小松川公園のヒイラギモクセイ

小松川公園のヒイラギモクセイ
モクセイ科 モクセイ属
ヒイラギモクセイは、高さ2～6mの常緑小高木で雌雄異株です。ヒイラギに似た葉をもち、モクセイのような香りの花を咲かせる樹木です。葉は単葉で対生し、革質で楕円形、刺状の鋸歯があり、常緑で強い刈込みにも耐え葉のトゲも防犯に役立つため、庭木のほか垣根としてもよく利用されています。ヒイラギとギンモクセイの雑種とされます。花は葉腋に数個束生し、9～10月に咲きます。花冠は白色で4裂し、芳香があります。雄株のみが知られていて、結実はしません。
増やすためには挿木によります。排ガスなど大気汚染に敏感なため、空気の汚れた場所では開花しないことがあります。キンモクセイやギンモクセイより丈夫で日陰にも耐え、萌芽力もあります。