🌸21世紀 世界と日本の深層5
☆直系家族・日本人口減少社会に未来はあるのか
☆起源的核家族の国々からの移民の受け入れ
* フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ等東南アジアの国々
*これらの国からの移民なら、ドイツなどよりは統合可能だ
*これらの国からの移民なら、ドイツなどよりは統合可能だ
⛳騒乱は若年人口の膨張がないと起こらない
☆トッドの重要な言説
☆トッドの重要な言説
*社会が近代化へ移行するときには必ず騒乱が起こる
(明治維新やフランス革命、ロシア革命、近年ではアラブの春等)
☆戦後の日本でそういう時期、60年代末の「全共闘運動」
*運動の中心を担ったのは法政、明治、中央等の中堅の私立大学
*典型的な直系家族の剰余人員たちが大学に進学した時代
*当時の学生は、自分がかかえている貧しさへの不満と
*当時の学生は、自分がかかえている貧しさへの不満と
*社会がひと足先に豊かになっていくことへのずれの感覚があった
*当時の学園紛争の主な要因はこれだった
*団塊の世代で人口は多く、運動を後押しするすそ野も広かった
☆日本にもいま高学歴ワーキングプアが増えている
☆日本にもいま高学歴ワーキングプアが増えている
*不満は高まっているが、若年人口は減少している
*人口爆発を伴わない不満の高まりだけでは、革命は起きない
☆今後、深刻な問題になるのは
☆今後、深刻な問題になるのは
*直系家族社会に内在する少子化の問題
*それを解決するために導入される移民の問題
☆直系家族の特徴
☆直系家族の特徴
*イエの跡を継いでくれる長男が一人いれば、他はいらない
*教育熱心で、教育にお金がかかる
*教育熱心で、教育にお金がかかる
*中流以下の家庭、一人の子供を教育投資するのが精一杯
☆日本は、少子化が加速するのは防ぎようがない
*労働力として移民導入が不可欠になる
*労働力として移民導入が不可欠になる
*同じ直系家族の国であるドイツが参考になる
⛳第一国民ドイツ人、第二国民トルコ人、第三国民シリア人
☆ドイツは戦後、国家が西と東に分断された
⛳第一国民ドイツ人、第二国民トルコ人、第三国民シリア人
☆ドイツは戦後、国家が西と東に分断された
*資本主義国となった西ドイツの人口も半分になった
*直系家族特有の教育熱心と知識蓄積が幸いして
*西ドイツは驚異の戦後復興を遂げました
☆西ドイツでは、労働力が決定的に不足となった
☆西ドイツ、トルコから労働力として移民を受け入れた
*直系家族の差異主義がもろに出てトルコ系移民
*ドイツ人国民として統合されぬまま、移民コミュニティーを形成し
*第二国民として不満をかかえながらも今日までやってきた
☆アラブの危機によるシリア系移民が大量に流入
*彼もトルコ系移民と同じ運命を辿るのでは
*彼もトルコ系移民と同じ運命を辿るのでは
☆新たな問題を生む
*トルコ系移民にドイツ人の直系家族的差異主義が浸透する
*今度はトルコ系移民がシリア系移民を差別する
*三段階の差別構造が生まれる
☆ドイツの差異構造
*第一国民ドイツ人、第二国民トルコ人、第三国民シリア人
*移民で労働力の問題は解決されるが
*国民の統合に関して難しい問題をかかえ込んだ
⛳日本がこれから選ぶべき道
☆ドイツと同じ直系家族の日本
*日本はドイツと違って一元的な直系家族の国ではない
⛳日本がこれから選ぶべき道
☆ドイツと同じ直系家族の日本
*日本はドイツと違って一元的な直系家族の国ではない
*西南日本には起源的核家族の多くのバージョンが点在している
☆日本列島は、直系家族プラス起源的核家族の連合体
*起源的核家族の移民だったら統合は不可能ではないではない
☆起源的核家族の国々からの移民の受け入れ
☆起源的核家族の国々からの移民の受け入れ
* フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ等東南アジアの国々
*これらの国からの移民なら、ドイツなどよりは統合可能だ
☆東南アジアの国ではすでに女性識字率が50%を超えている
*これらの国からの移民なら、ドイツなどよりは統合可能だ
☆東南アジアの国ではすでに女性識字率が50%を超えている
*「幼年期」を脱し、テイク・オフを完了させている
*これからはあまり人口が増えずに少子化に向かっている
*これからはあまり人口が増えずに少子化に向かっている
☆日本がいくら移民招致を打ち出しても
*移民してくれないという事態が予想される
(敬称略)
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⛳出典、『読み解く世界史の深層』
「日本の移民」「起源的核家族系国からの移民」
(ネットより画像引用)
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