猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

江戸時代は西鶴、良寛、北斎など皆晩年で活躍している。

2007年01月16日 | Weblog
一昨日から、不覚にも風邪を引いてしまい、まったく冴えない状態だ。

こんなときは、コラムのテーマすら思い浮かばず、一日中ボーっとしているのみである。
人間が体力的に正常な状態でいられるというのは、実に大変なことだと言うことが身にしみてわかる。
しかも、年齢を重ねてくるにつれて、次第に健康的でない状態のほうが多くなってきているような気がする。

自分の経験からすると、探究心とか追求心や判断力は衰えないどころか、旺盛になってきているようだ。
世間一般では、「歳を取ると、何事も低下してくる」と言われているが、そんなことはないと思う。
低下してくる理由は、体力的に抵抗力がないので、健康的でないときが多いため、気力が失せるので、そういわれているにすぎないのだ。
健康的な体力を維持しているような人は、若者以上に活力的である。

江戸時代の井原西鶴や良寛和尚そして、浮世絵の葛飾北斎などは、みな晩年に活躍している。
高齢者社会だなどといって、大騒ぎしているのはどうかしている。


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