酔ってはいましたが、

自分を見失うほどでもないと思っていたのです

ただ、自分の居場所を見失う、所謂方向音痴ってやつは生まれ持った特性につき

この日は日ノ出町から、マンナ方面そう若葉町を目指していたはずなんですけどね。
なんや知らんお店のドアが開いておりまして、
いや、もしかしたらここはあのお店かもって覗き込んだら
「どうぞ」
って声が掛ったような気がいたしまして、
勧められるがままに腰掛けて
様子を伺っておりますと
「本日レモンがなくなっちゃいまして」
「そうなんですか」
なんて返答してよいか窮してしまって

「ライムはもう少し残ってますけど」
って言われると
「ジンライム頂戴な」
云うてましたわ。
常連さんばかりのお店に変な一見がやって来たものの、それを気にする様子の常連さんはいらっしゃらず
換言すると、あの場の空気が凍てついてしまう視線を感じることもなく
受け入れられたことにしておきましょう
自分のすぐ隣にアテのホワイトボードがありまして、
日替わりおばんざいをお願いすると、
遥か昔に売り切れたとのお達し
まぁ致し方ありませんなぁ~
ってことで、
「レバーパテ頂戴な」
200円のアテですから、濃いめのお酒を舐めながら摘まんで、
お代わりと次の一品をオーダーしようと画策
なんや知りませんが、ここだけ時間の進むのが遅いような雰囲気でして
出されたレバパテにこれだけで、もう一杯、いや二杯飲めそうな予感
たっぷりとクラッカーに載せまして
って、ことで、濃い奴は遠慮して少々薄めに、ジントニック、リッキーだったっけ
違いが判らぬ男が一人

お会計を願い出ると1200円
って、ことで、外観写真を撮ったらしいのだが意味不明なもの
多分、あのお店だと思うのだが、お店情報を追加するのは次回裏を返してからということで
場所も不確かなくせに

安心してください。
次の写真がこれだったので大体の土地勘は掴めてるって
でも前の写真から1時間ほどたってるんですけど