小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

2/1(土)京都御苑(その2)

2014-02-05 | 野鳥 関西探鳥地

京都御苑では、私の好きな鳥を間近にたくさん見ることができました。

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それはイカルです。

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高所で「キーコーキー」と澄んだ声で鳴いています。

私が都市公園で初めてバードウォッチング体験した際、『こんなユニークなフォルムの鳥が、こんな都会の真ん中に居るんだ!』と驚いた事を今でも覚えています。

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木のウロに溜まった水を飲んでいました。

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ムムム・・・

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順番をまもって、仲良くしましょう!

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私がじっとしていると安全だと思ってくれたのか、1羽が地面に降りてきました。

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地面に落ちた種を美味しそうに食べています。

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1羽が地面に降りると、1羽また1羽と・・・

周囲そこかしこでパチパチとエノキやムクノキの種を割る音が聞こえてきます。

(稀にコイカルが混じっている時もあるので要確認です!)

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気が付くと、100羽以上のイカルが地面で採餌していました。

 

コロンとしたフォルム、黄色く大きな嘴、まるでチョコボールのキョロちゃんのようですね。

ほんとうに可愛い鳥です。

久しぶりにじっくりイカルが観察でき大満足でした。

 


2/1(土)京都御苑・宝ヶ池・鴨川

2014-02-04 | 野鳥 関西探鳥地

京都へ向かう用事があり、少し早く移動して探鳥してきました。

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京都御苑では、年間を通じて約百種の野鳥が観察されています。

観察ポイントを幾つかあげてみると「母と子の森のバードバス」「御苑の外周林沿い」「松林の草原」「九條池や近衞池」「閑院宮邸跡の池」があります。

中でも「バードバス」は人気のスポットで、シジュウカラやメジロ、ヤマガラ、冬越中のアオジやビンズイ、シメなどが代わる代わる水浴びや水飲みにやってきます。

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また、「九條池」ではマガモやカルガモ、カワセミのほかアオバトなども水を飲みに来ます。

今回は時間が無かったため南側の「九條池」「閑院宮邸跡の池」周辺のみを散策しました。

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マガモ?

頭部が緑色ではなく、白い首輪も不明瞭、胸部の黒褐色も薄い等々、マガモとカルガモのハイブリッド(交雑種)でしょうか。

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メジロ

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シロハラ

「外周林沿い」では、アトリやシメ、松の木周辺ではビンズイなど、

運が良ければトラツグミ、ミヤマホオジロ、オジロビタキなども見ることができます。

御苑ではイカル、アトリ、アオジ、ルリビタキを観察後、早々に宝ヶ池へ移動。

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宝ヶ池風景

宝ヶ池を中心とする宝ヶ池公園は、比叡山と京都国際会館を借景とする都市公園です。

交通アクセスは良く、地下鉄(烏丸線)駅出口を出てすぐに宝ヶ池公園(北園)です。

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カイツブリ

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ここ宝ヶ池の目玉は何と言ってもオシドリです。

冬には、20羽以上のオシドリを間近に見ることができます。

池の縁の木陰で休んでいますので注意して探してみてください。

池ではマガモやカルガモ、カイツブリ以外にもホシハジロやキンクロハジロが見られることがあり、トモエガモが飛来したこともあるそうです。

 

[確認した鳥]

アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワウ、カイツブリ、カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、コガモ、オシドリ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ユリカモメ、トビ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、コゲラ、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、ルリビタキ、アトリ、シメ、イカル、ウグイス、アオジ、エナガ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、キジバト、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス


10/8(祝・月)奈良・飛鳥/甘樫丘探鳥会

2012-10-12 | 野鳥 関西探鳥地

帰阪3日目最終日は奈良の飛鳥・甘樫丘へ行ってきました。

甘樫丘は、古くは日本書紀などの中にのその記述がみられ、7世紀前期には当時の有力者であった蘇我蝦夷、入鹿親子の邸宅があり、645年の「乙巳の変(大化の改新)」の舞台となった場所です。

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甘樫丘から見た橿原神宮と畝傍山

北側に大和三山(畝傍山、耳成山、香具山)とその中央に位置する藤原京(橿原市内)さらに遠くの生駒山、二上山、葛城山、金剛山系の山並みを望める展望広場(標高148m)や、万葉集などに歌われた植物を散策しながら楽しめる万葉植物園路まどを設けられています。

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甘樫丘から見た飛鳥古京(明日香村内)、

東側には、有名な石舞台や高松塚古墳などが歴史的に重要な古墳群が広がっています。

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ヒバリ

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ノビタキ

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ノビタキ

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探鳥風景

今回の奈良でもU50メンバーの方々など多数のお世話になった皆さんにお会いでき楽しく探鳥させていただきました。

 

[確認した鳥]

カイツブリ、カワウ、アオサギ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、トビ、モズ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、コシアカツバメ、メボソムシクイ、キビタキ、コサメビタキ、エゾビタキ、ノビタキ、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハスボソガラス、ハシブトガラス


10/7(日)箕面探鳥会

2012-10-11 | 野鳥 関西探鳥地

帰阪2日目は北摂の箕面へ行ってきました。

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箕面大滝

関西以外の方にはなじみが薄いかもしれませんが箕面といえば、この「大滝」とその周辺に現れる野生の「ニホンザル」が有名です。

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滝道の風景

都心からも近く、交通アクセスが良いため、年間200万人以上の観光客に訪れるそうです。紅葉の名所でもあり、秋がおすすめです。

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さて、探鳥コースは聖天展望台にてタカ渡りを確認、林道を登り小鳥を散策。滝までの往復コースです。

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展望台

もう10月ですがノスリのみならず、ハチクマ、サシバも確認することができました。

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サメビタキ

基本的にサメビタキは平地には少ないと言われています。箕面は山間部の林道なのでサメビタキをたくさん見ることができたのでしょうね。

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サメビタキ

こちらの個体も識別がとても難しいですね。

(識別ポイント)

①嘴の形状(長さ、色合い、厚み) : 厚みが無い、短い

下尾筒の褐色の有無 : 下尾筒に暗色軸斑がある

胸から脇腹にかけての色模様(参考)

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アトリ

冬鳥のアトリが既に渡ってきていました。

その他、メボソムシクイ、オオルリ、アカゲラなど比較的多くの種類を確認することができました。

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探鳥風景

今回も大阪でお世話になったU50のNさん夫妻、Kさんなどにお会いすることができました。また、Kさんにはサメビタキの識別もしていただきました。

ありがとうございました。

[確認した鳥]

キジバト、コゲラ、アカゲラ、ハクセキレイ、キセキレイ、トビ、ミサゴ、ツミ、ハチクマ、サシバ、ノスリ、チョウゲンボウ、ツバメ、イワツバメ、コシアカツバメ、ウグイス、メボソムシクイ、キビタキ、オオルリ、サメビタキ、コサメビタキ、エゾビタキ、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、アトリ、ムクドリ、スズメ、ハスボソガラス、ハシブトガラス


10/6(土)大阪城公園探鳥会(その2)

2012-10-11 | 野鳥 関西探鳥地

大阪城公園探鳥会の続き、

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コサメビタキ

目がクリクリでとにかく可愛い鳥です。

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エゾビタキ

エゾビタキは日本を通過するだけの旅鳥で、コサメビタキやサメビタキと違って日本で繁殖しない。また、春は日本海側を通過、太平洋側の地域では、秋限定の鳥です。

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エゾビタキ

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「人慣れスズメは各地で増えている」と聞いていましたが、初めて見ました。

2年前でしょうか、現在日本に生息するスズメの個体数は1800万羽ほどで、1960年代に比べ10分の1ほどに激減してると環境省が発表したのを覚えています。減少している理由として、次の様なことが挙がっているそうです。

  • 木造住宅の減少により屋根瓦や建物の隙間など、巣作りの場所が困難となった。
  • 田畑のコンバインの普及で餌となる落ちモミが減った。
  • 未舗装の小道や空き地が減り、植物の種などの餌が減った。
  • 都市部での空き地や草原の減少。
  • 減反によって水田面積が減った。

このスズメが減っている現象は日本だけではなく、世界的に起きているようです。何事もなければいいのですが・・・

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ハシビロガモ♂

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ハシビロガモ♀

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ヒドリガモ

その他、キンクロハジロも堀にいました。

今回、吹田野鳥の会(=万博公園探鳥会)のリーダーの方やメンバーの方々にお会いでき良かったです。

また、リーダーYさん、U50のKさん、Sさんたいへんお世話になりました。

ありがとうございました。

[確認した鳥]

カイツブリ、アオサギ、カルガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、メボソムシクイ、キビタキ、コサメビタキ、エゾビタキ、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、アジサシ、ムクドリ、スズメ、ハスボソガラス、ハシブトガラス