<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(この記事は初合格をめざすための方向けの記事でありません。)
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<30-1向け模試(その2)>配信中・・・早めの積極的なチャレンジをお願いします・・・
●故事成語類の学習継続中・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その10>は墨子・荀子から・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・
●荘子も老子と同じく難解・・・さらに深掘りをしたい方は+αの学習が必要かも知れません・・・
―墨子―
・甘井は先ず竭(つ)き、ショウボク(招木)は伐らる。 「甘井先竭、招木先伐」
*招木:背の高い木。(大字源にはナシ)
「・・・甘井は先ず竭(つ)き、招木は伐られ、霊龜は先ず灼かれ、神蛇は先ず暴(さら)さる。・・・」の一節。
・官にジョウキ(常貴)なく、民にシュウセン(終賤)なし。
*役人は、賢才をいい位置につけるがよい。それも特定の人間が永久に貴い位置にあることはよくない。また民にあっては、努力する人間が富み栄えるべきもので、いつまでも同じ人が賤しい位置にあるということは望ましい政治ではない。
・カク(穫)を捨てて粟(ゾク)をひろうが如し
*刈り入れの仕事をやめて、こぼれ粟を拾うようなものだ。苦労は大きいが実収は少ない。(衆愚の議論に耳を傾けるものの多いのを嘆いたことば)
―荀子―
・木は縄(ジョウ)を受けて則ち直く、金はレイ(礪)に就いて則ち利(と)し
*金は砥石にかけることによって鋭くなる。人も同様であることを言っている。
・良農はスイカン(水旱)の為に耕さざるをせず。
・政事乱るるは、則ちチョウサイ(冢宰)の罪なり
・不足は天下のコウカン(公患)に非ず
*物資の不足は必ずしもすべての人に共通の患いではない。公患はむしろ国が乱れることにある。
・仁人国を用ゆれば、則ち国はハンセキ(盤石)よりも安し
*広辞苑などでは盤石(バンセキ、バンジャク)と読んでいるが・・・
・一曲に蔽われて、ダイリ(大理)に闇し
*一面の片寄った理論に支配されると、大いなる道筋、天下の公理がわからなくなる。
・人心は譬えば、ハンスイ(槃水)の如し
*浅いたらいの中に入れた水のようなもの。ちょっと動かすと映らない。荘子は、「人は流水に鑑みる莫くして、止水に鑑みる」
・人主に賢なきはコ(瞽)にショウ(相)なきが如し
*当時、盲人には必ずこれを助ける「相(ショウ)」がいた。
・国の将に興らんとするや、必ずシ(師)を貴びてフ(傅)を重んず
*師:人道の師 *傅:人君を教え助ける人。
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(この記事は初合格をめざすための方向けの記事でありません。)
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●故事成語類の学習継続中・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その10>は墨子・荀子から・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・
●荘子も老子と同じく難解・・・さらに深掘りをしたい方は+αの学習が必要かも知れません・・・
―墨子―
・甘井は先ず竭(つ)き、ショウボク(招木)は伐らる。 「甘井先竭、招木先伐」
*招木:背の高い木。(大字源にはナシ)
「・・・甘井は先ず竭(つ)き、招木は伐られ、霊龜は先ず灼かれ、神蛇は先ず暴(さら)さる。・・・」の一節。
・官にジョウキ(常貴)なく、民にシュウセン(終賤)なし。
*役人は、賢才をいい位置につけるがよい。それも特定の人間が永久に貴い位置にあることはよくない。また民にあっては、努力する人間が富み栄えるべきもので、いつまでも同じ人が賤しい位置にあるということは望ましい政治ではない。
・カク(穫)を捨てて粟(ゾク)をひろうが如し
*刈り入れの仕事をやめて、こぼれ粟を拾うようなものだ。苦労は大きいが実収は少ない。(衆愚の議論に耳を傾けるものの多いのを嘆いたことば)
―荀子―
・木は縄(ジョウ)を受けて則ち直く、金はレイ(礪)に就いて則ち利(と)し
*金は砥石にかけることによって鋭くなる。人も同様であることを言っている。
・良農はスイカン(水旱)の為に耕さざるをせず。
・政事乱るるは、則ちチョウサイ(冢宰)の罪なり
・不足は天下のコウカン(公患)に非ず
*物資の不足は必ずしもすべての人に共通の患いではない。公患はむしろ国が乱れることにある。
・仁人国を用ゆれば、則ち国はハンセキ(盤石)よりも安し
*広辞苑などでは盤石(バンセキ、バンジャク)と読んでいるが・・・
・一曲に蔽われて、ダイリ(大理)に闇し
*一面の片寄った理論に支配されると、大いなる道筋、天下の公理がわからなくなる。
・人心は譬えば、ハンスイ(槃水)の如し
*浅いたらいの中に入れた水のようなもの。ちょっと動かすと映らない。荘子は、「人は流水に鑑みる莫くして、止水に鑑みる」
・人主に賢なきはコ(瞽)にショウ(相)なきが如し
*当時、盲人には必ずこれを助ける「相(ショウ)」がいた。
・国の将に興らんとするや、必ずシ(師)を貴びてフ(傅)を重んず
*師:人道の師 *傅:人君を教え助ける人。
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