@じゃんだらりん

趣味(温泉・グルメ・音楽鑑賞・読書、コミック・日本史に世界史、ミステリーにミリタリー・時事)について語ってるブログです。

GスピリッツVol.8

2009-01-02 | プロレス
昭和プロレスについて、気になる特集がいくつかあったので年末年始の暇な時間に読んでました。以下、特集の感想。



【もうひとつのUWF史  猪木の誤算と馬場の野望】


現在の総合格闘技のルーツとして伝説化した、この「第一次UWF」

発足当時、自分はまだ「業界の事情」とやらを理解できない小僧で、逆に事情が判る年になったときにはプロレスから遠ざかっていたので、この当時の業界裏話は興味深く読めました。

しかしこのUWF創設には、当時から公然と黒幕と云われたA・猪木だけでなく、G・馬場までもが相当深いところまで関与していたんですね~。


【証言1】坂口征二 ~ 前田をビール瓶で殴った男が語る"事件"の真相

「坂口と前田」と云えば、例の「B・ブロディ、ボイコット事件」のせいで、ブロディの代役として前田と一騎討ちした試合が記憶に鮮明に残ってる。

前田が組もうが蹴ろうが弾き飛ばして、コーナーに逆さ吊りにしてボコボコに・・・「坂口って実はスゲー」と思いましたよ。かませ役のイメージが強かったですからね。

実は、興業責任者としてブロディ事件に怒り心頭のあまり、前田に八つ当たりしたとか・・・?



【証言2】渕正信 ~ 全日本道場の真実 馬場のシュートテクニックとは?

当時の全日道場の練習風景と言ったら、あの元横綱・輪島のイメージしかないし、そうでなくとも「関節技や”シュート”の練習はやってない」、UWFや新日本と比べちんたらしてる、、と漠然とした決め付けがあったように思う。

が、それは大きな勘違い。”プロ”である以上、”その練習”はやっていて当然。「シュートを超えたものがプロレス」という馬場の台詞が重い。



【クローズアップ】Uの扉を開けたルチャ戦士 マッハ隼人

第一次UWFの中で好感度№1のプロレスラーが彼。メキシコでデビューした生粋のルチャドールで、UWFの格闘路線とはもっとも対極に位置しながら、そのマットで10カウントゴングを聴いた男。「根なし草であった彼が最後に散る場所として選んだ」・・・勘ぐり過ぎか。

引退後はすっぱりプロレス界と縁を切ってアメリカに移住したが、前田だけは渡米時に挨拶にきたという。イイ話を聞けたと思った。



【ロングインタビュー】掣圏真陰流創始・佐山聡の「原理主義」

”天才”と言われる人物は次から次へと新しい発想が生まれてくるんだな。

最後に佐山が向かう先は、もう政治の世界しかないんじゃないか?、と思える。




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