この日は横丁に
愚昧のイメージする路地に小型店舗が並んだ横丁とはちょっと違うが
複合ビルに店舗が並んだのを横丁って呼んでるのも最近ではよく目にするそっちのタイプ
その名も駅前横丁
そんな中の一軒
読めますか
饕餮
愚昧は読めます
何故ならば、饕餮庵ってお店が最近まで比較的近所にあったから
広島市内に移転予定、決まり次第SNS等で連絡って案内があってから、もうかなり時は経ったが
まだ、その連絡を目にしていないのだが
今日はそっちの饕餮庵のはなしではなく、饕餮
お一人様、大歓迎
の張り紙に勇気をもらい
ガラガラガラと引き戸を開け
「一人なんじゃけどのぉ~」
って、言ってみたものの
店主さんの姿は見えず
「今留守みたい、座ったら」
って先客さんのアドバイスに従いカウンターに陣取る
暫くすると
ガラガラガラと引き戸が開き
訝しそうに愚昧を眺めるチャンカワイ風親仁
「勝手に入っちゃいました」
「お店ですから入っていただいても宜しいのですが、留守をして失礼しました」
「ここで好いですか?」
「もう座られてるのを移動してもらったりはしません。お飲み物は?」
「瓶ビール頂戴な」
「アサヒ、キリン、サッポロ・・・」
「じゃぁ、キリン」
「ラガーと一番搾り」
「ラガーで」
流れるような・・・
「そこにあるものとか出せるよ。他にスペアリブとか○○とか△△とかあるよ。そうそう、牡蠣もあるよ」
「じゃぁ、餃子頂戴な」
「ぁ~、餃子だけない」
「さっき沢山あったじゃん」
先客さんの助け舟
「ぁ~、あっちのお客さんにさっき全部出しちゃった」
「残念」
「軽いものだったら、手羽先良いよ」
「じゃぁ手羽先頂戴な」
「1本?」
「2本で」
暫し待って出てきたのは
お通し
って、これが結構美味くってこれだけでビールお代わり
横丁スタイルのお店
奥行きは狭く横に長い
調理場の前はカウンターだが、テーブル席はカウンターの延長線上の横にあってカウンターから様子を伺うことはできないのだが、
チャンカワイ風親仁のワンオペ
時々、テーブル側に行っては話し込んでなかなか戻ってこない
思い出したように戻って来て
ようやく手羽先
これも美味い
実は、入店時に聞き取れたスペアリブも発注していたのだが・・・

何か作っておられたのが、放置された麻婆豆腐
そう、テーブル側に行って話し込んで・・・

ってことで、それは先客さんに半ば強引にお勧めしていた牡蠣入り麻婆豆腐でした
それより愚昧のスペアリブはどうなっとん
って何か作業中の親仁
「お待たせしました!。本日最後の1個」
まぁ普通に間違いなく
そろそろ帰りの電車の時間
お店の情報は個人の備忘録として掲載しています。訪問時とは所在地、営業時間、定休日等変更になっていたり、そもそも誤った内容を記載しているかもしれません。最新の情報は食べログなどでご確認ください。
『
饕餮(とうてつ)』
広島県広島市南区猿猴橋町5-16 宏和ビル(駅前横丁)11
・広島駅から徒歩5分
営業時間:14:00 - 23:00(L.O. 22:30)
定休日:不定休
20241203