親爺のアテ

愚昧が小学生高学年の頃だったかな、お袋が長期入院する事に。
男子厨房に・・・ だからまだ中坊じゃないってば
親父と弟の男三人。
幼き弟は仲間外れにして、親父と交代で台所に立ったです。

という事で、今宵も「アテぐらい自分で作りまっせ」コーナー

先ずはきゅうりをご準備ください。

千切りにして、塩昆布と混ぜます



出来ましたぁ

なんと鉄板な男のアテ

こうでなくてはいけません。

でも、今宵は特別に、「自家製ゆかり」
塩味はついてませんので、塩昆布が必要なんですよ。



これを和えて二品目の完成です

きゅうりのパリパリ感を楽しみながら飲みます。

チビリチビリ飲んでおりますと、あぁ～ら不思議。
きゅうりから水分が抜けて、シナシナに。

ここで浅漬け風三品目の完成です

仕方ありませんねぇ。
ここで本日の隠し味

一番搾り



これで、本日のアテはホンマに完成です



マジでこれで芋焼酎をチビリチビリとなめておりますと

「親爺ぃ、食卓がチビっと寂しそうなんでもう一品出してやるよ」

なんと出来た娘でしょう。
この親にしてこの子あり。
いや、トンビの子はトンビ。



ヤッタァ～

って、なんと男前なアテでしょう

確かに、誰一人として「もう一品作ってやるよ」とは言っておりません。

私も聞きました。
「もう一品出してやる。」

しかも、甕出し紹興酒はあれど、家飯でまさかの

缶出し

こういうのを、トンビがタカを膿んだというのでしょう。

でも、エエんです
親爺のアテですから

あ、でもこの缶詰結構いけるなぁ