小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

11/20(日)千葉・東京湾奥部(その2)

2011-11-21 | 野鳥 千葉探鳥地

千葉・東京湾奥部の続きでです。シギチ以外の鳥について紹介します。

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スズガモ♂(手前)

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スズガモ♀

2002年頃までは沖合に10万羽のスズガモが居たそうですが、昨今では、餌となるアサリやホトトギスガイの減少のせいか2010年は4万羽だそうです。

周囲に分散しているのでしょうか。個体数の減少もあるのでしょうか。

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スズガモの群れの中に居ました!

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ビロードキンクロ

この個体、嘴が黄色なので♂タイプですね。

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コクガン ここ数年、毎年数日間滞在しているようです。

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YouTube: 千葉・コクガン(2011.11.20)

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はるか遠方ですが、ハジロカイツブリ

その他、ヒドリガモ、オオバンも沖合に多数浮かんでいました。

 

[確認した鳥]

カワウ、ダイサギ、アオサギ、トビ、コクガン、スズガモ、ヒドリガモ、オオバン、ビロードキンクロ、ハジロカイツブリ、セグロカモメ、ウミネコ、ユリカモメ、ダイシャクシギ、ハマシギ、シロチドリ、ミユビシギ、ダイゼン、コチドリ、ミヤコドリ、ハクセキレイ、モズ、ジョウビタキ、タヒバリ、ホオジロ、メジロ、シジュウカラ、スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラスなど


11/20(日)千葉・東京湾奥部

2011-11-21 | 野鳥 千葉探鳥地

夜まで大雨でしたが、思い切って出掛けました。 

秋の渡りも終わり、冬鳥や越冬シギを確認したいと思います。

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朝7:00到着。昨晩の大雨もすっかり落ち着き静かな干潟でした。

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最初に目に付いたのはミヤコドリでした。

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YouTube: 千葉・ミヤコドリ(2011.11.20)

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干潟全体に分散していたため正確な数は確認できませんでしたが、150羽近くいたと思います。

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ミユビシギ 冬羽が真っ白でキレイですね。

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シロチドリ♂ (前頭と過眼線が黒い)

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シロチドリ♀

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ハマシギの群れ

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ダイゼン

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ダイシャクシギ

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YouTube: 千葉・ダイシャクシギ(2011.11.20)

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去年と同じ個体でしょうか。


11/13(日)神奈川・相模原(その3)

2011-11-19 | 野鳥 神奈川探鳥地

その他のカモ達を紹介します。

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オナガガモ♂

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おっとっと!

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オナガガモ♀

(オナガガモ♀の識別ポイント)

①嘴は黒色

②他のカモに比べて長めの尾羽

③全体が褐色で黒褐色の斑、淡色の羽縁とコントラストがハッキリして見える

 

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キンクロハジロ♂

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キンクロハジロ♀

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YouTube: 神奈川・相模原/キンクロハジロ(2011.11.13)

 

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コガモ♂

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コガモ♀

(コガモ♀の識別ポイント)

①嘴は黒色でわずかに基部がわずかに黄色/白色

②尾羽に沿うような白線

③翼境は緑色

 

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ヒドリガモ♂

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ハシビロガモ(サブエクリプス)

ハシビロガモ♂成鳥のみの特徴ですが、エクリプスから換羽を終えても「繁殖羽になりかけ」段階状態になります。上記の写真のように完全な繁殖羽の一つ前段階(状態)をサブ・エクリプスと呼びます。 ハシビロガモが完全繁殖羽になるのは遅く、12月を過ぎて冬~早春になりやっと綺麗な羽衣になります。

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カモ科ではなく、クイナ科なのですがオオバンです。

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YouTube: 神奈川・相模原/オオバン(2011.11.13)

 

この貯水池は頑丈な柵に囲まれ、横浜市(水道局)により管理されています。そのおかげでカモ達も安心して滞在することができますが、できることなら「浮き州」などを設置して、水性生物やオシドリが戻ってきてくれることを願います。

まずはこの貯水池の恒久保存と隣接している公園と一体として考え、生物に優しい自然環境を維持していただきたいと思います。

 

[確認した鳥]

カワウ、アオサギ、オオバン、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、コガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、キジバト、モズ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワセミ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、ムクドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 


11/13(日)神奈川・相模原(その2)

2011-11-19 | 野鳥 神奈川探鳥地

この日、ヨシガモも15~16羽とたくさん確認できました。

また、比較的至近距離で、じっくりヨシガモも見ることができるのもこの池の特徴です。

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ヨシガモ♂

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肩羽や背中にまだ茶褐色の羽が残っています。

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YouTube: 神奈川・相模原/ヨシガモ(2011.11.13)

 

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ヨシガモ♀

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ヨシガモ♀

(ヨシガモ♀の識別ポイント)

①嘴は黒色

②足は黒色

③過眼線が無い

④頭部は♂タイプと形状が似ている(後頭の羽がわずかに長い)

⑤三列風切が♂タイプと似ているのも特徴といえる

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ヨシガモ♂ (幼鳥 or エクリプス)

全体的に黒く、肩羽と脇腹に粗い波状斑、成鳥♂の特徴である長い三列風切が不明確であるため、幼鳥の可能性が高いと判断しています。


11/13(日)神奈川・相模原

2011-11-19 | 野鳥 神奈川探鳥地

冬が近づくこの時期、比較的カモ類を見やすい場所「相模原貯水池」へ久しぶりに行ってみました。

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オシドリを楽しみにしていましたが、到着してすぐに景観の違いに気付きました。

 

観察ポイント周辺のフロート(オイルフェンス)が全て撤去されていました。池にオシドリがいないか探しましたが見あたりませんでした。恐らく警戒心の強いオシドリは身を隠す場所が無いため、この池での越冬を諦めたのではないでしょうか。

下記に2009.11、当時の様子を紹介しておきます。

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YouTube: 神奈川/オシドリ(2009.11.29)

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フェンスには少し背の高い草が生えていましたが、これだけでオシドリは安心できたのでしょうね。 水質改善のためにも「浮き洲」のようなものを設けていただけないでしょうか・・・

 

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この日、合計20羽ほどのオカヨシガモがいましたが、これまで一度にこんな数のオカヨシガモを見たのは初めてだったと思います。

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オカヨシガモ♂

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オカヨシガモのペア

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オカヨシガモ♀

(オカヨシガモ♀の識別ポイント)

①嘴はオレンジ色が目立ち、比較的大きい

②また嘴には黒い斑点が不規則にある

③次列風切翼境が白い

 

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マガモ♀ オカヨシガモ♀と似ているので紹介しておきます。

(マガモ♀の識別ポイント)

①嘴はオレンジ色が目立ち、上嘴に黒が多く入っている。比較的大きい

②頭頂と過眼線は黒褐色

③尾羽が白い

④翼境は青紫色

⑤そして、三列風切が大きいのが特徴

 

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カルガモ

嘴の先端は見えていませんが、下記の様な特徴を踏まえカルガモと分かります。

①過眼線が「黒い線」(正確には2本の黒い線)

②背・翼・腹の色が濃い