなかった時代
 ☆アメリカでガン告知を受けた一人の日本人がいた
 *岸本英夫氏で、戦後の宗教学をリードした宗教学者

ある宗教学者の生涯
 ☆岸本は、アメリカで生活中ガンが見つかり告知された
 ☆宗教学者を名乗る人、宗教的な背景がある人が多い
 *岸本は特定の信仰をもってはいない
 ☆岸本の父親も日本の宗教学者の草分け的存在でした
 *岸本自身も子どもの頃から青年時代キリスト教を信仰していた
 *岸本はその後、岸本は神への信仰に疑間を持ち
 *本人によれば「神を捨てた」
 ☆戦前、アメリカのハーバード大学に留学し
 *インドのコーガの古典である『ヨーガスートラ』の研究を行なう
 *その後は日本の神秘主義の山岳宗教の研究を始めた

渡米後、ガン告知を受ける
 ☆岸本は戦後GHQの宗教行政の顧問に関わる
 ☆岸本は、靖国神社の存続に大きな貢献をした
 ☆岸本は、日本の宗教学界の中心人物となる
 ☆岸本は、スタンフオード大学の客員教授で渡米しガン告知を受ける
 *岸本は51歳で、黒色腫という皮膚ガンで手術を受けた
 *手術後、貴方の体に、もうガンの細胞は残つてないと言われた
 *貴方は、もう一度生きていくことが出来るとも言われた

岸本英夫の死生観
 ☆「東洋における死の概念」で岸本は独自の死生観を披露
 *日本人は、肉体的苦痛の中で死ぬかどうかよりも
 *平和で幸福な心の状態で死ぬかどうかにより関心をもつ
 *日本文化では、死は単に生命の自然な終わりではない
 *人生の最後の重要な達成なのである
 *その意味では、死は生の領域内にあると語る
 ☆「文藝春秋」に「アメリカでがんと闘う記」を寄稿
 *その恐怖について正直に書いている
 ☆ガン告知を受けた日の夜
 *私の内心は絶え問ない血みどろの闘いの連続であった
 *座禅によって心を静め、その夜の恐怖を克服した
 *私として、この期に臨んでもゆるがない自分の知性の強靭さに対して
 *いささかの誇りを感じていたこともいつわらない心情だった
                        (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『死に方の思想』



 死は別れのとき(ある宗教学者の死生観)
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東芝「非上場化」混迷、「解... | トップ | 膀胱がん(膀胱・症状・診断... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

宗教」カテゴリの最新記事