じぃじの骨頭壊死

年金生活のじぃじが一念発起!!
平成元年に発症した右大腿骨骨頭壊死症で手術せず頑張っているブログです。

北海道縦断「利尻・礼文」の旅-利尻礼文稚内へ

2009年05月22日 20時12分06秒 | 旅行
夜が明けて目が覚めると利尻島・礼文島の観光スタートである。
平成21年5月11日(月) 出発8:15 で朝食は7:00 湾内の散歩の為起床5:00
今日の利尻富士は頂上に雲がかかり富士の形にはなっていない。

日の出は見なかったが朝の光に煌めいている海をホテルの前で撮る。

ホテル裏の小高い頂上が「ペシ岬」で途中の灯台まで登ってみる事にする。
この階段が登山口で、朝食まで1時間あるので大丈夫だろうと登り始める。

横顔がゴリラに似ているのでゴリラ山と言うらしい。この頭のてっぺんがペシ岬の頂上である。
登り始めて15分で灯台に着いた。この調子なら頂上まで行けそうだ。
寝ぼけ眼に水色の花があちらこちらに群生しているのが飛び込んでくる。

途中で見つけた青い花がエゾノエンゴサクだ。バスガイド曰く山菜として美味しいらしい。
ペシ岬は標高約93m、急斜面注意!とあったがこの登りはそれ程でもなかった。

頂上には22分で到着。独立峰?なので展望台は見晴らしが良かった。
正面に見える利尻富士は本物の富士山同様笠雲を被っていた。

笠雲の利尻富士を見る余裕のない急斜面で足場の悪い下山路だった。
登山口階段の上に喫茶ギャラリーがあり外にテーブルと椅子があったのでオープンテラスで
山を眺めながらCoffee Timeを楽しんだ。 さて大急ぎでホテルに帰り朝食だ

バイキングではなく和定食だった。昼食をオプションで注文しているのでほど良い量だろう。
8:15 利尻島一周の観光となる。まず姫沼で逆さ富士場所を間違って木の枝が邪魔してしまった。

白い花は「ヒメイチゲ」、赤茶けた花は「エンレイソウ」、黄色の花は「ナニワズ」

あまり綺麗ではないが左が「座禅草」で右が「水芭蕉」。
島内を巡っても花は咲いていないし山の頂上は雲の中で絵にならないし土産は利尻昆布と変化がない。
丁度一周してホテル横の店で昼食を摂る。

うに丼と帆立定食だ。うには礼文の紫ウニで馬糞ウニより味が薄いらしいが馬糞の猟期はまだで、
今は紫ウニが解禁になったところとの事で仕方がない。しかしうまぁい。
保存料のミョウバンを使っていないので甘~くて、とろ~り。。ワサビ醤油はいらない!!
食後のトイレを済ませるとバスに乗り数分で着くフェリー乗り場に向かう。

礼文島は平坦な島なので利尻島に向かう時と違って変化に乏しく近づいても感動がない。
上陸しても大きな木等なく笹原が続いている。説明によると山火事が何度かあり木が育つより
笹が覆い尽くして樹木が生育しなくなったとか。礼文島は利尻島と違って一周出来ないらしい。
 
最北端の岬「スコトン岬」に行く。証明書を手に入れる。トイレにも「最北端のトイレ」とあった
次に訪れたのは「澄海岬」名前の通り、澄んだ海の岬?湾?スカイ岬と読むらしい。
 
売店でタコと帆立の串焼きを食べる。海の幸は北に限る!ダイエットは明日から
スコトン岬と反対の南側にある桃岩と猫岩の展望台に行く。桃岩は?だが猫岩は後姿そっくり
 
展望台は少し高台になっており、砂利道で歩きにくい。見晴らし眺望は良い。
桃岩はここに来る途中の方が似ていたがバス車窓で写真が撮れなかった。
花のない礼文島はバスでの半日観光で充分だった。シーズンであれば一泊するのだろうが・・

稚内行きの船を待っていると利尻富士を背景に入港して来た。雲もなく頂上までくっきりぃ
宗谷本線車窓からフェリーデッキ、ホテルの窓、笠雲、この背景と利尻富士ずくしのようだ。

稚内全日空ホテルはビジネスホテルなのか温泉大浴場露天風呂がない。
夕食は食券で和定食。今回のツアーは珍しく夕食にバイキングがなく定食、会席だったので
ゆっくりと落ち着いて夕食とお酒を楽しめた。

食事も済んで温泉大浴場がないのでJR稚内駅周辺を散策する事にして出掛けた。
まだ八時前なのにホテル前の道路は車の通りも殆んどなくひっそりとしている。

終着駅なので通過する列車もなく閑散としている。扉も閉まっているし見るものも無さそうなので
コンビニで缶ビールを買ってホテルに帰り、シャワーを浴びて缶ビールを飲んで寝よう。
明日は7:45出発で日本海側を一路新千歳空港へひた走る旅です。

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4 コメント

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綺麗ですね~ (ゆりりん)
2009-05-27 22:43:04
待ってました利尻&礼文島
朝日に輝く海。水平線ですね~スゴイなぁ。
大自然を目で腹で満喫でしょうか
でも…ペシ岬の急勾配。登ったんですね。そして降りたんですね
これはアタシなら引き返しちゃいます!
スカイ岬の写真は絵葉書のよう
そしてアタシのメインは植物たち
これらの植物は暖地の園芸店や植物園で見るのとは違って美しいです
エゾノエンゴサクの美しいこと。食べられるなんて知りませんでした。
一生 口にすることもありませんけれどね。
口にするどころか自生を見られるかどうか…
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ゆりりんさま (旅爺)
2009-05-29 21:22:35
ペシ岬、最高でした。
スカイ岬、思わずカリビアンの海賊船を捜しました。
せっかく「花の利尻・礼文」なのに花がありません。ザゼンソウ、水芭蕉、エンレイソウと信州辺りでも見る事が出来るものでした。
エゾノエンゴサクはこの時期であれば北海道では普通に見る事が出来るそうです。
私も多分再訪する事はないでしょう。
季節に少し早かったのですが大自然と旨い海産物に大満足の旅でした。
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礼文島 (トニー)
2009-05-31 22:28:47
私の職場の後輩は、礼文島出身です。(数千人いる社員で唯一、一人だけです)
数年に一度、里帰りするのですが、行くには、かなりの覚悟がいるそうです。金もかかるし、交通が不便だし・・・・。

しかし、よく登りましたね~、ヘシ岬展望台。

花の時期も難しいですね。ドンピシャの時期だと「うぉ~」とたまげるのに、ちょっとでもズレると「ふ~ん、なるほど」で終わっちゃう・・・・。

夕食は、子供たちはバイキングが好きですが、酒飲みの私たちには、やはり用意してもらった方がいいですね。

それでは、私もフェリーを見ながら、さつま白波をグビッと・・・・。う~ん、旨い。

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トニーさん (旅爺)
2009-06-01 00:02:18
礼文へ帰省ですか?
季節を間違うと大変そうですね。
今回はべた凪で海面を滑るようでした。
花はなかったのですが利尻富士は雪が有り赤富士も笠雲も見れて大満足でした。
お酒も勿論・・でした。

次回は「淡路島」お楽しみに!!!!
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