漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

「畏俯」「陰俯」

2017年06月07日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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<2017.6.7追記>
・「畏俯(イフ)」は大漢和に熟語掲載がありました・・・畏俯:おそれうつむく  *何のことはない、字そのままの意味だった・・・。
・「陰俯(インプ)」:これはどうしても見当たらなかった・・・誤植ではなさそうなので、これも字そのものの意味と解しておけば良いかも・・・。

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●以前、“公開”質問していた掲題2熟語・・・(「漢検1級 28-②に向けて 「ゲンピンの門」 (漢検2準拠)2016年10月23日 | 故事成語類」の記事中)・・・この前、図書館で、再度調べたら、上記のとおり、「畏俯」については見つかりました。(「陰俯」は見当たらず)

●同記事中に上記の赤文字で追記してありますが、一応、この記事でもお知らせしておきます。

●当時、お調べいただいたりご連絡いただいた方には、改めて御礼申し上げます。

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熟語の読み・一字訓読(その74:準1以下):兜(ト、トウ、かぶと)

2017年06月07日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
・漢検1(漢検漢字辞典第1版)をメインに学習されている方は、漢検1にはすべての訓が掲載されていないケースが多々ありますのでご留意ください。・・・というか、ここまでの学習はお薦めできません・・・
・ときどき、漢検1との比較もしておりますが、面倒なので省略させてもらうこともありますので、お含み置きください。
(もともと「漢字必携」(漢検)で学習していたので、すべての音・訓に対応させるようにしておりますので・・・。なお、漢検2でもすべての訓が掲載されているわけではないので、その場合は注記するようにしております)

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<兜:ト、トウ、かぶと>

(漢検2)
意味:かぶと。頭を守る武具。人がかぶとをつけた形からできた字。
大見出し:兜(かぶと) 兜菊(かぶとギク) 兜虫(かぶとむし) 兜巾(トキン) 兜率天(トソツテン)

(大字源)
・ト(慣用音) トウ(漢音

・「ト」音での熟語は、「兜率(トソツ)」「兜率天(トソツテン)」「兜羅綿(トロメン)」のみ。
 *「兜羅綿(トロメン)」:(広辞苑:「兜羅」は梵語。綿花の意。中国舶来の毛布の一。・・・以下略・・・)

 *漢検2「兜巾(トキン)」:修験者(シュゲンジャ)がかぶる黒い小さなずきん。山川の悪気を防ぐという。
 *広辞苑では、「兜巾・頭巾・頭襟(トキン)」(注:漢検2の説明以外の他の意味もあるが略)

・「トウ」音の熟語

 (兜(ト、トウ):①かぶと ②かぶりもの。かぶとの形をした帽子。 ③のりもの。かごの一種。 ④つつむ。かこむ。 ⑤まどわせる。 ⑥袋の形をつくって中に物を入れる。⑦突然。たちまち。・・・などの意味がある)

 兜轎(トウキョウ):兜子(トウシ)の①に同じ。
 兜子(トウシ):①かごの一種。やまかご。肩輿(ケンヨ)。兜轎(トウキョウ)。②(俗)兜肚(トウト)に同じ。
 兜肚(トウト):(俗)はらがけの一種。
 兜塔・兜答(トウトウ):①道が曲がりくねっているさま。②事情がこみいっているさま。
 兜牟(トウボウ):かぶと
 兜離(トウリ):①古代の西方異民族の音楽の名。朱離。 ②ことばのはっきりしないさま。 類)侏離(シュリ)。

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syuusyuu模試の精査12 ~乖繆≒乖謬  “ハれ物” “ハレモノ” ~

2017年06月07日 | 模擬試験問題
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●29-1は28-1と同じように、年度第1回だから高難度になるのかな~。それともここ2回ほどの難度に落ち着くのかな~。
●全体のレベルはそれほど変わらないだろうけど、いわゆる“満点阻止問題”はふたつ、みっつ、出してくれそうだなあ~・・・。
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・過去問の精査は完了済み:「H18~H23」、「H24~H28」、「H4~H17」の順で精査完了・・・
・今は、自己作成の模試を直近の模試からさかのぼって復習中・・・これも直近の模試からさかのぼって精査中・・・「syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 (27-③用) その12」まで完了・・・
・一番最初につくり始めた模試20作を精査中・・・あと2作・・・
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これは<syuusyuu模試の精査>記事です。初合格を目指す方や160~180点ぐらいの方には不向きな記事です。190台から限りなく満点に近い点をめざそうとしている方向けの記事です・・・というと、数えるくらいしかいないかもしれないが(ーー;)・・・自分のための覚書みたいなものでもありますので、ほとんどの方は無視して通り過ぎてください・・・
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●同義語問題「7.背馳」・・・解答「7.乖繆」としていたが、「乖“謬”」でもよさそう・・・広辞苑には「乖謬」があり、「乖繆」はない・・・

・厳密には両熟語は違う意味のようにも思えるが、どちらもOKとなりそうな気がする・・・これ、最近の記事・問題でも触れていたかも知れない・・・

(広辞苑)
 乖謬(かいびゅう):物事がくいちがうこと。
 背馳(はいち):①ゆきちがうこと。反対になること。②反対すること。そむくこと。
(大字源)
 乖繆(かいびゅう):そむきあやまる。もとりあやまる。くいちがう。 *大字源には「乖誤」ナシ・・・。

●書き問題「13.ハれ物に触るように注意する」 ・・・ 腫れ(物) ・・・

・国語辞典などはほぼ「腫れ物」のようなのでこのままの解答でよいのだが、他の“ハれ物”の可否を検討・・・ついでに、“ハレモノ”も調査・・・

<漢検2>・・・漢字ペデイアでの検索結果は以下のもののみ・・・
・腫れる(は-れる)  ▲脹れる(は-れる)  *「晴れる(は-れる) ▲霽れる(は-れる)」もあるが、ここでは関係ナシ。
・腫れ物・腫

・“はれもの”
 腫:シュ 外)ショウ 訓 はれる・はらす 外)はれもの
 疽:ショ・ソ 訓 かさ・はれもの
 癰:ヨウ   訓 はれもの
 瘤:リュウ  訓 こぶ・はれもの

<漢字ネット>などでは・・・
 はれもの :腫 疽 瘤  癰 
 は(れる):腫 (晴) 脹 肛 肬 (霽)  “脹れ物”“肛れ物”“肬れ物”なんて書いたら(通用していないから)✕にされるんだろうか・・・たぶん、✕にされると思う・・・

<参考>漢検2掲載のそれぞれの、(漢字一文字での)“ハレモノ”の意味・・・
腫れ物・腫:炎症などによる皮膚のできもの。おでき。「―に触るよう(機嫌の悪くなりやすい人にこわごわと接するさま)」

疽:かさ。悪性のはれもの。「疽腫(ソショウ)」
瘤:こぶ。はれもの。また、じゃまなもの。
瘻:①首のまわりにできるはれもの。 ②背骨がまがる病気。 ③こぶ。・・・「瘻」には、漢検2では“はれもの”訓ナシ
癰:できもの。悪性のはれもの。「癰腫(ヨウシュ)」

・・・ホントは、“ハレモノ”でも意味や種類がかなり違うようなんだけど・・・ぜんぶ「腫(はれもの)」と書けば問題なさそう・・・
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syuusyuu模試の精査11 ~ 仂(リョク・ロク) 搏(う)つ  牟(な)く ~

2017年06月07日 | 模擬試験問題
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●29-1は28-1と同じように、年度第1回だから高難度になるのかな~。それともここ2回ほどの難度に落ち着くのかな~。
●全体のレベルはそれほど変わらないだろうけど、いわゆる“満点阻止問題”はふたつ、みっつ、出してくれそうだなあ~・・・。
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・過去問の精査は完了済み:「H18~H23」、「H24~H28」、「H4~H17」の順で精査完了・・・
・今は、自己作成の模試を直近の模試からさかのぼって復習中・・・これも直近の模試からさかのぼって精査中・・・「syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 (27-③用) その12」まで完了・・・
・一番最初につくり始めた模試20作を精査中・・・あと6作・・・
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これは<syuusyuu模試の精査>記事です。初合格を目指す方や160~180点ぐらいの方には不向きな記事です。190台から限りなく満点に近い点をめざそうとしている方向けの記事です・・・というと、数えるくらいしかいないかもしれないが(ーー;)・・・自分のための覚書みたいなものでもありますので、ほとんどの方は無視して通り過ぎてください・・・
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●「2.喪には三年の仂を用ふ」 ・・・ 当時の解答は“リョク”・・・下記参照(“ロク”でも良いかも)・・・

<以前の記事>
仂:ロク、リョク、リキ、あま(り)、つと(める)
あま(り) :数の仂(あま)り・・・音熟語見当たらず。
つと(める):仂(つと)める ・・・音熟語見当たらず  *労仂(働)の「仂」は「働」の俗略字・・・。
(その他)「仂」には「十分の一、三分の一」という意味あり。(礼記)「喪には3年の仂(リョク)を用ふ」:3年分の年度会計の1割を葬儀の費用に充てるという意味。

(大字源)
 🈩リョク:つとめる、怠らない。同)力 
 🈔ロク :①あまり。はんぱ。はしたの数。 「祭に数之仂を用いる」(礼記)②三分の一。③十分の一。④地の筋。土地の脈理。

*大字源では“ロク”の読みのほうで、意味分けがしてあるので、“ロク”読みでも良いのかも知れない・・・。

●「25.大鷲が翼を搏って勢いよく飛んでいる」・・・搏(う)って・・・
(漢検2)
搏:ハク  う(つ)・と(る)・はばた(く) *漢検2で「はばた(く)」訓が追加されている
意味:①うつ。たたく。「搏戦」「脈搏」類)拍 ②とる。とらえる。つかまえる。「搏執」 類)捕  ③はばたく。「搏風」
「摶(タン)」は別字。
下つき:手搏(シュハク)・脈搏(ミャクハク)
大見出し:搏つ(う-つ) 搏景(ハクエイ) 搏撃(ハクゲキ) 搏戦(ハクセン) 搏闘(ハクトウ)

*当ブログにも「搏」にかかわる詳細記事あり(「熟語の読み・一字訓読(実践問題その24) 搏 2014年09月30日 | 熟語の読み(音・訓)」)

(当方調べ)
搏執」(ハクシュウ):とらえる、めしとらえる、捕縛。

 *執:音 シツ(慣用音)・シュウ(漢・呉音)・・・“シツ”音の熟語と“シュウ”音の熟語、さらに“シツ・シュウ”両読みの熟語などあり、整理・区分けはとてもムリ・・・法則性はないようだ・・・これこそ“通用”の問題なので、ひとつひとつ当って覚えるしかないのか・・・
 *「搏執」は(大漢和、字通、大字源などでは)“ハクシュウ”とのみ読むようだ・・・。

搏翼(ハクヨク) - 搏(はばた)く、搏(う)つ  ・・・両方、訓読みできそう・・・

 *(以前の記事にも触れているが)「搏翼(ハクヨク):はばたく、勢いよく飛ぶ意。大漢和では「”はうつ”=羽ばたく(鳥が翼をうつ意)」となっており、「うつ」意でも対応するかも。」

搏風(ハクフウ) - 搏(はばた)く

*<大字源>では、
「搏風」:🈩(ハクフウ)①風にはばたく。空をとびかけること。 ②屋根の四隅の張り出した部分のこと。 🈔国語(ハフ)切妻屋根の両側につけた山形の装飾板。破風(はふ)。

 となっており、「風にはばたく」という意味なら「風に搏(はばた)く」という読みのみかも・・・「風を搏(う)つ」でも通じるような気がするが・・・。送り仮名が異なるから、厳密に心配する必要はないが・・・。

●「28.牛が草原で牟然と牟いている」 ・・・ ボウゼン、牟(な)いている ・・・
(漢検2)
牟:ボウ・ム な(く)・むさぼる
意味 :①な(鳴)く。ウシの鳴き声。 ②むさぼる。奪う。 ③かぶと。 ④梵語(ボンゴ)の音訳に用いる。「釈迦牟尼(シャカムニ)」「牟」の二画目までが片仮名の「ム」になった。

(大字源) 
ボウ(漢音) ム(呉音)
な(く):牟然(ボウゼン):牛の鳴く声。 
むさぼ(る):牟食(ボウショク):むさぼりくう。ごくつぶし。
       牟賊(ボウゾク):穀物を食う虫。転じて、良民を害する悪人をいう。
       牟知(ボウチ):いたずらに知識をむさぼる。
       牟利(ボウリ):利益をむさぼる。
*その他
 牟子(ボウシ)=眸子(ボウシ)=瞳子(ドウシ)  「牟」にも“ひとみ”という意味あり
 「ム」音の熟語は「牟尼(ムニ)」のみ・・・。
 
 兜牟(トウボウ) 鉄牟   ・・・これらは、漢検2の「意味③かぶと」に該当する熟語のようだ・・・(漢検2と同じく、「牟」に“かぶと”の意あり)

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