小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

5/19(日)栃木・奥日光(その2)

2013-05-20 | 野鳥 北関東探鳥地

(続き)

湿原(草原)を代表する小鳥と言えば・・・

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「ノビタキ」ですね。

日本では夏鳥として、本州中部以北に渡来し繁殖します。

黒い頭に黒い羽根そしてオレンジ色の胸部とほんとうにキレイな鳥です。

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また、枝先に留まってくれるため見つけ易く、ジックリ観察できます。

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喉のオレンジ色の斑の色合いと大きさにはかなり個体差があるようですね。

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YouTube: 栃木/ノビタキ(2013.05.19)

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YouTube: 栃木/ノビタキ2(2013.05.19)

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翼(背中)に白斑があるのも特徴です。

秋のコスモス畑のノビタキも好きですが、

新緑が芽吹き始めたこの季節の黒い帽子、オレンジの前掛け、タマゴの様な・・・

毎年、この季節には必ず見たくなる野鳥です。


5/19(日)栃木・奥日光

2013-05-20 | 野鳥 北関東探鳥地

到着と同時に夜明けをむかえました。

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夜明け前からオオジシギ、アオジの声が聞こえ、

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辺りが明るくなるとカッコウ、ホトトギス、アカハラ、カラ類の囀りが聞こえてきます。

この日はキビタキ、オオルリの囀りも数ヶ所から聞こえてきます。

(後で判明したのですが、ノビタキの囀りだったのかも知れません。まだまだ知識不足ですね

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その中でもひときわ目立った鳴き声が・・・

枯れ木の梢に留まり、“じゅ~ぃじゅ~ぃ じゅぃ じゅぅじゅぅ” と鳴いています。

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YouTube: 栃木/オオジシギ(2013.05.19)

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オオジシギと言えば、飛翔した後に尾羽を広げて羽音を立てながら急降下、という行為を繰り返す「空中ディスプレイ」が有名ですが、普段は下草の中で隠れて鳴いていることが多いのですが、この日は木に留まり、ジッとしてくれていました。

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オオジシギ

夏季に日本(本州中部以北、主に北海道)やロシアで繁殖し、冬季になるとオーストラリアへ南下し越冬します。

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また、遠方に大きな鳥の影が!?

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湿地上を低空でフワフワ・・・

正体はフクロウでした。(遠かったので証拠写真だけ)

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林との境界部では、コムクドリ、ニュウナイスズメ、アカゲラなど

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アオジもあちらこちらで囀っていました。

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カラマツなど針葉樹の林では、ゴジュウカラ、キバシリ、コガラ、ヒガラなど観察できます。

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『クマ出没注意』

この辺りにはツキノワグマがよく姿を現すらしいです。

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森林部(沢沿い)では、キビタキやミソサザイ、コルリなども観察できます。

しかし今日は湿原をメインに散策しました。