阿伽陀屋若林亭の漆教室を2020年7月5日から始めて早くも1年半が過ぎました
漆の柴田師匠には、それよりも早い時期に町家の芸術祭「はならぁと今井」ですでに今西長屋で展示を依頼したときがお会いした始まりで、阿伽陀屋若林亭が完成したら漆教室の開催を約束をしていた経緯から、2020年7月5日に第1回の教室を開講していただきました
会場の阿伽陀屋若林亭車でお越しの方は裏の広い道におまわりください駐車場があります
伽陀屋若林亭での教室は
・若林阿伽陀屋亭 漆教室
漆の技法を習得できます
家にある漆の漆器や家具などの修理も出来ます
練習日は月2回 原則土曜日ですが、変更の場合は月初めにお知らせしています
師匠のプロフィールです
教室の概要は次の通りです
興味のある方は見学に来てください!
漆工房 指導柴田道雄 京都漆器工芸協同組合理事
教室 阿伽陀屋若林亭 橿原市今井町4丁目11⁻26
漆工の下地から仕上げまでの全般を指導します
最初は金継ぎから始めて漆器づくりの基礎を学習します
漆の原点奈良県で天然の漆を使いますのでかぶれることもありますが、本物の漆工を学び、仲間を作れます
日時 月2回 土曜日(前月に告知)
講習時間 10時~16時
費用 入会金 5,000円
初回材料、道具代 5,000円(漆3,000円 道具2,000円)
講義代 1回 3,500円
工程 金継ぎ 5回 続いて漆工コースにも継続できます
教材 金継ぎしたい材料をお持ちの方は持参できます(無い方は用意いたします)
募集 10名以内で一クラス構成します
お問い合わせ
柴田漆工房・京都市山科区御陵御蔵町20
電話 080-9475-8686
教室での練習風景は本当に楽しいです
そして早くも阿伽陀屋若林亭から漆製品の高級マグカップセットが販売できるようになり、橿原市のふるさと納税の最高額の商品として登場もしました
漆の美 ―駒繋ぎー
―意匠は金粉仕上げの駒繋ぎー本漆5色セット
全国に先駆けて、古民家集団は宝物だと訴えてきた今井町は、室町後期~江戸時代まで海の堺か陸の今井かと称賛された商都で有った
そんな町の真の復興は商いに掛かっているとの思いで、古典文化と食が繋がる栃の木地に五色の漆仕上げのマグカップ「漆の美ー駒繋ぎー」を創作した
化粧箱も藤原京の4条~5条の条理に位置する今井町の町並みを表し、中は紫を太極殿に見立てて中央に据え、4神(玄武、白虎、朱雀、青龍)で囲む箱詰めにしています
製作は京都漆工芸協会理事による柴田玄妙斎師匠特製のオリジナル商品
最盛期の今井商人が、お客様と優雅に酒を酌み交わしながら商談した頃の再現を目指す、まちづくりの一品になってほしいです
漆の美 ―駒繋ぎー
*1セット(桐箱入り5点セット)5色あります
*漆色 黒・青・古代朱・漆白・紫
*仕様 木地―栃 下地―本漆堅地仕上げ
*蒔絵 正面に駒繋ぎ(金粉仕上げ)
裏―朱漆で阿伽陀屋ロゴ あり
*寸法 直径7.5㎝ 高さ7cm
*価格 6万円+消費税(5客セット)
単品の場合1万2千円+消費税(化粧箱)
*納期 10セットまでは注文後2~3週間
それ以上については順次納品
*送料は購入者負担でお願いします
金継ぎから始まった阿伽陀屋若林亭での漆教室は、今ではお膳、お茶器、教習用の机、などの調度品の修理からスピーカーの外枠などの分野まで習得できる人も出てきました(勿論師匠がつきっきりの指導があってのことですが)
ぼつぼつ生徒さんの完成作品も展示していきますので時間が出来たらちょっと覗いて下さい!
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