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慶喜

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『喜多川歌麿』『鳥居清長』『八頭身美人』『美人大首絵』

2025年04月05日 | 有名人
🌸蔦重の巻き返し

⛳美人画の夭才絵師・喜多川歌麿をプロデュース
 ☆松平定信の「寛政の改革」に負ける蔦重ではない
 *とんでもない大流行を創り出す
 *蔦重は、子飼いの喜多川歌麿と組んで、蔦重は雲母摺(きらずり)
 *「美人大首絵」という新機軸を打ち出した
 *耕書堂は巻き返しに成功した
 ☆歌麿の出自や出身地は不明
 *妖怪画で有名な鳥山石燕の門人になった歌麿
 *同門の恋川春町、志水ら先輩方とともに過ごし
 *浮世絵界の大御所北尾重政にも可愛がられた。
 *田沼時代を迎え、浮世絵も庶民にとって身近なものになっていった
 ☆歌麿は縁あって蔦重のところに居候していた
 *「喜多川歌麿」を名乗ったが、「喜多川」という姓は
 *蔦重の本姓である
 ☆浮世絵は、遊女たちの姿や当時の江戸の風景
 *流行の芝居や役者絵などを題材にしていた風俗画
 *印刷された「本版画」ならば、江戸の庶民でも手軽に買えた

⛳歌麿、鳥居清長に完敗
 ☆「鳥居派」は歌舞伎の劇場の看板絵や芝居絵、役者絵が得意
 ☆鳥居派3代目に弟子人りした清長
 *役者絵から離れて美人画で本領を発揮するようになった
 *清長を有名にしたのは「八頭身美人」を描いたことだった
 *まさに一世を風靡する勢い
 *清長だが、3代目が亡くなったあと4代日を襲名した
 ☆「美人画といえば清長」との評判を取っていた清長の活躍
 *歌麿は師である石燕の手伝いをして
 *細々と作品を発表するという屈辱の時を過ごしていた

⛳歌麿に転機が訪れた
 ☆狂歌絵本『画本虫撰』の挿絵を担当した
 *宿屋飯盛が編集したこの狂歌集は、飯盛の代表作になるとともに
 *歌麿にとっても画力を磨くいい機会となった
 ☆歌麿の大胆な筆致、高い印刷技術、造本の確かさ、豪華さと
 *『画本虫撰』は芸術の域に達している
 *蔦重の力の人れようが一目瞭然
 ☆自信を得た歌麿は、蔦重の期待に応えて狂歌絵本に集中し
 *この数年間で十種以上の絵本に百五十図を超える挿絵を描いた
 ☆蔦重は、「吉原連」に歌麿を参加させた
 *「粋」で「通」な文人たちとの交流を図った
 *蔦重の真の目的は、歌麿を吉原遊郭に通わせることで
 *遊女たちの生活ぶりや女性らしい所作を徹底的に観察させること
 *そのことが結果として歌麿の才能を引き出して開花させた
 *スター絵師へと引き上げた
 ☆吉原に入り浸った歌麿
 *この時期に描いた「春画」も世界的大傑作だ

⛳「美人大首絵」―キラキラ雲母摺の新趣向が大ブレイク
 ☆出版弾圧で「身上半減」という痛い日に遭った蔦重
 *蔦重は、子飼いにしていた歌麿を、満を持して世に送り出す
 ☆清長の「八頭身美人」に対抗する以上
 *当時の美人画にはない工夫を凝らした「美人大首絵」とした
 *「大首絵」とは主に役者絵に使われていた手法
 *画面いっぱいに上半身を大きく描くものだ
 *絵師として力量十分の歌麿は、表面的な女性美だけではなく
 *細やかなしぐさや喜怒哀楽の表情までを描き切り
 *内面の女性美まで写し取ることができた
 ☆新鮮な歌麿の「美人大首絵」
 *江戸っ子の心をあっという間にわしづかみにした
 *歌麿は清長に追いつき、そして追い越した

⛳歌麿、江戸の「強カインフルエンサー」に
 ☆歌麿は絶頂期を迎えた
 *人気実力ともにナンバーワンの絵師となった歌麿
 *清長の上をいく「美人画歌麿時代」を謳歌していた
 ☆本版画の浮世絵は大量印刷が可能だったので
 *庶民の間で歌麿の浮世絵はアイドルのプロマイドのように買われた
 *歌麿は肉筆画でも白の使い方が上手かった
 *お肌が命の女性にとって、歌麿の描く美自の女性像は憧れの的だった
 ☆歌麿がモデルとして取り上げると
 *その女性の名はたちまち江戸中に広まるほどの影響力があった
 *凄い宣伝力、強力なインフルエンサー歌麿だった
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『眠れないほどおもしろい蔦屋』




『喜多川歌麿』『鳥居清長』『八頭身美人』『美人大首絵』
(『眠れないほどおもしろい蔦屋』記事、ネットより画像引用)

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