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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読 (その163)

2015年07月25日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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●熟語の読み・一字訓読(その163)です。
<玫:バイ、マイ>
*玫瑰(バイカイ、マイカイ)=①美玉の名 ②はまなす
<珈:カ、かみかざ(り)>
・かみかざ(り):珈簪(カサン、カシン)=髪飾りとかんざし (注)大漢和では「竹かんむりに參」の字(対象外漢字)だが、「簪」に同じとあっ たので、「珈簪」としています。
 *「珈(かみかざ)り」は、婦人の編髪の上に加える最も立派な飾りで玉を垂れ下げたもの。玉の数で尊卑を分ける由。
 *珈琲(コーヒー)
<珥:ジ、みみだま、さしはさ(む)>
・みみだま:珥笄(ジケイ)=珠玉で作った耳飾りとかんざし
・さしはさ(む):珥筆(ジヒツ)=①筆を(さし)はさむ ②訴訟を教える 珥貂(ジチョウ)=貂の尾をさしはさむ(→漢代の顕臣をいう)*これに「蟬」をつけて飾りとした。
 *「珥筆の民」:江西地方の民の事で、筆を挿んで訴訟を好んだことから云う。
 *「珥蟬(ジセン)の栄」:近侍の臣たる栄誉のこと。
<珮:ハイ、おびだま>(「珮」=「佩」に同じ)
・おびだま:珮玉(佩玉)、佩珂=佩玉、珮環=佩玉、珮黻(ハイフツ)=礼服
<玳(瑇):タイ>
*玳筵(タイエン)=たいまいで飾ったむしろ(=玳瑁筵)、玳簪(タイシン)=玳瑁で作ったかんざし・・・
<瑕:カ、きず、あやま(ち)>
・きず:瑕瑾、瑕痕、瑕疵、瑕瑜=美点と欠点
・あやま(ち):瑕釁(カキン)=①過失 ②すきま。 無瑕(ムカ)。
<瑶:ヨウ、たま、うつく(しい)>
・たま:瑶林=玉のように美しい林、瑶楹=玉のはしら、瑶階=玉の階段・玉をちりばめた階段、瑶輦=玉で飾った手ぐるま、瑶顔=玉のように美しい顔、瑶函=美しい手紙・他人の手紙の美称。
 *「瑶」:物に冠してほめたたえるのに用いる語
・うつく(しい):瑶瑛=きわめて美しい玉、瑶草=美しい草、瑶華=美しい花、瑶瓊=美しい宝玉

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