梅香のつれづれ日記

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今井町環濠発掘調査の成果を博物館で展示しています

2014-12-12 11:37:30 | 発掘、修復
カテゴリー「発掘、修復}で2度にわたり拙ブログに今井町での環濠発掘調査の公開を掲載してきたが、今回12月6日から26日まで新設された「歴史に憩う橿原市博物館」でその時の模様が展示がされています



テーマは「今井町から江戸時代を語る」ー今井寺内町発掘調査の成果からー としている(織田信長を語るのに江戸時代のタイトルは如何かと思うが…)


今井町の環濠の発掘調査はこれまでにも9回にも及ぶ発掘調査をしているが、そのことごとくが一般公開もされず埋め戻されてきた

2011年11月に行われた発掘調査は大々的に一般公開をしていただき、多くの方に関心を深めていただくことが出来ました


 


実態を目のあたりにしますと、歴史は途端に身近なものになります 発掘調査を見た方のその後の皆さんの話題はずいぶん変わりました






織田信長と対峙した今井町の姿勢が評価されるようになりました
そして今回の発掘調査では旧環濠のすごさを再認識しました







江戸時代ではない、今井町は織田信長を語らなければ、片手落ち、今井町は中世、戦国時代から続く歴史を評価できる町だ、それを江戸時代という言葉を今井町の冠詞化、慣例にしてしまったこれまでのPRを置き換えやすくする大きな調査だとも思っている
実物を見るということは大切なことだと実感しました

タイトル変えてほしいな!

それはともかく現地の発掘調査をまだ見ていない方やもう一度見たいなと思ったり、説明を聞きたいなという方は「歴史に憩う橿原市博物館http://www.city.kashihara.nara.jp/hakubutsukan/」までお出かけください


出土品を整理しているのをガラス越しに見える窓際にいい展示コーナーが出来ています









2階には今井町の常設展示コーナーもあり、これまでに埋め戻された環濠からの出土品や今井町の時代を追っての歴史がわかりやすく展示されているので此方にも足を運ぶことをお勧めします


余談ですが、この博物館を企画、設計したkさんは私が所属している「地域づくり支援機構」の先輩で、今井町にも再々足を運んでくれています

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