手帳を使いました！！

バスが半額、タクシーが一割引です！

市バスに乗る時にドキドキしながら手帳を出して運転手さんに「百円ですね」と確認して乗りました。
帰りは雨が降ってきたのでタクシーに乗り、下車する時に矢張り「一割引ですね」と確認しました。
嫌な顔もされずホッとしましたが手放しで喜ぶ気分でもなく複雑な気持ちでした。

昔旅行に行き乗ったタクシーの運転手が「飲み屋から乗ったへべれけの客が降りる時、身障者手帳を出して割引請求された時は良い気分ではなかった。」と言っていたのを思い出し、少し胸が痛みました。

身体障害者手帳が交付されました

いよいよ身体障害者に決定しました！

　昨年の１２月始めに申請をしていた「身体障害者手帳」の交付連絡が１月２４日に郵送されて来ました。電話連絡かと思っていたので少し驚きました。
翌日市役所障害福祉課に行き、手帳を貰うと同時に各種助成制度について説明を受けました。

身体障害者手帳（身体障害者福祉法第４条に規定する身体障害者手帳）
　身体障害者等級表による級別 ・・・・・・５級
　旅客鉄道株式会社旅客運賃減額・・・・第２種
　障害名・・・・・・・・・・・・・・・右大体骨頭壊死症
　　　　　　　　　　　　　　　　 右股関節機能の著しい障害（５級）

手帳にはこの様に記載されております。手帳と一緒に貰った「障害者（児）福祉の手引き」を見ながら各種助成制度の説明を受けて愕然としました。援助、補助、助成は１,２級か４級以上で線が引いてあって５級以下は期待外れでした。
当市の「各種助成制度」は以下の通りです。

－赤い字は５級以下でも受けられる助成です－
★住宅改造助成・・・・・・・・・・・・・・・・・収入（市民税）により５０％～１００％助成
★自動車運転免許取得費助成・・・・・免許取得に要した費用の３分の２以内で限度額は１０万円
★自動車改造費の助成・・・・・・・・・・・自動車の改造に直接要した費用で限度額１０万円（所得制限あり）
★通勤用自動車購入資金の助成・・・通勤用自動車を購入する事業主に最高１５０万円（障害により制限）
★市バス運賃・・・・無料乗車証・・・・・身体障害者1～４級、療育手帳A,B1、精神障害者福祉手帳１,２級
★市バス運賃・・・手帳提示で半額・・身体障害者５,６級、療育手帳B2、精神障害者福祉手帳３級
★福祉タクシー基本料金助成・・月４枚の基本料金相当額利用券は身障者１,２級、療養手帳A、精神障害者１級、
　　　　　　　　要介護認定４又は５の認定を受けた６５歳以上の寝たきり高齢者等
★路線バス運賃・・第１種障害者・・・・障害者・介護者共半額
★路線バス運賃・・第２種障害者・・・手帳提示で本人のみ半額
★JR等旅客運賃・・第１種障害者・・・単独の場合、普通乗車券半額（101㎞以）
　　　　　　　　介護者と利用の場合は乗車券、定期券、回数券、急行券が双方共半額
★JR等旅客運賃・・第２種障害者・・・単独の場合、普通乗車券半額（101㎞以上）介護者と利用の場合で
　　　　　　　　１２歳未満の障害者が定期券によって利用する場合に限り介護者の定期券が半額
★航空機運賃・・第１種障害者・・・・・障害者・介護者共割引（詳細は各航空会社）
★航空機運賃・・第２種障害者・・・・・本人のみ割引（詳細は各航空会社）
★タクシー運賃の割引・・・・・・・・・・・手帳提示で本人と同乗車１割引
★汽船運賃の割引・・・・・・・・・・・・・・会社により割引率が異なる
★有料道路割引・・本人運転・・・・・・手帳に証明印を受けて提示で半額
★有料道路割引・・介護者運転・・・・第１種障害者半額
★駐車禁止除外指定車標章交付・・下肢障害1～４級
★所得税の障害者控除・・・・・・・・・・手帳所持者上限２７万円
★市・県民税の障害者控除・・・・・・・手帳所持者上限２６万円
★軽自動車税の減免・・・・・・・・・・・・毎年納期（５月末日）７日前までに申請
★自動車取得税、自動車税の減免・・少しややこしいので下記に羅列します
　　　　障害者又は生計を一にする人が取得又は所有する自動車で障害者の為に継続的に使用される自動車
　　　　減免できる自動車は障害者１人に対して１台（軽自動車を含む）
　　　　対象限度額・障害種別・等級により該当・非該当がある
　　　　自動車税は減免を受ける自動車を総排気量2.0㍑を超え2.5㍑以下の乗用車とみなした場合に課す自動車
　　　　税額を限度額とする
　　　　自動車取得税は３００万円に当該自動車に課すべき自動車取得税の税率（自家用５％、営業用３％）を乗じ
　　　　た額を減免
以上が主な助成制度です。他にも市内施設の半額割引があるが市営、公営駐車場の免除は1～４級となっている
５級２種の私としてはどうにもしっくりと来ない内容となっている。

身体障害者手帳

昨年の12月頭に「身体障害者手帳」の申請をしました。
認定には二、三ヶ月かかると言われました。確定申告の期限に間に合えば良いのだが・・・・・

平成元年12月末「突発性右大腿骨骨頭壊死症」の疑い有りと診断され、翌2年正月明け早々に検査入院し
半年後退院、「保存治療」で手術せず現在に至っています。
平成20年になりましたので骨頭壊死として成人式を迎えた訳ですね？？

退院数年後担当医師に「身体障害者」の認定を相談した所、「人工置換術をすれば認定出来ますが保存では
症状が固定したとされないので出来ません」との答えでした。
担当医師が交代（開業や転院）する度に同じ相談で同じ答えなので「レントゲンの変化も無く片松葉杖が
離せなくビッコを引いているのに認定出来ないのですか?」と聞いても
「お気の毒ですがその様な決まりですから」と何人の医師から聴かされた事か　
当時は医者の言葉は絶対で、臍を曲げられると治療や手術で困ると思っていたし、仕方なくクラッシュしないよう
ソフトランディングを目指して日々過ごして来た次第です。
インターネットが発達して来たけれど、仕事に忙殺された事や諦めもあり、ネット検索も熱心にはせず定年を
迎えてしまったわけです。
ようやく身辺も落ち着きネットサーフィンをしていると多くの骨頭壊死患者のホームページがあり、驚いたと同時に
手術をせずに色々な方法を試して骨頭の再生に励んでおられる事に勇気と希望を与えられました。
その中でトニーさんのHPの掲示板に身体障害者手帳を持っている方がおられる事を知り、
医者とのやり取りを書き込んだ所、皆さんそれ程苦労せず認定の診断書を医師に書いて貰っているとの返事で
一念発起、市役所の福祉課で身体障害者手帳交付申請書類を貰いに行き、丁度担当医が交代した所なので
「指定医による診断書」を渡した所、快く５級の診断書を書いてくれました。（案ずるより産むが易し？）

申請をしてから市の福祉関係のHPを閲覧すると５級では援助、補助、特典?は殆んど期待出来ず、税金の
減免がある、程度で年金生活者の私にとっては現役サラリーマン当時に比べると効果が小さい事が判り少し落胆です・・と言っても少ない年金から税金を取られている事には腹立ちを憶えているので有り難い事ですが
それもこれも認定されてからの事ですので「乞う御期待」と言った所ですかね。

今日の所はこの辺で

身体障害者手帳

明けましておめでとう御座います。
難病である「突発性骨頭壊死症」１９年でようやく医者が診断書書いてくれたので昨年の１２月始めに身体障害者手帳の申請をする事が出来ました。
二、三ヶ月かかるとの事ですが楽しみにしています。

多くの同病の方がこの病気と闘っておられる事をネットで知りました。
人工骨頭や人工関節に置換術をされているようですが私は手術をせず仕事、旅行等を続け、定年を迎え、今は年金生活ですが旅行は年３回以上楽しんでいます。

これからボチボチと病気と生活や楽しめる事等を書いて行こうと思います。