今日、セラヴィリゾートの方と話す機会があり、「リゾートホテルの会員になろうとする人たちは、何を求めているだろうか?」ということが話題となりました。
話を聴いていて自分なりに解釈したのは、先ずは「少しばかりリッチな気分になって温泉にでも入って心身ともに癒したい」ということであり、それ以上に求めていることは、気のあった仲間との出会いの場にしたいということだと思います。つまり、人間関係や環境のすべてを日常から切り離し本当の自分を取り戻して過ごしたいということだと思います。
この会社は、ゴルフ・山野草・アロマテラピー・スケッチ・デッサン・写真等で会員同士の交流の場を作っており、さらに年一回会員全員が集まっての親睦会など他のリゾート組織と比べると、かなりユニークな運営をしているようです。
こういうニーズを真剣に考えて取り組んでいる会社の姿をみて、さすがに先を考えているのだな、と感心しました。それを裏付ける数値が、ここの会員の宿泊率は80パーセントを越しているということです。
会社であれ役所であれ組織の役割は、世の中の人びとは今何を求めているのかということを常に考えて先取りし、果敢に実行してゆくことだと思います。
そういう会社や考えを持った人たちに会えるというのは、とても嬉しいものです。
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