その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

理由なき恋

2009-02-08 04:14:27 | その名も、たぁちゃん。
ここのところずっと「恋(LOVE)」について悩みをはせているたぁちゃんです。
今夜は「恋」と「好き」について考えてみました。

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「好き」と「恋」は果たして同じなのか。

好きじゃなくても恋はできるんじゃないか。

恋をしているからといってそれは好きといえるのか。

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人は人に恋をする。
人は人を好きになる。

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現に恋人がいる方はいかがだろうか。恋人を好きになったのと、恋人に恋にしたのは一緒だといえるだろうか。

現に片思い中の方はいかがだろうか。意中の人を好きに思うのか、意中の人に恋をしているのか。

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なぜそんなことを考え出したのか。
それは、僕が恋をしているような気がする。でも、好きではないような気がするからだ。

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好きになって恋をするのか。
恋をして好きになるのか。

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例えば僕が、恋をしていることを打ち明けたとして、「どこが好きなの?」「何が好きなの?」と相手に聞かれたら、答えが浮かばない。

「好きなところはないけれど、恋におちた。」

こんなんじゃ、想いはきっと伝わらないだろう。でも実際はそんなもんだ。

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恋をしてから好きなところが見つかる。
恋をしてから嫌いなところも見つかる。

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好きになってから恋を感じるんじゃない。
恋をして好きなところが見えてくる。

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こうして恋について書いていたら、ひとつ違いが見えてきた。

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「恋」には理由がない。
「好き」には理由がある。

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江國香織の小説「東京タワー」に「恋はするものでなく落ちるものだ」という言葉がある。

Mr.childrenの「名もなき詩」に「愛はきっと奪うでも与えるでもなくて気がつけばそこにあるもの」というフレーズがある。

どちらも「恋に理由はない」ということをまさに物語っている。その理由に「好き」ということも当てはまらないだろうか。


例えば、一目惚れはどうだろう。一目惚れで「好き」とは絶対にいえない。「好き」なはずがない。でもしっかり「恋」に落ちている。

つまり、「好きじゃなくても恋に落ちる。」

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結局「恋」に好きかどうかなんて関係ないんじゃないかと思う。「あ~だから好き」「こ~だから好き」、「いっぱい好きだから~」っていう恋は、いやらしいというかどうも不純に感じる。

先にも書いたように、恋をして「好き」を見つけるんだと思う。「好き」と同じだけ、きっと「嫌い」も見つかる。たくさんの「好き」と「嫌い」が集まって、「恋」は「キズナ」になっていくんだと思う。

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理由なき恋。

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「好きなところは今はないけれど、恋におちた。」
「でも、これからたくさん好きなところを見つける。」
「だから、僕の好きなところも見つけてほしい。」

そんなのダメですか?

「理由なき恋を一緒にしませんか?」


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【リンク】
 *最近書いた「恋」についてのお話。

「キズナ」(2009/01/20)
 http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/857e0452713fdb79aa84741a063f8389

「好き」という気持ちは、永遠のものですか?
僕は違うと思います。
「好き」という気持ちは変わると思います。


「恋約-コイヤク-」(2009/01/31)
 http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/84bfc7a0394c0b324ba7042adcfc71b4

結婚を約束する「婚約」があるなら、恋愛を約束する「恋約」なんてものがあってもいいと思いませんか?



「「恋の病」も気から」(2009/02/19)
 http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/03ec5423f9e777feb116112d467156fc

「恋の病」=「恋による病」?
「恋の病」=「恋という病」?

次は、恋の病で灼熱になりたいな(゜ー゜*)