日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

女郎蜘蛛(ジョロウグモ)

2007-11-15 | 昆虫

ジョロウグモはやたらとよく見かける蜘蛛の一つだが

立冬を迎えめっきり見かけることも少なくなった

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プールの軒下に久しぶりにジョロウグモを発見

未婚のメスのようなので

「いかず後家蜘蛛」と命名した (^_^;)

 

いかず後家と断じたのは

普通のメスならこの時期

産卵した後に死んでいると思われるからだ

そしてメスだと分かったわけは

ジョロウグモの雌雄が大きく異なる姿をしているからだ

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これは9月頃、他の家庭の新婚風景

上の小さな奴がオスの女郎蜘蛛である

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これも上がオス、下がメス

もうオナカに卵がいるみたいだ

一匹のメスの周りに複数のオスがいる風景も

けっこう見かけた

Dsc07815

栄養をつけたいお母さんがイトトンボを食している

この辺の写真も9月末頃だ

 

そうしてみると

一枚目の「いかず後家蜘蛛」

エサもままならないこの季節に

運命のオスと巡り合って遺伝子を残せるか・・・

無理っぽいが

それほど焦った様子もなく巣の中央に鎮座していた

コメント
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