猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

石仏さんから教わったこと

2012年11月29日 | Weblog

 

 

 

犬山の寂光院に石仏を撮りに行ってきた。

寂光院の紅葉はこれが最後になるのではないか?

寂光院の頂上には、いつの時代に作られたか定かではない石仏がある。

こんないいお顔をした仏さんに出会ったので、心が洗われる思いをした。

実際に電車の中や歩いているときに、いい顔した方にお会いする時がある。

そんなときには仏さんに出会ったような気持ちになる。

きっと穏やかな生活が営まれているように想像する。

自分もいつも反省するのだが、むしゃくしゃする時がよくある、

そういう時は腹の虫の居所が悪いのか我慢できずに「怒って」しまう。

「怒る」ことは良くないと思いながら、どうしようもなく「怒鳴り散らして」いる自分にあきれてしまう。

相手に「怒り」をぶっつければ、ますます反感を持ち自分から離れて行くようだ。

どうも自分の考えに「固執」しているときや「腹の虫の居所が悪い時」によく「怒る」。

本当はこういう仏様のようにいつも笑顔で過ごしたいのだが、どうにもならない時がある。

そういう時はどうも「視野」が狭くなっているように感ずる。

いつも仏さんのように穏やかな顔でいたいのだが、自分の了見が狭いのかそうは行かない。

いつか自分も、仏さんのようないいお顔になれるのだろうか?

今日、寂光院で出会った石仏さんからそんなことを教わった。


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2 コメント

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いいお顔ですね~♪ (きーちゃん)
2012-12-01 23:25:14
石仏さまのように半眼でものを見るといいのでしょうか(^^ゞエヘヘ 同居の私達なんて片目つむったり両目つむったり(^_^;)・・されているかも。 猫さんの優しい笑顔奥様の癒しの笑顔大好きです。
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半眼 (猫周公)
2012-12-03 23:17:23
なるほど!考えてみれば多くの方々が半眼で見ているから世の中がなりたっているのでしょうね。そういう風に見ていただけるなんてありがたいです。誰も同じだと思いますが、実は結構いろいろあるんですよ。
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