日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

波の演技に5年間

2008-10-28 | 覚え書き(メイン)

本校のミュージカル「光る海(仮名)」も公演が近づき

全校練習が始まっている

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教務主任だから全校練習を仕切らなければならないのだが

初めての学校だから台本とにらめっこで苦労している

1週間の全体練習が長いこと長いこと

 

児童は1年生から波の役を演じる

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立ったままで肩を組み

「3の波」「4の波」「8の波」 といった波を演じ分けていく

 

2・3年生になると縦波に昇格する

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スクワットをするような動きで

これもいくつかの波を演じ分ける

 

3年間の下積みを経て

4・5年生は客に一番近い横波を演じる

P1010225

さすがに波一筋5年のキャリアで

見事なチームワークである

 

そうして波を演じ続け6年生になって

ようやく人間の役がもらえる

転勤してきた職員が口々に言う

「どこの劇団だ」

「歌舞伎の世界かい」

それほど力の入った舞台

今週末が初日で千秋楽だ

コメント (3)
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