kakki'sだらだら日記

エアロビクスの事、競技の事も含め日々の出来事をダラダラと書いていきます。

痛みの話

2009-09-08 12:50:12 | 競技
o(*⌒―⌒*)oどもっす

今日は曇り空…でも涼しいからいい。許す。

日曜は、先週休館日だったので久々のスクール。
捻挫でリタイヤしていたKも復帰し、膝の手術を受けたEさんも
徐々にではあるけど、動かせる範囲が増えて、

足を痛めてるMさんも大会翌日にも関わらず久々にオールで動けた♪
大会の場でリタイヤする事なく動けた事は少なからず
自信になったのかも知れません。

やっぱり、ハードな練習や体力的負荷の強い事をやっている以上、
怪我はつきもの。

一人ずつアイシングキットを持たせていますが、
明らかな痛みがなくとも、酷使した部位にアイシングは
最低限のケアです。

アイシングもしないで「○○が痛い」とか言おうもんなら、
ぶぅぶチョップさく裂よ。←弱そう。

「アイシングしてみても痛いなら…話はそれからやね」


これが決めゼリフ。

かっこい~~~~私。


ただ、それでも痛い場合…話をする相手は

医者だけど。


当たり前ですけどプロの指示に従うのが一番良いわけでして。
しかし怪我の場合は医者に診せて終わりではないのですね。

リハビリをせねばなりません。

捻挫、肉離れ、靭帯損傷、半月板損傷…様々な怪我がありますが、
回復に向けて重要になるリハビリは段階的に必ず行わないと
完全な回復にはなりません。

私は医療の専門家でもなく、専門的な訓練を受けたわけでもないのですが、
現場で指導をしていて復帰に当たって最も必要なのは
患部の回復、治癒の為のリハビリと同じくらい


メンタルのリハビリと考えます。


理学的には完治したと思われる状態になっても、
怪我をした部位に残る「痛い気がする症候群」。

素人考えですが、同じ痛み(やりたい事を妨げられた心の痛みを含む)を
二度と味わいたくないが為に過剰に反応してしまう状態かなと思います。

しかし、過剰(フェイク)ではなく本当に違和感がある場合もある。

この見極めがとても難しい。
だからプロ(理学療法士)の力を借りる事が必要でしょう。
私が知っている理学療法士の先生は(有名な方らしいですが)、
その点で極めて信頼のおける先生でした。

いずれにせよ不安は不安を煽ります。
「痛いかも」と思えば脳は錯覚して「痛い」と感じると言いますし。
「痛い?」と聞けば「痛いかも…」と反応します。

下手すれば痛いところを無理矢理探してしまったりもします。

逆に「これは良く効く薬だよ」と言って
ラムネを一粒飲ませたら

「ホントだ、痛くない!」

となった話も聞くくらいですから。


なんにしても、病は気から…じゃないけど、
完全な治癒にあたってメンタル(脳の働き)というのは、
大事なんですね。

そんな私も未だ足底筋膜炎が痛いのですが、
自分では共鳴反能だと思っています。

日々、選手と接していると必ずどこかが痛い話になり、
それを聞いているうちに自分も痛い気がしてくる。
自分も痛くなくちゃいけない気がしてくる。

まさしく脳の反応。

だからシーズンが終わればケロッとしてるはず。


それよか、コーチとして共鳴しない強いメンタルを
身につけろって話だけどね。