小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

8/17(水)川崎・生田緑地(番外編)

2011-08-18 | まち歩き

今日は探鳥ではなく、「プラネタリウム」を見るため生田緑地へ行きました。

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探鳥会ができる程、広いこの緑地には「青少年科学館」のほか「日本民家園」や「岡本太郎記念館」、9月には「藤子・F・不二雄ミュージアム」も完成予定です。

(生田緑地公式HP)

http://www.city.kawasaki.jp/71/71tama/home/ikutaryokuti/index.htm

 

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ここ「青少年科学館」にあるプラネタリウムは、世界一先進的なプラネタリウムとしてギネス認定を受けている川崎市多摩区在住のプラネタリウムクリエイター・大平貴之さんが開発した、「メガスターⅡ」です。

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プラネタリウム後、美術館へ

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森に囲まれた美術館でした。

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美術館の外観

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美術館入口パネル

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美術館の正面玄関

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『生誕100年 人間・岡本太郎展』が開催中でした。

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玄関マットレスも・・・「TARO」

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シンボルタワー「母の塔」

高さ30mの岡本太郎美術館のシンボルタワーです。「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」と「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」、「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」をイメージして制作されたそうです。

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2年前までこの塔が窓から見えるところに住んでいました。

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かつて、万博会期中は太陽の塔の右側に「青春の塔」が、左側に「母の塔」が建てられていたそうです。

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「明日の神話」 縦5.5メートル、横30メートルの巨大壁画。

太陽の塔に並ぶ代表作です。

写真は渋谷駅のものですが、同作品も美術館に展示されていました。

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美術館周辺 (公園内は とても清潔に整備されています。)

事務所で野鳥の情報を調べましたが、春・秋の渡りも立ち寄り、冬鳥もたくさん見られるとのこと。今年の冬にはぜひ、散策したいと思います。

大阪万博記念公園「太陽の塔」

高さ70m、基底部の直径20m、腕の長さ25m。中は空洞になっていて、「生命の樹」と呼ばれる巨大なモニュメントが中心にあります。


8/16(火)千葉・東京湾奥部

2011-08-17 | 野鳥 千葉探鳥地

気温35℃炎天下の中、シギチ散策へ行って来ました。

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ダイゼン

おっとっと! 杭から落ちそう・・・

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オオソリハシシギ&オグロシギ

 

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YouTube: 千葉/シギチ1(2011.08.16)

 

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YouTube: 千葉/シギチ3(2011.08.16)

 

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30羽近くが集結していると圧巻ですね。

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オオメダイチドリ(幼鳥?)

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オオメダイチドリ(左)、メダイチドリ(右)

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メダイチドリを観察中、大きな声でホーイーンと聞こえた先を見ると・・・

ダイシャクシギがどこからか飛んできました。

 

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YouTube: 千葉/シギチ4(2011.08.16)

 

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湾曲した大きな嘴、やはり目立ちますね。

警戒心が非常に強く、これほど近くで見れたのはとてもラッキーでした!

 

[確認した鳥]

カワウ、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、セグロカモメ、ウミネコ、コアジサシ、アジサシ、オオソリハシシギ、キョウジョシギ、オバシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、シロチドリ、トウネン、ミユビシギ、ダイゼン、メダイチドリ、オオメダイチドリ、コチドリ、ミヤコドリ、ハクセキレイ、セッカ、メジロ、ムクドリ、オナガなど


8/14(日)南野川ふれあいの森

2011-08-14 | 野鳥 地元(川崎)地元探鳥地

ここ最近、早朝にヒグラシの鳴き声に混じり、聞き慣れない鳥の鳴き声がしていたので、自宅から徒歩1-2分の「南野川ふれあいの森」へ出掛けました。

Nogawa

春には渡り途中の鳥も見られたこともあり少し期待。

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隣接している畑から何かが飛び立った! 

その先に・・・インコ!?   そう、「ワカケホンセイインコ」でした。

ちなみに聞き慣れない声の主はガビチョウでした。

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徐々に近づいてきました。

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全長約40cm(セキセイインコの約2倍の大きさ)。インド南部からスリランカにかけてが原産地のオウムの仲間です。オスの成鳥は首に黒い輪の模様があるそうですが、今回は繁殖時期ではないせいか全ての個体(6羽)が全体的に青(緑)っぽい個体でした。

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「キリッキリッ」というかん高い声で鳴きます。

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お目当てはひまわりの種でした。

人が通過しても、構わず一生懸命に食べていました。

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YouTube: ワカケホンセイインコ/川崎市.AVI

[確認した鳥]
ウグイス、ハクセキレイ、カワラヒワ、ムクドリ、ヒヨドリ、メジロ、エナガ、シジュウカラ、コジュケイ、キジバト、オナガ、ハシブトガラス、スズメ、ガビチョウ、ワカケホンセイインコ

 

■ワカケホンセイインコについて 

2009年の調査記録では、40ヶ所以上の営巣地と1500羽を超える個体が確認されているそうです。

繁殖中など特別な時期を除き、ワカケホンセイインコはおおよそ夜明け直後にいっせいにねぐらを飛びたち(ねぐら立ち)、いくつもの群れに分かれてあちこちで日中を過ごしたあと、日没少し前にまた群れ単位でねぐら近くの電線などに集結し、いっせいにねぐら入りします。

特に有名なのは、大田区の東京工業大学構内のイチョウ並木にねぐらがあり、夕方になると1,000羽を超えるワカケホンセイインコが毎日集結するそうです。

(日本鳥類保護連盟HP)

http://www.jspb.org/wakake/wakake.html

(ナショナル・ジオグラフィック公式HP)

http://www.nationalgeographic.co.jp/animals/special_article.php?special_topic_id=1&episode_no=7

(東京工業大学 生命理工工学部)

http://www.ecology.bio.titech.ac.jp/Study/inko/inko.html

 

目撃情報は東京都や神奈川県東部に集中していますが、その他の地域にも現れるのも時間の問題かもしれません。このワカケホンセイインコは外来種です。野鳥界の生態系が壊れてくるのかも知れません。現在のところ、具体的な被害はないようですが、今後も注意深く見守る必要がありそうですね。


8/7(日)千葉県支部/小櫃川探鳥会

2011-08-14 | 野鳥 千葉探鳥地

日本野鳥の会・千葉県支部の小櫃川探鳥会へ行ってきました。千葉県木更津市の小櫃川河口に広がる三角州「盤洲干潟」でのシギチ観察です。

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この盤洲干潟は東京湾に現存する最大の干潟です。その広さは1400ヘクタールで東京ドーム約300コ分の広さです。

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近くにはアクアラインがあり、遠くには「海ほたる」(写真の中央やや左)が見えます。

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盤洲干潟の場所

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探鳥風景 (自然の干潟の中を歩くので、長靴は必須です。)

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キアシシギ

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メダイチドリ

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干潟の全貌

お世話になった千葉県支部の皆さん、午前中で失礼しましたが、今後ともよろしくお願いいたします。

[確認した鳥]

カワウ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、セグロカモメ、ウミネコ、トビ、ミサゴ、コアジサシ、ダイシャクシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、シロチドリ、トウネン、ミユビシギ、ダイゼン、メダイチドリ、ハクセキレイ、セッカ、キジバト、ムクドリ、スズメなど

■備考

これだけ広い干潟でありながら、鳥の数が少ないのには少々戸惑いました。探鳥会に参加されているリーダーの方へ尋ねてみると・・・ 

『東京湾アクアライン(横断道路)や大型温泉施設・ホテルの建設でこの干潟が大ピンチを迎えている』と聞きました。

①アクアライン橋脚掘削ヘドロが干潟に拡散

②ホテル・温泉施設(スパ)の排水

上記が理由で沖合600mに設置してあるアサリ稚貝養殖はほぼ全滅。ノリ養殖漁業者の減少(800以上→100へ)と急激に環境の悪化が懸念されています。なかでも塩性植物のハママツナ群落は、スパ開業1年後くらいから立ち枯れや根腐れが見られ、現在は、9割方が無くなってしまったとのこと。シオクグも半減。(盤洲干潟を守る会の報告より)

 この原因は、1日1000トンもの塩化物イオンを含む排水と潮の流れの変化と言われています。

10年前は10000羽いたコアジサシでしたが、今ではまったく見ることが出来なくなったと聞きました。アクアラインによる潮の流れや温泉施設の排水被害による環境変化が原因なのでしょうか。

また、次回参加時には、更に詳しくお伺いしてみようと思います。


8/6(土)千葉・東京湾奥部(その2)

2011-08-09 | 野鳥 千葉探鳥地

まだまだ数は少ないシギチですが・・・

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キョウジョシギ

秋のキョウジョシギは7月末から渡りはじめ、9月初旬まで見ることが出来ます。

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ダイゼン 夏羽→冬羽

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ダイゼン 夏羽  

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シロチドリ 成鳥♀

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シロチドリ 成鳥♀

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トウネン、メダイチドリ

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コチドリ 幼鳥

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コアジサシ(夏羽、冬羽、幼鳥)

嘴の黄色の夏羽、嘴が黒く頭部も白っぽく冬羽へ移行中、  背や翼が灰褐色の幼鳥

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後方の2羽が幼鳥

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YouTube: コアジサシ/千葉(2011.08.06)

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ミヤコドリ

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セグロカモメ

[確認した鳥]

カワウ、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、セグロカモメ、ウミネコ、コアジサシ、オオソリハシシギ、キョウジョシギ、オバシギ、キアシシギ、シロチドリ、トウネン、ミユビシギ、ダイゼン、メダイチドリ、コチドリ、ミヤコドリ、ハクセキレイ、セッカ、メジロ、ムクドリなど