小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

12/28(日)神奈川・相模原(その2)

2014-12-31 | 野鳥 神奈川探鳥地

 もう一つ、見つけてうれしい鳥は・・・

 ルリビタキ

何回見ても、ルリビタキを見つけることができればうれしいですね。

 ルリビタキ♂

「ヒッ、ヒッ」「カ・カ・カ」とジョウビタキに似た鳴き声ですぐに見つけることができます。

ルリビタキはスズメくらいの大きさで、雄は瑠璃色をしたきれいな小 鳥です。

冬期(11 ~3 月)には低地に下りてきて越冬、夏期には標高 1,500m 以上の亜高山帯で繁殖します。

雌はオリーブ褐色で、若いオスはメスと同じ色で 年とともに段々と青色になり、3年かかってようやく写真のような瑠璃色になります。 

 

[確認した鳥]

カワウ、アオサギ、カイツブリ、カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、オオバン、トビ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、ミソサザイ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ベニマシコ、ウソ、カヤクグリ、ツグミ、シロハラ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウガラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ヒヨドリ、カケス、ハシブトガラス、スズメ、ソウシチョウ、ガビチョウ


12/28(日)神奈川・相模原

2014-12-28 | 野鳥 神奈川探鳥地

霜も下り、氷点下1.0℃の中、いつもの林道へ

道路も凍結しており天気は良かったですが、日が当たらない場所は一日中融けないような寒い一日でした。

ウソ♂

人が吹く口笛のことを古語で”うそ”と呼び、この鳥の鳴き声が「ヒーホー」と口笛のようなのでウソとなったとか。

「フィッ」というすごく小さな鳴き声が聞こえ、その方向の先に・・・・

日本では漂鳥または、冬鳥としてこのシーズンに見かける。

スズメよりやや大きい

お腹が赤いのは亜種「アカウソ」と呼ばれています。

ウソ♀

雄の頬、喉は淡桃色。雌にはこの淡桃色の部分がありません。

 

 

神奈川/ウソ♂(2014.12.28)

 

 

神奈川/ウソ♀(2014.12.28)

 

 

 

このウソという鳥、昔から日本では馴染みがあり、「鷽替え(うそかえ)神事」というものが、全国の神社(天満宮)で行われています。

鷽(うそ)が嘘(うそ)に通じることから、前年にあった災厄・凶事などを嘘とし、本年は吉となることを祈念して行われる神事です。太宰府天満宮、亀戸天神社、大阪天満宮、道明寺天満宮などが有名で、毎年1/24-25に催されています。

小鳥日和「亀戸天神のうそ替え神事」記事 ←ココをクリック!

 

 


12/21(日)静岡・麻機遊水地

2014-12-23 | 野鳥 山梨・静岡・東海探鳥地

週末、妻の実家(静岡)へ行ってきました。 早朝、少し探鳥へ (^^ゞ 

 

朝靄の遊水池 

葦原の鳥たち

オオジュリン

静岡/オオジリン(2014.12.21)

 

一面の葦原だったところに一部、河川林が根付き、大きくなったことで更に色々な鳥が生息できるようになったのでしょう。

アリスイ

ノスリ

その他、コゲラ、アカゲラ、カシラダカも見かけました。

モズ

カワセミ

ヒドリガモ

以前はコハクチョウや1000羽以上のカモが飛来していたそうですが今年は20-30羽ほどでした。

沼の周辺の葦原を刈り込んでしまったせいか、去年見られたヨシガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモなど、残念ながら今年は見ることができませんでした。 

 

 

■余談

山地も近く多種多様で恵まれた遊水池ですがただ一つ残念なのは、県のHPではこの遊水池について 『ヨシ群落は冬の風物詩』・・・とありましたがバイパス道路で寸断され、入場規制も無く、サッカー場や球場へ埋め立てられ、湿地の周辺の開発や草木の伐採と、これだけの面積がありながら”生態系”という観点で管理されていないように見受けられました。 そのためかカモ類は激減、鳥類の種類も少ないように思えます。都市公園と同等レベルです。昆虫類や魚類、植物についても同様なことと予想がつきます。自然に再生するためには、多少の規制や行政の指導も必要なのではないでしょうか。

ここを訪れた方は私と同じように思った方も多いはずです。

少しでも声が届けばいいと思い県民でもない私が失礼と思いながら、少し苦言を書かせていただきましたこと、お許しください。

 

また、いつの日かコハクチョウやたくさんのカモ類が戻ってきてきれたらいいですね。

 

[確認した鳥]

カワウ、カイツブリ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、カワセミ、バン、オオバン、カルガモ、ヒドリガモ、マガモ、ノスリ、トビ、オオタカ、チョウゲンボウ、モズ、アオジ、ホオジロ、カシラダカ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、ベニマシコ、コゲラ、アカゲラ、アリスイ、ウグイス、エナガ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、シメ、オオジュリン、キジバト、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 


12/13(土)神奈川・宮ヶ瀬(その3)

2014-12-18 | 野鳥 神奈川探鳥地

その他の野鳥も少し紹介しておきます。

 

静かな湖畔にウソやルリビタキ、ジョウビタキの声が遠くから聞こえてきます。

 

ウソ♂

数は少ないですが、2-3羽で採食しているところを何度も確認できました。

ジョウビタキ♂

ホオジロ♂

 

ツグミ

ツグミやシロハラ、ルリビタキなど警戒心がまだまだ強いようです。

人の近くにはなかなか現れてくれません。

ソウシチョウ(上)とコゲラ(下)

オシドリ

オシドリも例年より数は少ないようです。6羽ほど確認できただけでした。

 

出現数はまだまだ少なかったですが、ウソやマヒワなど小鳥の種類は比較的多く見られたと思います。

年末も機会があればもう一度、訪れてみたいと思います。  

 

[確認した鳥]

カワウ、アオサギ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、オシドリ、カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、オオバン、トビ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ミソサザイ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ベニマシコ、ウソ、カヤクグリ、ツグミ、シロハラ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウガラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、マヒワ、カワラヒワ、ヒヨドリ、カケス、ハシブトガラス、スズメ、ソウシチョウ、ガビチョウ


12/13(土)神奈川・宮ヶ瀬(その2)

2014-12-18 | 野鳥 神奈川探鳥地

ベニマシコの雌も可愛いですよ。

ベニマシコ♀

 

 

 

こちらはベニマシコ♂です。 参考まで比べてみてください。

 

ベニマシコ(紅猿子)

「まし」、猿の古名に由来しています。
ニホンザルの顔のように赤いという意味です。
本州では冬鳥の代表選手ですが、北海道では夏鳥ですね。

日本ではこの「マシコ(猿子)」という名前がつけられた鳥は、このベニマシコ以外に、オオマシコ(大猿子)・ギンザンマシコ(銀山猿子)・ハギマシコ(萩猿子)・アカマシコ(赤猿子)がいます。


今シーズンは何種類の赤い鳥「猿子」がみられるでしょうか。