小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

7/26(日)神奈川・大磯/照ヶ崎アオバト観察会

2009-08-02 | 野鳥 神奈川探鳥地

5月~9月までの毎月最終日曜日に開催される「アオバト観察会」へ参加させていただきました。これまでのデータより7月から8月にかけてアオバトの飛来数が増える傾向にあり、期待をもって参加。

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何度もアオバトが波にのまれる場面を見ましたが、1,2秒後には水中から飛び立って行きました。リーダーの方に聞いてみると、水中から飛び立ち際に更に波にのまれない限り、大丈夫だそうです。(経験値を積んでいるため冷静に対応しているようです)ただし、幼鳥は経験値不足から事故率も高いらしいです。

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今回の群の中には今年生まれの幼鳥はまだ居ないと聞きました。

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参考まで、アオバト幼鳥の特徴をあげておきます。
①尾羽が短い(3㎝以上短い)
②体の大きさが小さい(成鳥:250g、幼鳥:175g前後とかなり小さいですね)
③大雨覆が短く、2本ラインが見える
④羽が全体的にモサモサ

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脚(太股)に注目して下さい! モモヒキを履いてる?かのような・・・可愛くないですか(^^ゞ

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探鳥風景

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こまたんリーダーK氏の写真
この日、瞬間最大飛来数364羽を記録。歴代3位の大記録だったそうです。

●アオバトが海水吸飲する理由(仮説)
繁殖期には果実を主とした食事のためカリウムが増えて、ナトリウムが不足。そうすると腸からの水分吸収ができなくななります。(脱水症状になる)よって、濃度バランスを保つため、海水を飲みにくると言われているそうです。

今回もリーダーの方々に興味深いお話を聞くことができました。ありがとうございました。

[確認した鳥]
オオミズナギドリ、ウミウ、、ダイサギ、トビ、ウミネコ、ドバト、アオバト、ツバメ、
スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス