その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

黒髪っ。

2005-11-15 01:49:02 | その名も、たぁちゃん。
前回の「キャッ、キャロル#」で予告したとおり、この日に起きたもうひとつの惨事について書いていこうと思う。

まず、職場について軽く書いておく。竹ノ塚を本拠地とするパチンコ店なのだが、身だしなみにやたらうるさい。まるで学校の校則のようである。最近特に厳しいのは、頭髪についてだ。男性茶髪禁止、女性ほんの軽くなら平気だが禁止。もちろん長さの制限もある。
それを断行しているのが、竹ノ塚エリア7店舗を統括している「○田(取締役)」だ。彼は非常に怖い存在で、彼の一言で消えていくスタッフも多い。各店舗に巡察することも多く、現れた瞬間に殺伐とした空気に変わる。
また、容姿(顔)が漫画「北斗の拳」に出てくるラオウに似ているのも怖さを増している原因で、彼が店舗の前に立っているとお客様が恐れて入ってこれないほど、ヤクザオーラがでている。

僕はつい先日も縮毛矯正をしたのだが、自分でやったヘアカラーが色落ちをして、軽く茶髪になっていた。いわゆる茶髪でなく、パチンコ店のやたら明るいライトの下で茶髪だ。それでもマズイかなと思い、普段はスプレーで黒くごまかしていた。そこまでするには理由があって、先日、仕事前の朝礼にて「いますぐ黒くしてこい」と帰らされた人がいて、僕も注意をうけたからだ。

取締役の吉○の事務所がある4ホール一体型ビルで働く時は、手抜かりなく黒くしていたが、竹ノ塚エリア内の別の店舗のときは余裕をこいていた。

僕が着てきたジャンパーにキャロルがオシッコしていたという、最悪な始まりをしたこの日、○田が突如現れた。まさに油断をしていた時だ。うまく見えない位置をとっていたのだが、見失なった挙句、コーナーの端でぶつかりそうになり、苦笑いで「お疲れ様ですっ」と挨拶をし、忙しくも呼ばれてもいないのに、ドル箱を持って走り去った。

今日の予定は15時からの勤務だったのを急な要請で12時から出勤、僕の大ッ嫌いな中番っていうやつだ。更に20時から店舗を移動というたらいまわしだ。その店舗移動の時に、吉○取締役がキレているから、髪を黒くするようにと通達が来た。
「黒くしないと、俺らがやられるから頼むっ!」
直属の上司の必死な言葉である。
臭いキャロルのアレの臭いが染み付いたジャンパーを着て、帰り道のセブンイレブンにてギャッツビーのターンカラー(ナチュラルブラック)を買う。ついでにきなこもちチロルチョコを2個買った。
部屋に戻り早速ターンカラーを開ける。ナニかするときは大抵ワクワクするのだが、今回ばかりは何とも切ない。面倒くさいのでワックス頭に塗っていく。黒くなりすぎは絶対に嫌だが、まだ明るいと指摘されるのも嫌だ。ほどほどで流し黒くなったのを実感する。真っ黒でもないが、「黒い」と実感できるのは、思った以上に明るい髪だったようだ。

翌日。
「とうとう、黒くしたよ。」
「茶色くない?」
「ぇ、、、。」
禁句を発したのは、お笑いの「蛍原」に酷似なために、陰で「ホトちゃん」と呼ばれているオ・ン・ナの子だ。

ホトちゃん、、、。お前の髪型もナシでしょ!!