小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

11/29(土)千葉・三番瀬

2008-11-29 | 野鳥 千葉探鳥地

本日は千葉県「三番瀬」に行って来ました。三番瀬とは、東京湾の最奥部にある浅海域です。東京湾のほとんどが埋め立てられていますが、三番瀬はその中でも残された数少ない自然の干潟です。春秋のシギやチドリ そして冬場のスズガモやミヤコドリ、ビロードキンクロ(海ガモ)などで有名です。

200811291

三番瀬から舞浜(ディズニーランド)方面を見た風景

200811292

船橋方面の風景。 この様に端から端まで歩くだけで1時間以上掛かりそうな広さでした。

200811293

スズガモの大群(3~4千羽くらいは居たと思います)

しかし、近年、大規模な青潮が発生し、スズガモやミヤコドリの餌となる貝類(アサリ、シオフキ、ホトトギスガイ)を始めとして多くの生物が死滅。数年前には海上を埋めつくしていた10万羽のスズガモの大群も最近では見られなくなったそうです。今回もアオサが異常発生しており、シギチの餌不足など環境が悪化してきているように見えました。「東京湾スズガモ生息動態調査」など千葉支部でも重大な関心を持って三番瀬の再生を考えられているそうです。

20081129hijirokaituburi1 

20081129hijirokaituburi3

ハジロカイツブリ

20081129miyubi 

ミユビシギ (実は初めて見る鳥です)この他、ハマシギ、ダイゼン、シロチドリ、コチドリ等々がたくさん居ました。

20081129zuguro

ズグロカモメ これも初見です。希少な野鳥なので幸運でした。

その他、距離がありましたがミヤコドリも初めて見ました。最終的に30種見ることができ、舞浜方面も散策したかったのですが、ハヤブサ飛来のため、断念して帰路につきました。


11/16(日)葛西臨海公園(その4)

2008-11-25 | 野鳥 東京探鳥地

今回は「下の池」(汽水池)の鳥を少し紹介します。

20081116kasai_park10

「下の池」(汽水池)

20081116tashigi0

タシギ

20081116tashigi1

20081116tashigi2

至近距離で見るのは初めてでした。羽の色彩がとても綺麗で嘴も長くユニーク!とても可愛い鳥ですね。

「tageri.wmv」をダウンロード

↑ タシギの動画です!


11/16(日)葛西臨海公園(その3)

2008-11-18 | 野鳥 東京探鳥地

今回は「下の池」(汽水池)と外周の木々にいた鳥達を少し紹介します。

20081116suzugamo1

スズガモ♂ 「東なぎさ」では5万羽の大群が見られる時もあるそうです。

20081116suzugamo1_2

スズガモ♀ 

20081116suzu_kinkuro

スズガモ♀(手前)とキンクロハジロ♀(奥) 嘴の基部の白い箇所以外はとても良く似ています。

20081116hoshihagiro1

ホシハジロ♂(奥)と♀(手前) 初めて見た時は別の種類のカモかと思いました。

20081116kinkurohagiro1_2

キンクロハジロ♂(左)と♀(右)

20081116aoji

アオジ♂

20081116tsugumi1

ツグミ (写真には納められなかったですが、関東ではアカハラの数の方が頻繁に見ることができるように思います。この日もアカハラの方が多かったです。)

20081116ohashishigi

最後にオオハシシギ(冬羽)。 少しキアシシギに似ていますね。これは初めて見る鳥でした。


11/16(日)葛西臨海公園(その2)

2008-11-17 | 野鳥 東京探鳥地

園内には「上の池」、「下の池」、「その他外周と”西なぎさ”」と大きく3つのポイントがあり、それぞれ特色があります。まずは、「上の池」(淡水池)から簡単にご紹介。

20081116kasai_park6

ウォッチングセンター2Fから見た、「上の池」の全体風景です。池というよりは、大きな湿地といったところでしょうか。ここには、淡水ガモ、内陸・汽水性のシギ、サギ類が多く見られます。

20081116seitakashigi0

20081116seitakashigi2

20081116seitakashigi1

20081116seitakashigi4

20081116seitakashigi6

セイタカシギ とても優雅(綺麗)な野鳥で、間近に見ることができて嬉しかったです。


11/16(日)葛西臨海公園

2008-11-17 | 野鳥 東京探鳥地

(関東バードウォッチング第2弾)

本日は葛西臨海公園(鳥類園)へ行ってきました。葛西臨海公園とは鳥類園、水族館などからなる約80ヘクタールの公園です。これは大阪万博公園と同等の面積で、その1/3にあたる約30ヘクタールが鳥類園です。
また、この鳥類園には2つの池があり、1つは「上の池」と呼ばれ淡水です。もう1つ「下の池」といい汽水池になっています。淡水池もあることで内陸性のシギチもここでは見ることができます。池の周囲は立ち入り禁止や木々で人目から隠され、中央のウォッチングセンターと観察舎からのみ観察が可能です。また、「東なぎさ」という野鳥のための立ち入り禁止保護区(人工埋め立て島/砂浜)もあり、とても野鳥に優しい(鳥の視点で考えられた)公園という印象でした。

Kasaimap

鳥類園MAP (見にくくてすみません)

20081116kasai_park5

ウォッチングセンター (この2階から池や無人島の「東なぎさ」を観察)

20081116kasai_park8

観察舎 (この様な観察舎や観察窓が約10箇所設置されています)

20081116kasai_park7

窓からの風景(上の池/淡水池。ここにはタシギやクイナが居ました。去年ここでセイタカシギが営巣したそうです。)

20081116kasai_park3

沖に見えるのが、「東なぎさ」「西なぎさ(人が入れる人工島)」です。

20081116onaga1

今日もオナガの小群に遭遇。今度は写真が撮れました(^^)

[僕が見た鳥]

カイツブリ、ゴイサギ、ハジロカイツブリ、コガモ、カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、バン、オオバン、クイナ、カモメ、ウミネコ、ユリカモメ、チュウヒ、カワセミ、アオアシシギ、セイタカシギ、タシギ、オオハシシギ、イソシギ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ、ジョウビタキ、ウグイス、アオジ、オオジュリン、オナガ、ツグミ、アカハラ、シロハラなど約50種類