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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

<30-1>に向けて(その10) 墨子・荀子から

2018年03月06日 | 故事成語類
             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(この記事は初合格をめざすための方向けの記事でありません。)
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<30-1向け模試(その2)>配信中・・・早めの積極的なチャレンジをお願いします・・・
●故事成語類の学習継続中・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その10>は墨子・荀子から・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・
●荘子も老子と同じく難解・・・さらに深掘りをしたい方は+αの学習が必要かも知れません・・・

―墨子―
・甘井は先ず竭(つ)き、ショウボク(招木)は伐らる。 「甘井先竭、招木先伐
*招木:背の高い木。(大字源にはナシ)
「・・・甘井は先ず竭(つ)き、招木は伐られ、霊龜は先ず灼かれ、神蛇は先ず暴(さら)さる。・・・」の一節。

・官にジョウキ(常貴)なく、民にシュウセン(終賤)なし。
*役人は、賢才をいい位置につけるがよい。それも特定の人間が永久に貴い位置にあることはよくない。また民にあっては、努力する人間が富み栄えるべきもので、いつまでも同じ人が賤しい位置にあるということは望ましい政治ではない。

カク(穫)を捨てて粟(ゾク)をひろうが如し 
*刈り入れの仕事をやめて、こぼれ粟を拾うようなものだ。苦労は大きいが実収は少ない。(衆愚の議論に耳を傾けるものの多いのを嘆いたことば)

―荀子―
・木は縄(ジョウ)を受けて則ち直く、金はレイ(礪)に就いて則ち利(と)し
 *金は砥石にかけることによって鋭くなる。人も同様であることを言っている。

・良農はスイカン(水旱)の為に耕さざるをせず。

・政事乱るるは、則ちチョウサイ(冢宰)の罪なり

・不足は天下のコウカン(公患)に非ず
 *物資の不足は必ずしもすべての人に共通の患いではない。公患はむしろ国が乱れることにある。

・仁人国を用ゆれば、則ち国はハンセキ(盤石)よりも安し
 *広辞苑などでは盤石(バンセキ、バンジャク)と読んでいるが・・・

・一曲に蔽われて、ダイリ(大理)に闇し 
 *一面の片寄った理論に支配されると、大いなる道筋、天下の公理がわからなくなる。

・人心は譬えば、ハンスイ(槃水)の如し
 *浅いたらいの中に入れた水のようなもの。ちょっと動かすと映らない。荘子は、「人は流水に鑑みる莫くして、止水に鑑みる」

・人主に賢なきはコ(瞽)ショウ(相)なきが如し
 *当時、盲人には必ずこれを助ける「相(ショウ)」がいた。

・国の将に興らんとするや、必ずシ(師)を貴びてフ(傅)を重んず
 *師:人道の師 *傅:人君を教え助ける人。
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<30-1>に向けて(その9) 荘子から

2018年03月06日 | 故事成語類
             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(この記事は初合格をめざすための方向けの記事でありません。)
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<30-1向け模試(その2)>配信中・・・早めの積極的なチャレンジをお願いします・・・
●故事成語類の学習継続中・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その9>は荘子から・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・
●荘子も老子と同じく難解・・・さらに深掘りをしたい方は+αの学習が必要かも知れません・・・

・(而して宋栄子(ソウエイシ)、)猶然(ユウゼン) として之を笑う。
*猶然:(大字源)①ゆったりしたさま。緩やかに遅いさま。同)悠然 ②笑うさま(出所:本出典(荘子)) *“にたりと笑うさま”とか“冷笑する”という意味で解釈しているものが多いようだ・・・いずれにしても、この場合のユウゼンは“悠然”ではない・・・。
*参考文献では“超然として笑っていた”と解説している。
*「宋栄子という人は、大変達観しており、世の中の人がちょっと得意な境遇になったり、ある官職についたりして喜んでいるのを見ても、ただ超然と笑っていた」「俗輩のことなど、真の自分には無関係だ、という人生態度をあらわしている」

・時雨降りたるに、而も猶、シンカン(浸灌)せば、其の沢に於ける、亦、労せずや。
*漢検2掲載熟語:「灌浸」「浸灌」
*灌浸(カンシン):(大字源)そそぎひたす。水が流れ込む。
*ひでりに待望の雨が降ってきて、水は十分なのに、なおそのうえに水をそそいでやる。全く無駄なことではないか。(賢者が既に位にあれば、自分などがしいて出仕する必要はない)

・鑑(かがみ)明らかなれば即ちジンコウ(塵垢)止まらず
*当参考文献では「塵垢(ジンク)」となっているが、広辞苑・大辞林、漢検2も「塵垢」の読みは“ジンコウ”となっているので、“ジンコウ”としている。

・死生を以て一条と為し、可不可を以てイッカン(一貫)と為す

キホウ(饑飽)を時にし、其の怒心を達す
 *(詳細説明割愛・・・)猛獣を飼いならすコツ。人と人の間も同様。

チョウタク(雕琢)してボク(朴)に復る
 *人間も学問をし知識を広めるが、しまいには素直な天然自然の形にかえるのが良い。

・虎豹の文は田を来す
 *参考文献では「虎豹(コヒョウ)の文(ブン)は田(かり)を来たす」となっているが、読み方としては、「虎豹の文(ブン)は田(デン)を来す」と音で統一するか、あるいは「虎豹の文(あや)は田(か)りを来す」と読んだほうが良いのではないだろうか・・・。
 *能あるものは、その能のゆえに、かえってわざわいを招くということ。

トンテン(遁天)の刑 *天道から逃れた(自然に背いた者の)刑罰。

シンカ(薪火)伝う 
 *形骸は滅びても精神は伝わって消えることはない。伝統の伝わることを「薪火伝う」という。

トク(督)に縁りて以てケイ(経)と為す
 *中庸の道によって行動するのを常とせよ。「経」は常。「督」は着物の背すじ。背中の真ん中にある。従って「督に縁る」は中庸によるの意。
(大字源でも「督:意味⑦まんなか。中央。また、衣服の背の中央の縫い目をもいう。」意あることを確認した。)

・(丘(キュウ)は)天のリクミン(戮民)
 *丘:孔子の自称。天の神から刑を受けた者。(世俗に従って生きた通常人にすぎない)

・汝をゲイ(黥)するに仁義を以てす  *身動きのできないまでに道徳に縛られている。

・明にヘン(駢)なる者は、五色を乱り、文章に淫(イン)す
 *「駢」:足の親指と第二指とがくっついているもの。いらない肉がついているところから、「明に駢なる」は、真の明察ではないこと。「文章」は彩色のこと。
 *「駢(ベン、ヘン)」:参考文献では“ヘン”読みとしている。

・天下をザイユウ(在宥)す *天下をあるがままにあらしめておく。「宥」はすべてのことを許して自然にまかせること。

・上はヒョウシ(標枝)の如く、民は野鹿(ヤロク)の如し
*上に立つ役人は、ただ高く伸びている枝のように、高いところにいるだけで、べつに仕事もせず、名利ものぞまず、一方民は、野に遊ぶ鹿のように、不平もなく、ゆうゆう自適している。これこそが老荘の理想の社会である。
*標(こずえ):(漢検2)意味④こずえ。高い小枝。

・六経は先王のチンセキ(陳迹)なり 
 *孔子の教えの「六経」は、昔の聖王の行った迹であって、聖王それ自身ではない。本物でないものを教えることは尊ぶに足らない。

・道を知る者は、必ず理に達す。理に達する者は、必ずケン(権)に達す。
 *「権」は事物世相の変化に応ずる道。 *事の道理に明らかな者は、権宜の処置を善くする。

坎井之蛙 (カンセイのア) *文献では「坎」の異体字表記。漢検2にはこの異体字も載っている。
 *漢検四字では“「坎井」とも書く”となっている。 

・寿陵のヨシ(余子) *他人の長所にかぶれて、自分の長所を捨てるばか者のこと。
  *「子、独り夫(か)の寿陵の余子が行を邯鄲に学びしを聞かずや。未だ国能を得ず、又、其の故行を失う・・・」
  *余子:(広辞苑)①長子以外の子 ②その人以外の人。
      (大字源)(①~④までの意味アリ。)④に「青年の男子」とある。(未成年かどうかは記載ナシ)
      (当参考文献の解説)二十歳に満たない若者 

チョウヨク(蜩翼)をのみ之を知る 
 *セミ取りはセミの羽しか目にとどめない。心を専らにするたとえ。何事においても、達人になるためには、その道に一意専心しなければならない・・・。「蜩翼之知

・利を以て合う者は、キュウカカンガイ(窮禍患害)に迫って相棄つ。天を以て属する者は、窮禍患害に迫って相収む

ア(堊)を尽くして、鼻傷つかず *「匠石運斤」「運斤成風」の故事のつづきの文。
 *堊(しろつち、いろつち)

サンプ(三釜)にして而も楽しむ

・身は江海に上に在り、心はギケツ(魏闕)の下に居る *魏闕:都の城門

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<30-1>に向けて(その8) 老子から

2018年03月06日 | 故事成語類
             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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<30-1向け模試(その2)>配信中・・・早めの積極的なチャレンジをお願いします・・・
●故事成語類の学習継続中・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その8>は老子から・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・
●老子の成語類は(荘子と同じく)逆説的な表現や内容、儒教や孔子と相反する内容が多いので混乱するかもしれないので、ここに記載されている表現や内容だけでは理解が難しいかも知れません・・・さらに深掘りをしたい方は+αの学習が必要かも知れません・・・

・天地は不仁なり。万物を以てスウク(芻狗)と為す。
 *芻狗:芻(草)で形づくった犬で、のちの埴輪の起源となるもの。「芻狗と為す」とは、自然にまかすという意味に使われる。

・聖人は不仁なり。百姓を以てスウク(芻狗)と為す。

・コウトク(孔徳)の容は、唯、道に是従う。
 *「孔徳」の「孔」は、大きい、あるいは深いという意味。

・キゲン(希言)は自然なり
 *希言:「希」は音声のもっともかすかなこと。「希言」は無声。*無声こそが自然のありようである。

・善閉はカンケン(関鍵)なくして、而も開くべからず。
 *最高の戸締りというものは横錠や縦錠を用いなくても、開くことができないものである。(心の結びつきが大事ということ)

・善結はジョウヤク(縄約)なくして、而も解くべからず。
 *最もじょうずな結び方は、なわやひもを用いなくても解くことができないようなものである。(心の結び方が大事ということ)

・タイセイ(大制)は割くことなし。
 *一番大きな制作品、最上の美術品は手を加えてものではない。人間も最上の人物は、さかしらの知識などで小細工したものではない・・・。

・(聖人は)ジン()を去り、シャ()を去り、タイ()を去る。
 *聖人は、はなはだしい行いはしない。また、奢りを退け、豊かに余りある生活もしない。 中庸を得ていれば、甚とならず、質素であれば奢とならず、倹であれば泰にもならない。

・シ()の処る所、ケイキョク(荊棘)生ず。 *師:大軍のこと。

・カヘイ(佳兵)は、不祥の器なり。 *佳兵:すぐれて鋭利な兵器。

・戦い勝ちては、ソウレイ(葬礼)を以て之に処る

・ボク()は小なりと雖も、天下能く臣とすること莫し

・キョウリョウ(強梁)なる者は、その死を得ず

・天下に道なければ、戎馬、コウ()に生ず

・そのダ()を塞ぎ、その門を閉ず。
 *「知る者は言わず、言う者は知らず。その兌を塞ぎて、その門を閉し、その鋭を挫いて、その紛を解き、その光を和げて、その塵に同じくす。これを玄同と謂う。故に得て親しむべからず、得て疏んずべからず。得て利すべからず、得て害すべからず。得て貴ぶべからず、得て賤しむべからず。故に天下の貴きとなる。」の一節。
 *参考文献では兌(ダ)と読んでいるが、他では兌(タイ)または兌(あな)とよませているものもあるので注意。

・其の政サツサツ(察察)たれば、其の民欠欠たり。
 *「察察」は明察のさま。政治があまりにも細かいことにまで目を届かせすぎると、民はむしろどこか欠陥のある不完全な状態になってしまう。

・人を治め天に事うるは、ショク()に若くは莫し *嗇:控えめなこと

・敢に勇なれば即ち殺し、フカン(不敢)に勇なれば即ち活かす *不敢:どんなことがあっても絶対にやらないという消極の勇気。

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手賀沼 ホシハジロ(星羽白)

2018年03月06日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
●ホシハジロはまだいると思うけど・・・でも、撮るのは今季はこれがオシマイかも・・・













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